君といつか笑顔でたどり着けますように
2022.05.28 AMEFURASSHI 2nd Tour〈Drop Tour 2022〉ツアーファイナルである神田スクエアホール公演に参戦してきました。
これは1部・2部共に見てきた長文感想、ライブレポnoteです。
セットリスト
1部
00. BAD GIRL-Maozon REMIX -
01. ARTIFICIAL GIRL
02. DROP DROP
03. BAD GIRL
04. Lucky Number
05. Blue
06. Drama
07. SENSITIVE
08. MICHI
09. DISCO-TRAIN
10. UNDER THE RAIN
11. MOI
MC
12. Rain Makers!!
13. メタモルフォーズ
14. ハイ・カラー・ラッシュ
15.フロムレター
16. Over the rainbow
17. Staring at You
<アンコール>
EN1. グロウアップ・マイ・ハート
EN2. 雑踏の中で
MC
EN3. 明後日の方向へ走れ
2部
00. BAD GIRL-Maozon REMIX -
01. ARTIFICIAL GIRL
02. DROP DROP
03. BAD GIRL
04. Lucky Number
05. Blue
06. Drama
07. SENSITIVE
08. MICHI
09. DISCO-TRAIN
10. MOI
SE:Interlude-街角の楽団-
11. 雑踏の中で
12. Over the rainbow
13. フロムレター
14.ハイ・カラー・ラッシュ
15. Rain Makers!!
16. グロウアップ・マイ・ハート
17. メタモルフォーズ
18. Staring at You
<アンコール>
EN1. STATEMENT
EN2. UNDER THE RAIN
MC
<Wアンコール>
EN3. DISCO-TRAIN
ライブレポ
座席は両部とも4列目下手側。
女限エリア最高ですありがとうございます。
1部
私は今回のツアーまだ一度もライブに行けておらず、今回が完全初見だった。セトリもレポもTwitterで見かけたけどサラッとしか読んでおらず、事前情報はほぼなし。
そんな状況で何がくるかと思ってたら、最初に流れてきたのは『BAD GIRL-Maozon REMIX -』。アルバム曲を待機してたから驚いたけど、元々このリミックス音源大好きなのでめちゃくちゃアガった。
登場SEにピッタリなオシャレさとカッコよさで、これから始まるライブの方向性を示すというかステージの空気が作り変えられていくのを感じた。
ステージ後方には大きな柱のようなLEDディスプレイがあって、曲ごとに変化する映像がライブをさらに映えさせていて良かった。
そして1曲目、アルバムと同じ『ARTIFICIAL GIRL』から始まったらアツいなと思っていたらまさに『ARTIFICIAL GIRL』から始まったのでキター!とテンションがさらに上がる。
この日は夕方から超ときめき♡宣伝部のライブもあったため、スタプラDDでアメフラ→とき宣と現場を回す人も多かった。
つまり普段のワンマン以上に"AMEFURASSHIに詳しくないオタク"が多い中で、1曲目に『ARTIFICIAL GIRL』という選択は(アルバムの曲順ということを抜きにしても)「全員が等しく初見のリアクションで見れる」という点でとても良い選曲だったと感じた。
『ARTIFICIAL GIRL』の冒頭は小島はなちゃんのソロパートから。
それがカッコいいのなんのって!
上手側から下手側に流れていくはなちゃん、イケメン過ぎて「うわ、今のジャニーズかと思った」と錯覚するレベルだった。誇張ではなく。「私がジャニオタだったらキャアキャア声出てたやつだ」と思ったのを覚えてる。歩いてるだけ、それだけの動きがあまりに様になっていてカッコ良かった。
間奏で愛来もムーンウォークしてたのカッコ良かったし、メンバーそれぞれ見せ場があって良かった。
ソロパートはキメキメだけど、サビでは一緒に踊れる振り付けでメンバーの笑顔が見れた。
サビの「ARTIFICIAL GIRL」の歌詞で両腕を上げて筋肉ポーズするのも分かりやすく楽しかった。……いや、ほんと筋肉ポーズだと思ってたんですよね。内心「マッチョ!」って思いながら両腕上げてて。
だから後のMCで「サビの動きはGirlの"G"だよ、ゴリラじゃないよ!」と言われたときはええええええ?!!となりました。笑
ゴリラかGirlかの前に"G"だったことに気づいてなかった、という。そうか真上にマッチョするんじゃなく、やや横に傾けるのか〜 (順応なオタク)
そしてよく考えたら「ARTIFICIAL GIRL」を連呼してる歌詞でマッチョポーズなわけないんだよなぁ。Girlの"G"、なるほどね〜、と一人で納得して笑ってた。
『ARTIFICIAL GIRL』のラストは音源だとフェードアウトしてく感じだったけどライブでは「パラララパッパッ」みたいな音で締められてて、その音がめちゃくちゃオシャレで可愛くて気持ち良かった。
え、パラララパッパッで終わるverの『ARTIFICIAL GIRL』の音源ほしいんですけど???ください!
