20240920 カウンセリング記録 ~なにが「悲しいのか」に気付


・8/23(金)から9/20(金)までの約1ヶ月で、1日だけ休んでしまったが、それ以外は休まず働くことができた。
・一方で、週5日働くために、これまでの生活スタイルの変革を迫られていると感じている。これまでは23時ころに布団に入り、翌朝8時ごろに起床するという生活だったが、今は21時には布団に入っている。本当は5時、6時に起きられたらいいのだが、眠りが浅いこともあってか、なかなか起きられず、仕事と最低限子どものことを行うことで平日は終わってしまう感覚になっている。

・また、8月下旬に正社員登用についての具体的な基準のお話が合った。大きくは勤怠目標、成果目標、MG面談の3点だったが、勤怠目標とMG面談のハードルが高いと感じている。このまま正社員になれるかどうか、不安に感じている。一方で、「来期の正社員登用は無理かも」と不安を感じながら、その話があってから1時間も休まずに働けていること自体はポジティブかもしれない。
・勤怠目標、MG面談に不安を感じている要因として、「とはいえ、今やるべきことや、現在自分でできることはおおむね頑張れている」と感じているが、34歳という年齢、フルリモートという働き方を考えると、来年以降は転職などでの正社員への移行が特に難しくなってくるのではないかと感じているためかと思われる。
・現在、無理しすぎない範囲で頑張れていると自分で感じており、「いま」にフォーカスして、自分の健康と勤怠の安定を最優先に生活を送っている。これまでは将来が不安になると、資格取得の勉強をする、転職活動について調べるなど変化を起こそうとしていたが、今の自分には負荷が大きいことを自覚して、資格試験の申し込みを行っていない自分に気付いた。
・勤怠の安定のために、良い睡眠習慣、運動習慣の確立が最優先課題であることは自覚できているが、それ以上の行動に踏み出せないもどかしさや、35歳を超えた後に自分が仕事に就けるのか、自分の職歴や経歴から雇ってもらえるところはあるのか、不安に感じている。

・現在、「正社員として雇ってもらえるところはないのでは」と感じているが、対象の会社がかなり限定的であることに気付く。今の会社規模やネームバリュー、働いている人がリスペクトできるかなど、自分の中でハードルを上げている。視野を広げると、自分の経験が生かせる企業もあるのでは?現在は非常勤だが、正社員として雇ってくれる企業もあるのでは?と考えられる自分がいることに小気付く。

・不安の根源には、自分の会社の同年代に、優秀でリスペクトできるMGが多く、小中高で自分の周りにいた人たちが世界を股にかけて活躍していることもあり、「かつて周りにいた人たちと、学習という点で同じ水準で活動していた自分」が、34歳になって、その周りと差がついてしまった現状を「悲しい」と感じていることに気付く。小中高と、教師や周りの尊敬できる友人から「すごいね」「頭がいいね」と言われてきたのに、それを活かしきれず、働けるかどうか、家族を養えるかどうか、そんなことで悩んでいる自分に苦悩している。気付いた現在から頑張って追いつきたい気持ちもあるけれど、34歳になってしまった今、もう追いつけないのではないか、もうこの「悲しい」状態から抜け出せないのではないか、と感じていることが、不安の根源になっていることに気付く。
・どうしたらこの「悲しい」思いは払拭できるのか、今の自分には全く思いもつかないことも、苦悩を深くしているのだと思われる。

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