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D2Cの重要性

皆さま、こんにちは。

消費者に直接商品を販売できるD2C、スマートフォンの急速な普及やコロナにより、一気に店からECへと変化しD2C事業に参入した企業も多いのではないでしょうか。今回は、そんなD2Cの重要性についてお話しします。

■D2Cを行う理由


外部のECモールは集客において絶大な効力を発揮しますが、より収益を高めるためには自社ECサイトによる事業展開が必要となります。このように自社ECサイトを運営する会社が多くなることにより、ECサイトを構築できるサービスの拡充や利便性の向上も、D2Cビジネスを高めているのではないでしょうか。

企業がD2Cを行う理由は大きく分けて2つあるように感じています。
①収益性が高い
②顧客データの収集

それぞれ見ていきましょう。

・収益性が高い

ECモールの手数料は10%近くに設定されていることがあります。
また、手数料以外にモール内でのポイント・キャンペーン原資としてさらに費用が発生したりセールに参加したりと収益はどんどん下がります。
D2Cは、消費者へ直接商品をお届けできるので手数料を抑えることができるのです。

また、原価や送料を抑えて収益を上げる方法もあります。
弊社にて販売を行なっているスキンケアでお話しをします。
スキンケア商品には欠かすことのできない容器やポンプは、近年材料費の高騰で単価が上昇しています。

しかし、発注数を増やすことにより単価を抑えることができます。多く発注した容器・ポンプは次回発注時に使用します。発注量を増やすのは容器類だけで、中身を多く発注する訳ではないので在庫リスクを減らせますし、費用の絶対額を抑えることができます。以下の図をご覧いただくとイメージしやすいかと思います。

さらに商品の大きさにより送料は大きく変わってきます。
パッケージをメール便対応可能な容器に変更することで費用を抑えることもできるのです。パッケージ変更に費用が発生しますが、長期的に考えると収益は高くなります。ここでもう一つ図をご覧ください。

送料を抑えて収益を上げる、パッケージを変更してメール便対応など、
原価・送料を抑えることで販売本数を増やすことなくここまで利益を上げることができるのです。

・顧客データの収集

D2CではECサイトを通じて消費者へ直接商品を販売します。消費者と直接接点を持つことで、今まで収集できなかった顧客データを獲得できるのです。

自社のECサイトを訪れたユーザーがどのような商品に興味を持っているのか、どのくらいの商品がカートに入ったままになっているのか、決済を完了した割合など、さまざまなデータを収集できます。
データを参照してユーザーの購入行動を妨げている問題箇所を発見し、ECサイトを改善していくことによって、さらに顧客満足度や売上を高めることが可能です。

■ECサイトで必要な施策

・メールマガジン

ブランドの商品を購入してくれた方に、直接情報を届けられるのがメールマガジンの魅力です。

メールマガジン配信で集客率を高めるためには、
・配信内容の質を高めること
・配信頻度を意識すること
などに注力しましょう。

読者が不快に思わない頻度で、心をつかむ内容を意識することがおすすめです。商品の情報をお届けし続けるのではなく、ブランドに共感を持ってもらえるような情報をお届けしましょう。


さらに、カゴに入れたけれど購入に至っていない方へ向けて、思い出してもらって購入に繋げる事も効果的です。

・リピートしてもらうための「サブスクリプション」

最近は、定期的に商品が自動で届く「サブスクリプション」を利用する販売形態が増えています。
一度契約すると解約するまで購入し続けてもらえるため、売上を安定させることがでます。商品を愛用してくれている顧客がリピーターになってもらえるので、効率的に販売をすることができます。

安定的な売り上げを達成するまでには時間がかかりますが、目標に到達できる顧客数を確保しリピーターを増やして安定的な売上をつくるためには、中長期的な視点で計画を立てる必要があります。

■□□─────────────────────────────────────────────株式会社スタビライザーはWebマーケティングの会社です。
インハウス出身社員が多く、
過去の自分たちが自信を持って発注出来る会社を目指しています。

コンサルティングからWebサイト制作、集客まで一貫して対応可能です。
自社で化粧品を製造しECで販売しています。

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