2曲目『DROP DROP』が始まった瞬間に「セトリ=アルバムの曲順」が確定したようなものだったからもうそれだけで興奮。内心ガッツポーズ。
アルバム聴いてても、明るい『ARTIFICIAL GIRL』から少しダークな雰囲気のある『DROP DROP』へ繋がるのがとても気持ち良くて好きだったんだけど、それをライブでも感じられて最高だった。
『ARTIFICIAL GIRL』では笑顔で客席に向かって筋肉ポーズ(まだ言う)をしてたけど、『DROP DROP』では終始キメ顔だったのもまた真逆な感じで良かった。
キメ顔愛来さん、彫刻かと思うような圧倒的な美しさで堪らん……。
はなちゃんのキメ顔も見る度に「イケメンがいる……」と息を呑んでた。
2人ともビジュアルが良すぎた。
バチバチに強くてクールな『DROP DROR』から静かながら興奮を掻き立てる『BAD GIRL』というセトリが大好きなオタクなので、アルバムのこの曲順も当たり前に最高だったし、さらに『BAD GIRL』か『Lucky Number』『Blue』の曲順もゆったり気持ちよくなる並びで最高。これがチルいってやつか~となった。
『Lucky Number』の歌い出し、もえちん(鈴木萌花)の歌声が響くところ大好きなんですけど、今日もバッチリ歌にハマってて気持ち良くて最高。そこからの愛来パートでさらに気持ちよさマシマシに。
『Blue』では、後ろのLEDディスプレイは青を中心にピンクが混じるような映像になっていて、「想像の世界」「脳内宇宙」という歌詞も含めて『ミクロコスモス・マクロコスモス』に近しい世界観を感じた。
『Drama』は最初に「dance in the Drama」がスクリーンにババーン!と出てくるところがパフォーマンスと映像がバチッと噛み合っててめちゃくちゃ気持ち良かった。
振り付けでゆづ(市川優月)がメンバーの背中に肘をつく振り付けがあるんだけど、それがなんか癖になるというか独特な振り付けで面白い振り付け好き〜と思った。
『Drama』のイントロだったと思うんだけど、愛来のダンスがカッコいいシーンがあった。
元から愛来のダンスはカッコいいんだけど、そこからまた一段存在感を増した感じがあって、パンチを食らったような衝撃だった。
そんなのますます好きになるじゃん!
もえちんパート「Hey…運命的な出会いも~」でもえちんが静止している愛来に指差すのだけど、そのとき愛来がチョケた顔してもえちんを笑わせてたのがイタズラっ子な感じで可愛かった。
ダンスとのギャップが堪らんすぎるのよ。
はなちゃんのオチサビ「Yeah 見せてあげる私のdrama」は音源と違う歌い方をしていたように感じた。ファルセットにしてたかな?
音源の歌い方も好きだったしライブでの違う歌い方もワクワクした。このままの歌い方でいくのかしばらく試行錯誤するのか?今後が楽しみ。
この『Drama』のオチサビだけじゃなく、『Blue』もそうだし『DISCO-TRAIN』もそうだけど、はなちゃん最近良いパート増えてる気がする。
「あっ、今のはなちゃんパート良い!カッコいい!」と思う瞬間が多々あって幸せ。
『MICHI』のアドリブ台詞パート、名前名乗るかと予想してたけど予想ハズレ。正解は、
愛来「今日は来てくれて」
ゆづ「ありがとうー!」
はな「この後もまだまだ」
萌花「楽しんでいこー!」
こんな感じだったと思う。
ここまでほぼ"魅せる""カッコいい"パフォーマンスに特化してたから、4人の元気な声が聞けて"可愛い""元気"なセリフパートが良い緩急になってて楽しさ倍増だった。
そういえばアルバムブロックは手持ちマイクではなくヘッドセットマイクだったので、『DISCO-TRAIN』のサビが両手での振り付けになっていて新鮮だった。
とっさのことに対応できずフリコピでわたわたしてしまったけども、そんなことすらライブの中では楽しい思い出だ。
ヘッドセットマイクといえば思い出すのは2020年夏のライブで、6月の配信ライブ(『メタモルフォーズ』初披露)でも8月の日テレらんらんホールでのライブ(コロナ禍になってから初めてのライブ)でもヘッドセットマイクに挑戦していたことを思い出す。
その2つのライブではうまく声がマイクに乗らないトラブルがあって、そんな中でも臨機応変に対応する姿があった。
それ以降、ヘッドセットマイクでライブをすることは何度もあったし、同時にダンスを磨いた時期でもあった。
そして今日、マイクトラブル一切なく、キメッキメでバチッバチのパフォーマンスを発揮するメンバーは本当にカッコよくて、この2年で重ねてきた経験の集大成だと感じた。
『UNDER THE RAIN』はもえちんの歌声の存在感が素晴らしかった。"ミュージカル女優・鈴木萌花"だと思った。
歌い出しもそうだし、終盤にもそう思わせるシーンがあった。
ただ歌がうまい、声量がある、というだけでなく、そこに乗せる感情や絶妙なニュアンスが抜群に良く、ミュージカルを見ているような感覚になった。
『MOI』はみんな楽しそうで可愛かったな~。
ここまで(良い意味で)張り詰めた空気の中でパフォーマンスをしていた分、開放感に溢れてた。
愛来が笑ったり困り顔だったりと表情をコロコロ変えるのをずっと見てた。
フリコピは練習不足だったのでしどろもどろになりながらフリコピをした。
あっという間の100秒だった。
アルバム曲を全て披露し終えて、ようやくMC。
「『ライブに来て! 』とたくさんの人が宣伝、拡散してくれて嬉しかった、ありがとうございます」「スタッフさんもたくさん宣伝ツイートしてくれたね」「書いてある言葉も熱かったよね」という話。
