stand.fmサービスの急成長を支える。PdM兼データアナリストのシゴトとは?
今回は、stand.fmのPdM兼データアナリストのkazumaさんに、「どんなシゴトしてるの?」、「メガIT企業から、10名程のstand.fmの転職どう?」などお聞きしました。
日高 一馬 @hidakazuma PdM兼データアナリスト
デジタルガレージ アドテク領域にて機械学習やデータ基盤構築に従事。ソウゾウにて新規サービスの立ち上げ後、メルカリグループのデータ戦略、分析担当を経て現職。慶應義塾大学政策・メディア研究科修了
ボルダリング三段
自己紹介・これまでのキャリア
──こんにちは。kazumaさんの自己紹介をお願いします!
こんにちは。stand.fmでPdM兼データアナリストをしている日高一馬(@hidakazuma)です。
去年2020年夏頃からstand.fmで副業を始めて、2020年12月に正社員として入社しました。stand.fmではデータアナリストとしてデータ分析をしたり、stand.fmをユーザーの皆さまにあんしん・あんぜんに使ってもらえるように、いくつかのプロジェクトをマネジメントしています。
──これまでのキャリアを教えてください。
大学時代は情報系の学部にいて、修士ではデータを扱った研究をしていました。新卒でデジタルガレージにデータサイエンティストとして入社し、新規事業部で2年半程いました。その後2017年にメルカリの子会社であるソウゾウに転職しました。ソウゾウでは、teachaという新規事業のPdMをしていました。残念ながらサービスはクローズしてしまったのですが、その後メルカリに移り、会長直下で全社のデータ戦略を考えるチームでPdM兼データアナリストをしていました。そのチームではデータ基盤や分析に加え、データを活用した経営や事業戦略を考えるような仕事をしていて、絶賛急成長中のメルカリで非常に貴重な経験をしました。
急成長するチーム全体のスループットを上げていく
──stand.fmでのデータアナリストとしてのシゴトについて。
副業でstand.fmに携わっていた時は、データ分析という意味合いが強かったです。当時は、共同代表の河合さんがKPIやサービスの細かい数値を1人で管理されていました。その中で、テーマごとに見たい数値などが全てGithubのissueになっていて、それをもとに河合さんと話しながら、次の分析に取り掛かるような感じでした。また、社内の皆が分析した数値を簡単に見れるように、データを可視化するダッシュボードツール redash を導入し、綺麗なグラフをslackに毎日自動で投稿されるようにしました。
正社員として入社してからは、自分だけじゃなくて他の人も分析しやすいようにデータの整備をしていて、データマネジメントツールの dataform を導入しました。データの整備は例えば、毎日数回だけど1-2分掛かっている分析の作業が数秒で終わるようにしたり、「今この数値ぱっと出したい」みたいな時に誰でも出しやすいように整備したりしています。作業自体は地味ですが、事業・組織ともに成長中の会社では、チーム全体のスループットを高く保つことが大事なことだと考えていますね。
──PdMとしてのシゴトについて。
stand.fmをユーザーの皆さまにあんしん・あんぜんに使っていただけるように、様々な取り組みをしていて、悪質なコンテンツがないかサービスを監視できるよう、社内で使う管理画面機能の強化などを担当しています。直近ではstand.fmのコミュニティガイドラインを作成しました。今後より多くの方に楽しんでstand.fmを使っていただくため、あんしん・あんぜん強化に取り組んでいきます。
冷静、だけど燃えている、社内の雰囲気
──メガIT企業から、10名程のstand.fmの転職。どんな違いが一番印象的でしたか?
会社全体の雰囲気ですが、共同代表2人の経験値のおかげか、落ち着いていて変に浮足立っている感じがありません。みんな冷静で、かつ燃えている感じですね。そういった雰囲気が自分にとっては心地良いです。共同代表の2人のサービスを伸ばす経験やスキルがあるからこそだと思います。
また、働き方に関しては、これだけ少人数なので当たり前ですが、一言でいうとスピード感がありますね。自分が副業で始めた頃から、プロダクト周りは、共同代表の河合さんが全て見ていました。そのため、河合さんの意思決定がダイレクトにプロダクト開発のロードマップに反映されます。スタートアップだとこれも当たり前ですが、経営陣との距離が近いですね。
副業を始めた頃(2020年夏頃)の社員数は一桁だったのですが、現在(2021年3月)では30名弱になり、組織的にも急成長中です。フルリモート前提で入社される方もいて、全国から優秀な人が集まっています。
stand.fmで人との繋がりを感じられる優しい場所を作りたい
──副業からの正社員になるきっかけ
共同代表のあやたろうさんのnoteを読んで、「優しいインターネット、優しい場所を作りたい」というところに共感しました。自分でstand.fmアプリを使ってみて、ユーザー間の繋がりが深く気づくとヘビーユーザーとなっていました(笑) 副業で関わっている中で、このサービスをめっちゃ成長させたいという気持ちが沸々と出てきました。河合さんからのお話で、グローバルへの進出も着々と見据えておられて、メルカリというグローバルに挑戦している会社にいたからこそ、そういった面にも魅力を感じましたね。
僕がメルカリに入社した時はすでに社員数は500名以上で、それから3年間で数倍になる急成長の過程を直に体験していたからこそ、「大きく成長ができそうな会社に、もっと少人数の段階からジョインする機会があれば、挑戦したい」という気持ちもありました。
──今後、stand.fmでやりたいこと・大事にしたいこと
サービスを成長させることなら何でもやります。
データの分析結果でやるべきことは変わってくると思うのですが、普段データを分析している時、虫の目になりがちなんですよね。細かいところに目を向けて集中することも大事ですが、全体を俯瞰的に見て判断する、鳥の目の視点も大事です。プロダクト全体のイシューを見極めるため、その視点両方のバランスを常に意識して取り組んでいきたいです。
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過去エンジニア インタビュー記事 はこちら:
- Engineer interview Vol.1 ~ @matsumana エンジニア/SRE
- Engineer interview Vol.2 ~ エンジニア 三堀さん
- Engineer interview Vol.3 ~エンジニア 冨田 一喜~
- Engineer interview Vol.4 ~前田さん エンジニア~
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