「こうしてたくさんの人が来てくださって嬉しいし、今日来れなかった方もDMやコメントで『応援してるよ』『頑張って』とメッセージをくださって、そのおかげで私たちはここに立てています」
それから「セットリストの順番、気づいた?」「アルバムの曲順でセトリにしてみました」という話。「気づいたって人はたくさんアルバム聴いてくれたんですね、ありがとう」「気づかなかった~って人も大丈夫です、帰りにアルバムを聴いてもらえれば、今日のライブをの余韻に浸れるから」
ライブに来れた人と来れなかった人、アルバムを聴いてる人と聴いてない人、そのどちらにも分け隔てなく感謝や配慮をするはなちゃんのコメント力に「おお、すごいな……」と唸った。
しかもそれが押し付けがましくないというか、あまりに自然とサラッと言うところもすごい。
その場のノリで話してるんじゃなく、ちゃんと一つ一つの言葉を考えて選んで話しているのが伝わってきて、その心配りにグッときた。
そこからさらに、「「Drama』の横移動パートでみんなが推しと同じポーズしてくれてるのも嬉しかった」とはなちゃんが話を展開しようとしたところで、他メンバーから「あれ?」「ちょっと待って?」と物言いが入った。
「『Drama』の横移動パートは目線あっち(下手側上空)にして客席の方は見ないって先生に言われたよね?」「今後のライブやリリイベでは客席チラッと見てもいいけど、ツアーはちゃんとしよう、目線揃えようって」「私だって見たいのに、先生との約束だから我慢したのに!」「はなは先生との約束守らないでお客さんの方見たんだね」
と次々に非難の声が上がる。(大体ゆづ、時々愛来の発言、もえちんは雰囲気)
あちゃ〜って顔して目が泳いでるはなちゃん可愛かった。
「(客席の)みんなの圧が強くて見えちゃったんだよね」と弁明してたけどメンバーは納得してなさげだった。笑
それから今日初披露だった『ARTIFICIAL GIRL』の話。
「ライブで人気出そうな曲だなと思った」「細かい振付が多くて、歌いながら踊るのが大変だった」「サビはみんなで踊れる振り付けになってるから真似してほしい」「(サビの振り付けは)"GIRL"の"G"だよ、ゴリラじゃないよ」とのこと。
さっき『ARTIFICIAL GIRL』のレポにも書いたけどマッチョポーズだと思ってたから"GIRL"の"G"か~!って目から鱗が落ちて愉快だった。
そして「ライブはまだまだ続きますよ」と、MCパートが終わって後半1曲目は『Rain Makers!!』から。
アルバムの楽曲が「スタイリッシュなカッコよさ」だとするならば、この曲は「ロックなカッコよさ」。激しく、力強く、爆発力のあるパフォーマンスで、前半とはまた違ったAMEFURASSHIのカッコよさが光っていた。
この曲ではメンバーがペンライトの色を自分の担当カラーに光らせて振るのだけど、愛来は最初に赤を付けた後すぐに青に変わっちゃってて、しかも変わったことに気づかないまましばらく踊ってた。笑
それだけ踊ったり客席に目を向けたりという部分に集中してたんだろうけど、ずっと「気づいて、気づいて~笑」と念じながら見てました笑
結局気づいたのは1番のサビで4人が中央に集まってからだった。
その後の間奏で隙を見てカチカチ変えてたんだけど、なかなか赤に直せなくて手間取ってたのも愉快で可愛くてニヤニヤしちゃった。
あと『Rain Makers!!』の1番のサビ、全員ユニゾンでの「汚れを知らない小さな勇気~」のときにゆづが下手側のお客さんひとりひとりを見つめながら歌っていて、レス魔なゆづらしくて良いなぁとグッときた。
続けて、愛来・もえちん・ゆづの3人で『ハイ・カラー・ラッシュ』をパフォーマンス。
この『Rain Makers!!』→『ハイ・カラー・ラッシュ』のセトリもバチバチにアガるカッコよさで好きだった。
デスボイスで猛獣と化してるゆづはもちろん、愛来ももえちんも目がギラギラしててゾクゾクした。
続いて、愛来とはなちゃんが入れ替わって『フロムレター』。
私は『フロムレター』だけペンライトを青く変えるオタクなんだけど、今日は3人が白いペンライトを振ってたのでそれに倣って白にした。はなちゃんのオチサビだけは青で。
サビパートでふともえちんを見たら、すごくリラックスした雰囲気で手を左右に振っていたのが「あ、なんかいいなぁ」って思った。肩の力が抜けた感じが見るからに分かったし、表情も柔らかくて、『フロムレター』の雰囲気や歌詞にぴったりだった。
『Over the rainbow』の愛来のオチサビをじっと見ていたら胸にこみ上げてくる感情があって、それが決壊して泣いてしまったのはオチサビの後、全員のユニゾンで「消せない痛みも全部~」のときだった。
具体的に何がつらかったとか悲しかったとかいうことじゃないんだけど、ラストのこのメッセージが今までで一番「自分に向けられた言葉だ」と感じられて、この「どんな場所へも引き連れて行こう」「大丈夫さ」の言葉を心から信じられる4人だって思えた。
そして最後の愛来のハミングを聴きながら、「そういえば以前愛来もこの曲を歌いながら泣いてたな」と思い出した。
2020年末、「アメフラっシ大感謝祭2020」3部公演で披露された13曲ノンストップライブの『Over the rainbow』。
上手側で歌う愛来を下手側から見ていたのもあの時と同じだった。
重なる景色、けれどあの日から何倍にも成長した姿がそこにあって、涙も嬉し涙に変わった。
そして本編ラストは『Staring at You』。
曲前の振りコピ講座で、はなちゃんが「オー、オッオッオー」と言いながら3ピース(普通のピースに親指も立てたもの)を下から上に掲げる動きをするのだけど、それを真似するゆづが3ピースを裏返して”ギャルピース”にしてて笑った。さすが、ギャルが似合う。
はなちゃん、ゆづ、もえちんが規定の振りコピ講座をした後、愛来のみアドリブでやらなくてはいけないこのコーナー。何がくるかと思ってたんだけど……
愛来「ガオガオ、ガオガオ、ウーー、ファイヤー!」
(アメフラポーズ×2→一旦引っ込めて→カメハメ派)
突拍子もない動きにめちゃくちゃ笑った。
メンバーは「なにそれ?!」とツッコミの嵐。ゆづは呆れてたな。
オタクがちゃんと愛来の動きをみんなで真似してたら、ゆづに「みんななんでやるの!?」とすら言ってた。
愛来は笑い転げてた。
あまりに愉快で可愛い光景だったから、『Over the rainbow』で泣いてた涙も引っ込んじゃった。
振りコピ講座終わりにステージ中央にメンバーが集まっていよいよ曲が始まるぞというタイミングでゆづが「自分でもよく分からないことやるのやめな!?」と叫んで、愛来はやっぱり笑ってた。
これだけ場の空気を(いい意味で)崩してたところから、曲が始まるとちゃんと締まったパフォーマンスする姿には毎回のことながら感心する。笑
サビのフリコピとか、指差しの振り付けとか、3ピースで星をつくる振り付けとか、今のAMEFURASSHIで一番一体感と多幸感を感じられる曲だなぁと改めて思った。
レスがもらえるとかじゃないんだけど(稀にもらえるけど)、「心が繋がってる」感じがして幸せ〜〜って心がポカポカあたたまる感じがする。
本当に幸せだったなぁ。
本編が終わって、アンコールは『グロウアップ・マイ・ハート』から。
出てきたメンバーが「"ときめき"足りてますか?」「私たちもみなさんに"ときめき"を届けます!」的な煽りを言い出して笑っちゃった。直前のリリイベ挨拶でもとき宣を意識した発言してたけど、さすがにライブで言うとは思ってなかったから。笑
こういう楽しい煽り、アメフラは上手いよなぁと改めて思った。
一度『Staring at You』で落ち着いたところだったから、『グロウアップ・マイ・ハート』の爆発力はめちゃくちゃ効いた。
サビではアメフラポーズで腕を振り上げる振り付け、拳を突き上げる振り付けがあるけど、たとえば『MOI』とか『MICHI』とかもフリコピ曲だけど、そういった最近のオシャレ曲のフリコピよりも、『グロウアップ・マイ・ハート』のフリコピには"コール"に近い滾るような熱量があった。
『グロウアップ・マイ・ハート』の間奏かどこかだったと思うけど、愛来がギャルピしてたのが可愛かった。カッコいい曲とのギャップが良すぎる。
『雑踏の中で』は4人体制になって初めての曲で、神田明神ホールで初披露の曲。
同じ神田の会場、神田スクエアホールで、アンコールに披露することに何の意図もないとは思えないわけで。
あの頃とは歌もダンスもビジュアルも内面も見違える程成長して、きっとあの頃とは違う景色を今見てる4人は、どんな気持ちでこの曲をパフォーマンスしてるのかなって思いながら見ていた。
アンコール2曲を終えて、メンバーそれぞれから挨拶。
よくある2部制公演の挨拶って「まだ2部も残ってるからね」って1部はサラッとした感じで話すことが多いと思うんだけど、今回の挨拶は2部公演の挨拶かと思うくらいみんなの真剣な気持ちが伝わる挨拶だった。
以下挨拶覚え書き。
もっといろいろ言ってたと思うけど思い出せないのでごめん。
市川優月 挨拶
今までも成長したねって言ってもらえてたけど、今回のツアーが一番「短い期間で成長したな」って自分で思えたツアーでした。
そうやって自分に自信を持てるようになったのは、支えてくれてるみなさんのおかげです。
ツアーは終わるけどAMEFURASSHIは続きます。
これからも応援してほしいし、「応援したい」と思ってもらえるようなライブに今日のライブがなってたら嬉しいです。
小島はな 挨拶
たくさんの方が宣伝してくれて、「アメフラ良いよ」「アメフラ見に来て」と拡散してくれたり、リア友連れてきてくれたりとかして、みなさんに支えてもらっていることがとても嬉しいです。
日々やってる中で「大丈夫かな、不安だな」って思うこともたくさんあるけど、こうしてステージに立って、ライブをやってみんなの顔を見ると、そんなのどうでもいいやって思えます。
またたくさんライブしたくなりました。
これからも応援してください!
鈴木萌花 挨拶
私たちには素敵なステージがあって衣装があって楽曲があって、ファンのみなさんにも、スタッフさんにも、先生たちにも、たくさんの人に支えてもらっています。
もっとたくさんの人にAMEFURASSHIを知ってもらいたいし、好きになってもらいたいし、もっと後ろまで埋め尽くしたい。
「今日きてくれた前から後ろの人まで全員、AMEFURASSHIを好きになってほしい」って思いながらライブをしていました。
(1部の挨拶では、もえちんの言葉が一番グッときた。本音がむき出しというか野望に燃えてる感じがあって、普段喋りが苦手で言葉数が少ないもえちんだからこそ、この言葉が上っ面の綺麗な言葉ではなく心の底から出てきた熱い気持ちなんだろうなって感じた。)
愛来 挨拶
今日はいろんな予定がある中、ここに来てくださってありがとうございます。
今日来て、みんなの後悔一つ減ったね?
「後悔させない」って私言ったもんね。
その言葉の通り、後悔させないパフォーマンスをしたつもりです。
いつも、何度も同じこと言っちゃってるかもだけど……。
私たちはファンのみなさんに恵まれ、スタッフさんに恵まれ、先生に恵まれ、楽曲に恵まれ、そしてメンバーに恵まれて(横のメンバーを見る)、こうしてステージに立つことができています。
それは当たり前だけど当たり前のことじゃないって思います。
これからも私たちは、どんなことがあっても自分たちの道を切り開いて進んでいきます。ついてきてください。
挨拶以上。
ラストは『明後日の方向へ走れ』。
『UNDER THE RAIN』や『Staring at You』といったエンディング曲が増えた中でラストに『明後日の方向へ走れ』をやる、その変わらない良さみたいなものを感じた。
あと愛来のペンライトがまた変わっちゃわないか気になりながら見てたんだけど、最後までちゃんと赤いままで良かった(?)。
『明後日の方向へ走れ』のどこだったかでもえちんも珍しくギャルピースしてた。前述の通りゆづ、愛来もギャルピースしてたから、誰か「ギャルピして」って書いたうちわ掲げてるのかも?と思った。
ペンライトを持ちながらのギャルピースだったからピースがうまくできてなくて「ギャルピースっていうかギャルペンラじゃん」とも思った。笑
挨拶の後だったか『明後日の方向へ走れ』の後だったか忘れたけど告知が2つ、「DropツアーTシャツの白verが受注販売されます」って話と「今テレビの密着カメラが付いています」という話。
ちょうどライブ前に「Dropツアーの白Tシャツ欲しい」ってツイートしてたから私信すぎて笑っちゃった。買います!(買いました)
密着カメラはリハの様子や舞台裏にも密着してるとのことで、ライブ中も前方に本格的なカメラが入ってたから「そういうことか~」となった。
ちなみに1部公演後の特典会でもメンバーがサインを書く様子がカメラに録られていて「おお~密着してる」と思って面白かった。
2部
2部公演は1部公演と違う部分だったり2部で気づいたこと中心に書きます。
『ARTIFICIAL GIRL』で最初に静止してるシーンではなちゃんが肩をはだけさせててそのセクシーさにドキッとした。
動き出したら肩は隠れたけど、それでも冒頭のはなちゃん無双はイケメンすぎて「こんなのもうジャニーズじゃん……」と惚れ惚れするカッコよさだった。
『Blue』はハートの振り付けが多くて意外だったなという印象が強くなった。
確かに恋を歌った曲なんだろうけど、直接的な歌詞が「シンプルに「君が好き」」の1箇所しかないしMVも恋愛ソングって雰囲気の映像ではなかったから、あえて振り付けでハートが多いことで音源やMVとは違う印象になるのが新鮮で良いなと思った。
『Drama』のもえちんのソロパート「Hey…運命的な出会いも~」で愛来を指さすところ、2部でも愛来のおふざけが見れた。
もえちんが愛来を指さしたら、その指食べようとする愛来。予想外のことに驚くもえちん。
いたずらっ子な愛来も可愛かったし、もえちんの驚いた顔も可愛かったから今後もこのパートは注目して見たいな。
『MICHI』のアドリブパートは、
愛来「あ%☆♪*○」
ゆづ「なんて言った?!」
はな「分かんない!」
萌花「ヘイ!」
愛来が気合入れて何かを叫ぶも、それを聞き取れなかったゆづはなが茶化してもえちんが規定通りの台詞で締める流れ。
たぶん「愛来です!」って言ってたと思うんだけど(言葉数的に5文字くらいだった)、力んだ言い方すぎてあの一瞬では「え、なんて?」ってなったのは仕方なかったと思う。笑
アルバム順セトリから『UNDER THE RAIN』を飛ばした時点で「絶対アンコール最後だ」という確信があった。予感ではなく、確信。
1部の終わりが『明後日の方向へ走れ』で変わらないことの良さを感じたからこそ、2部の終わりは最新のAMEFURASSHIを見せて終わるだろう、と。
2部は『MOI』の後MCを挟まず、『Interlude-街角の楽団-』のSEで区切りをつけて『雑踏の中で』『Over the rainbow』『フロムレター』の流れ。
この3曲のバラード編成があまりに良すぎて、どの曲も心に沁みて、もう気持ちはエンディングに向かってた。
このまま『フロムレター』で終わってもいいなと本気で感じた。(曲数的にも、愛来がいない状態で終わるわけないのも、分かってるんだけど)
そんなしっとりしてしまった私の気持ちを叩き起こすような『ハイ・カラー・ラッシュ』『Rain Makers!!』『グロウアップ・マイ・ハート』『メタモルフォーズ』は怒涛の激しいセトリ。
『Rain Makers!!』はサビの愛来の立ち位置がほぼ正面だったので、実質レスみたいなもんだった。沸いた。
さすがに『グロウアップ・マイ・ハート』までの3曲でかなり体力奪われてたから4曲目に『メタモルフォーズ』のイントロがかかってメンバーに「もう来ないと思ってたでしょ?」と煽られたときは「うげっ!」って苦笑いだった。笑
最後のジャンプはヘロヘロすぎてまともに飛べてなかった。笑
『Staring at You』前の振り付け講座。愛来のアドリブは
愛来「(右に駆け寄って)大好きー!(左に駆け寄って)大好きー!」(左右のメンバーに走り寄ってハグする)
でした。
「みんなはお互い触らないようにやってね!」と言われて苦笑しながら左右に手を広げるオタクたち。
やり終わったところで「これでみんな仲良くなったね!」と満足げな愛来。
『Staring at You』も『Rain Makers!!』同様愛来の立ち位置ほぼ正面だったのだけど、こちらは"実質レス"ではなくちゃんとした指差しレスをもらった、と思う。たぶんね。勘違いでもいい。興奮した。
アンコール1曲目は『STATEMENT』。
メンバーが入ってきて横一列に並んだ時点で「そうだよな、ここしかないよな」と思った。
『UNDER THE RAIN』は最新版の『STATEMENT』なので。
からの
だし
からの
なわけです。
『STATEMENT』で願ってた「明日」に『UNDER THE RAIN』で「君とならたどり着けそう」なんすよ……
もっと言えば、
とも重なってるわけですよ。
そもそも曲名からして『Over the rainbow』+『STATEMENT』だし。
そんなわけで、次にくる(と確信している)『UNDER THE RAIN』を念頭に置きながら『STATEMENT』を見てたらグッと込み上げてくるものがありすぎた。
もえちんのフェイクとか愛来の「このまま終わるもんか」とかいつもより胸に響く響く……。
でもこのときはまだ泣いてなかったんですよね。
せり上がってはきてたけど。まだ泣いてなかった。
そしたらさ、『UNDER THE RAIN』を歌いながら泣き始めるわけですよ。愛来が。推しメンが。
えーーーーそんなのズルいじゃん。
先に泣くなんてズルいじゃん。
そんなの一緒に泣くじゃん。
泣きながら歌ってるのに全然涙声じゃなくしっかり歌えてるのなんでなの。カッコよすぎるじゃん。
を涙ながらに歌われて笑顔で見れるわけなくないですか????号泣必至だろそんなの!!!!!
でも本当にいつか、愛来も私も笑顔でこのパートを迎えられたらいいなって、心からそう思ったよ。
『UNDER THE RAIN』の後、個別挨拶の前だったと思うけど、愛来が「『UNDER THE RAIN』の歌詞をそのままみんなに贈りたいと思うくらい、この歌詞に共感している」「みんなを笑顔にしたい、って歌詞があるけど、本当にそう思ってる」という話をしてくれた。
ツアーが始まる前、4月のリリイベの特典会で「新曲のタイトルが解禁されたけど、どの曲が好きとかある?」と聞いたことがあった。
そのとき愛来は「『UNDER THE RAIN』がすごく好きなの」と答えてくれた。
情報解禁前だったからそれ以上のことは話されなかったけど、「ツアーで聴けるの楽しみにしてるね」「うん、楽しみにしてて」というやり取りをした。
『UNDER THE RAIN』を歌いながら泣いていた愛来。
リリイベで「『UNDER THE RAIN』が好き」と話してくれた愛来。
さっきの涙やあの日の言葉はそういう意味だったんだな、とすべてが繋がって、その気持ちがいっそう伝わってきて、また泣いた。
そして1人ずつの挨拶。
市川優月 挨拶
ツアーを通して変わったし変わらなきゃと思った。
みんなにパフォーマンスがカッコいいと褒めてもらうんだけど、本当の私たちはおバカちゃんたちでドジをすることもよくある。
そんな私たちでも良いと言ってくれるあたたかいファンのみなさんがいるから、私たちはステージに立てています。
AMEFURASSHIはまだまだ続きます。
これからも応援してほしいです。
今日が初めましての人も、これで終わりではなくこれが始まりになってくれたらいいな。
AMEFURASSHIを好きになって、沼ってほしいな。
小島はな 挨拶
たくさん宣伝してくれたり、リア友を誘ってくれたり、みんなのおかげで私たちはこの景色を見ることができています。
私たちももちろん頑張ったけど、一番は皆さんのおかげなんです。
そして勇気を出して初めてAMEFURASSHIを見にきてくれてありがとう。
私は普段は普通だけど、AMEFURASSHIのライブをしているときはカッコよくなれるんです。
前だったら、友達に「ライブ見て」って言っていいのかなって思って言えなかったけど、今は自信を持って「見て!」と言えるようになりました。
それは皆さんにここまで見守ってもらったからです。
今まで、見守ってくださって本当に……
(メンバーからも客席からも笑いが起こる)
愛来「その言い方はちょっと……😅」
愛来「過去形になってるから!」
はな「いや、そういう意味じゃないから!」
愛来「続きがね、あるんだよね?笑」
えー、本日を持ちまして、小島はなは、AMEFURASSHIを……いやいや、辞めませんから!笑 居座り続けてやりますよ。
これからも、私たちのこと、見守っていてください。
鈴木萌花 挨拶
今日は来てくださってありがとうございます。
言葉がうまくまとまらない……。
愛来「わかる」
(言葉が出なくなる、堪えきれず泣く、ゆづが背中をさすりに行く)
(以下全部泣きながら絞り出した言葉)
つらくて落ち込んだとき、ファンの皆さんの優しい言葉に助けられてます。
そんな皆さんのためにも、もっと大きい会場でライブができるようになりたい、それが皆さんにできる恩返しだと思うから。
だからもっとAMEFURASSHIを知ってほしい。
もっとAMEFURASSHIを好きになってほしい。
そしたらみんなで幸せな気持ちがもっと大きくなると思うから。
(こんなに良い楽曲・良いライブなのに埋まらないことが悔しい、知ってもらえないことが悔しい、的なニュアンスだと感じた。悔しいという言葉は使ってなかったけど)
(もえちんがこんなに野心を秘めてる人なんだって知らなくて驚いたし今回の挨拶で一番グッときた)
(24日のリリイベでか細い声で「来て欲しい……」と言ってた、あの言葉と今日の挨拶が繋がって、あれも心からの本音だったんだなと思った)
愛来 挨拶
私たちはネガティブになりやすくて……なりやすいメンバーもいて。ポジティブなメンバーもいるけど(ゆづの方を見る)。
心と身体がついてこなくて落ち込んだりすることがあって、そんなとき真っ先に思い浮かべるのはファンの皆さんなんです。メンバーみんなきっとそう。
私たちはファンの皆さんのことをたくさん思ってるし、皆さんも何か落ち込んだりしたときは私たちのことを思い出して元気になってほしい。
こういうの、win-winっていうの?違う?笑
ごめんね、言葉数が足りなくて。
お互いを思い合って、支え合っていけたらいいなって……あー!大好きです!!!
つまり大好きですってことです!
言葉がまとまらない!
本当に皆さんのことが大好きなんです!
(愛来も泣く)
こんな頼りない年長組ですけど……、引っ張っていきたいって気持ちはすごくあるんです。
これからも私たちは上を向いて、私たちの道を切り開いていきます。
ついてきてください。
(愛来の挨拶終わりに)
はな「頼りない年長組ですけど……」
愛来「こら!なんか言った!」
はな「私たちもほら、騒がしい年少組だから」
愛来「💡!(閃いた顔)これがwin-winってこと!?」
ゆづ「今使い方覚えたの!?」
そのやり取りを見て(違うよ、それは『win-win』じゃなくて『お互い様』だよ)とは思ったけど、伝える術がないので微笑ましく見てました。
告知は個別挨拶の後だったかな。
1部でも発表されたDropツアーTシャツの白verの話、密着の話に加えて、新しいライブの告知。
後ろにある4面のLEDディスプレイに情報が出るのを立ち位置順に読み上げたんだけど、「6/24 白金高輪SELENE」が愛来の担当で、読み上げるときにマゴついてた。
「しろかね、たかなわ……せ、せれね?」
「愛来は裏で"はっきんこーりん"って読んだんですよ」
「ちょっと!言わなくていいじゃん!っていうかなんで私がここの読み上げ担当なの!!!😂」
もっと簡単な読み方のライブ会場にしろと嘆く愛来可愛かった(推し贔屓)。
秋ツアーはまだ詳細未定ということで、「どこ行けるか予想しよう?」「今のうち行きたいところリクエストしとこうよ!」と。
愛来は「福岡行きたい!」って言ってましたね。
マイク越しにスタッフブースへお願いして「直接は言いづらいけどマイク越しなら言える」と愛来。
あと沖縄行きたいって言い出したゆづが「ゆづはなは沖縄行ったことないんだよ!私たちの初沖縄、一緒に行きたくない?」と聞いたけど反応がイマイチだったのか「アレ?そうでもないみたい?😅」「みんな左右見て様子伺ってないでよ!」とオタクいじりしてて愉快だった。
「萌花は?」と問われて「東名阪」と答えるもえちん。
「いやそれはみんな分かってるのよ。今回も東名阪だったんだから。それ以外で行けたらいいな〜ってところを言ってるのよ」「でも予想でしょ?だから東名阪」
突然頑固さを発揮して譲らないもえちん、面白すぎた。笑
最後、ステージの舞台袖で4人並んで深々とお辞儀をして、退場。
その終わり方も、ラストの『UNDER THE RAIN』も、あまりに美しく綺麗な幕引きだったから、そこにWアンコールを挟む余地はないな、美しい終わり方だな、と思っていた。
だから規制退場のアナウンスの中でWアンコールを求めるクラップが起こったとき、正直「それは無粋じゃない?」と思った。
こんなにも綺麗な終わり方をしたのだから、このまま綺麗に終わらせてあげるべきでは?と。
Wアンコールを求めるのはオタクのエゴなのでは?と。
そしてしばらくの間、"綺麗に終わらせたくて終了アナウンスを流す運営vsWアンコールを通したくてクラップ加速するオタク"の攻防が続いて(という風に私は感じた、けど裏では運営はWアンコールに向けて準備をしてたからこれはあくまで私の感じ方の問題)、『DISCO-TRAIN』が始まったとき、素直に驚いた。
Wアンコール、本当にやるとは思ってなかった。
そうしていざWアンコールが始まってみたら、めちゃくちゃ楽しかった。
そりゃそうだ。
楽しくないわけがなかった。
アルバムセトリの中にあった『DISCO-TRAIN』は、続く『UNDER THE RAIN』(1部)または『MOI』(2部)に向かうエンディング一歩手前の役割で、それまでの流れを汲んで"魅せる"パフォーマンスだったように思う。
Wアンコールの『DISCO-TRAIN』は自然体で、開放感にあふれたメンバーの爽やかな笑顔が可愛くて楽しい『DISCO-TRAIN』だった。
キメキメなAMEFURASSHIはめちゃくちゃカッコいいが、そうじゃないAMEFURASSHIも可愛くて楽しい。
そのどちらもがAMEFURASSHIの顔であり魅力だということを、1公演2回披露された『DISCO-TRAIN』で楽しくフリコピしながら実感していた。
そして終盤、フリコピしつつ愛来を目で追っていたら、「騒げベイベー!」で愛来の指が私の脳天を突き刺してきた。思わず「グワー!!!」と仰け反った。
私も愛来に向かってペンライトを向けていたはずだけど、相打ちにはならず、私だけが一方的に死んだ。
愛来からのレスは、期待してない、あまりこないものだと思ってる、ので。突然来られるとびっくりして、わけわかんなくなる。
わけわかんなすぎて、生き返って、興奮して、テンションは最高潮だった。言われるがままに騒いだ、踊った。(当たり前だが一切声は出していない)
そんなこんなでめちゃくちゃはしゃいで終わった『DISCO-TRAIN』。
終わって早々、はなちゃんが「もうみんな、欲しがるんだから〜!」と茶化してきたのが良かった。笑った。
「Wアンコールありがとうございます!嬉しい!」
「最後の最後にこんな……嬉しい!」
「あると思ってなかったからびっくりした!」
「ほんと、びっくりしたけど嬉しい!」
口々にWアンコールを喜ぶメンバーを見て、改めてWアンコールがあって良かったなと思い直した。
「密着企画のインタビュー始まってたんだよ笑」
「そうそう、「ありがとうございました〜👋」ってカメラに話し始めてたら拍手が聞こえてきて、どんどん速くなってくから「え!?ヤバいヤバい!!」ってなった笑」
「皆さんがこうして私たちをもっと見たいと言ってくださるのが本当に嬉しいです。だからまたやってくださ……("トリプルアンコールか!?"という会場の雰囲気を察して)いや、今日はもうやらないですけど笑 また次のライブに来てください!」
「今日こうして私たちの『DISCO-TRAIN』に乗ったということで、この電車に乗ってどこまでもついてきてください」
「あ、この電車は途中下車できないので!」
「一度乗ったら降りられません」
「覚悟してね」
「あ、途中下車はダメだけど、途中乗車は大歓迎だからね!」
はなちゃんの『DISCO-TRAIN』に絡めた挨拶はさすが上手いなぁと思ったし、さらっと「覚悟してね」と言ってくる推しメン愛来がカッコよくてニッコリした。
「私たちはこれから差し入れ食べに行かなきゃいけないので〜」
「あ!そんなこと言ったら、ファンの皆さん『早く差し入れ食べにいって!』ってなっちゃうよ」
と終わりを名残惜しむオタクに対して早く帰りたそうなメンバー。笑
そんな対比に笑いながら、今度こそ、本当に終演だった。
おわりに
Wアンコールの『DISCO-TRAIN』が蛇足であった、という気持ちは今も変わってない。
『UNDER THE RAIN』で終わった方が綺麗な幕引きだったし、トータルパッケージとして完成されたものになったと思う。
けれど、この蛇足でありオタクのエゴが詰まったWアンコール、『DISCO-TRAIN』こそ「アイドル現場らしさ」だったな、とも思う。
綺麗な、完璧な、完成されたもの。
それは当然、美しいけれど。
そうではない部分。
未完成で、未熟で、成長途中なもの。
そこに光る煌めきに惹かれてしまうのは、アイドルオタクとして自然なことでしょう?
そして何より、メンバーが喜んでくれていたから。
それに尽きる。
だから、やるべきではないとはもう思っていないし、Wアンコールをしてくれたオタク、受けてくれた運営、パフォーマンスしてくれたメンバーみんなに対して、ありがとう。の気持ち。
良きライブを、ありがとう。
そしてまだまだ止まらない、アメフラトレインの旅に、覚悟しておきます。
余談 29日のリリイベの話
単なる自慢話なのでひっそり書いておきます。
ライブの翌日、渋谷でリリイベがあったのでライブの感想を伝えに行った。
🍊「2部の『UNDER THE RAIN』のとき、歌いながら泣いてたでしょう?」
愛来「あぁ、うん……(照れ笑い)」
🍊「それがなんかすごくグッときて、もらい泣きしちゃった」
愛来「本当?」
🍊「本当。前半のアルバムブロックはめちゃくちゃカッコよくて楽しかったけど、ラストは『UNDER THE RAIN』と、あと、挨拶もずっと感動して泣いてて。笑」
愛来「えーほんとに!笑」
🍊「でも、最後にWアンコールで『DISCO-TRAIN』をやってくれて、たまたまだと思うけど「騒げベイベー」をこっちの方にやってくれてて」
愛来「うん、やったよ!」
🍊「えっ。あ、本当に?」
愛来「うん、やったよ」
🍊「そのおかげで最後はめちゃくちゃ楽しく終われました」
愛来「良かった〜」
🍊「本当に最高でした。ありがとう〜」
愛来「こちらこそありがとう〜」
予想外の返答に、目ん玉飛び出るかと思った。
たまたま指差した先が私だったとか、私だとは気づかずにレスをしたとか、その可能性の方がよっぽど高いと思ってたから。
そんな偶然でも十分、嬉しいと思ってたから。
ちゃんと、そこに私がいることを分かって、覚えていてくれたこと。
めちゃくちゃ嬉しくて舞い上がった。
サポートするより私の推しを見てくれた方が嬉しい。 動画でもSNSでもフェスでもライブでも良いから、私の自慢の推しを見てくれたら嬉しい。 そして、私の推しをあなたも好きになってくれたら、もっと嬉しい。