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【頂きはどこにある?】読書の話


少し、お久しぶりの投稿になりました。
2024年、最初のnoteです。


本年もマイペースですが
定期的にアップしていきますので、
遅ればせながらどうぞよろしく
お願いいたします。


さて先月のことになりますが、
ある勉強会に参加するために
山梨県まで行ってきました。


それはいつも弊社がお世話になっている
人材育成のコンサルタントの方が主催する
「人材育成をする人」のための勉強会で、
他の経営者の方々と一緒に
学ばせていただきました。


世の中には「自分は上手くいっていない」
と思っている人が多くいらっしゃるかと
思いますが、物事をどう捉えているかが
「上手くいっている」「上手くいっていない」
に大いに影響を与えると思います。


たとえば、大雨が降っているとき、
「なんだよ雨なんか降りやがって!」
と思ったり叫んだりしても、
"大雨" という状況は何も変わりません。


天候に限らず、
自分を取り巻く状況や環境というのは、
本人の捉え方次第なのです。


つまり「上手くいっていない」と
感じている人ほど、まずは物の見方を
変えることが大切です。
脳科学や心理学などに基づいた
基礎的な知識を身に着けた上で、
目の前で困っている人の物の見方を
変えるサポートがいかにできるか?
そういったことを学ぶ勉強会でした。


一旦、目の前の人がどういう状況に
おかれているのかをしっかり聴いて、
きちんと把握する。
どこまで聴く能力を上げられるか?
これもポイントだと教えてもらいました。


半日ほどの勉強会でしたが、
非常に有意義な時間でした。


そこでお土産、
というわけではないのですが、
コンサルタントの方から、
こんな本をいただきましたので、
ご紹介したいと思います。

谷間に住む不幸な若者。彼は、まだ見ぬ世界をもとめて必死で山の頂きへと登り、そこで不思議な老人に出会う。老人が教えてくれたのは、「山と谷の対処法」―仕事と人生における山と谷を自分の思いどおりに操るスキルに満ちた哲学だった!

扶桑社HPより


この本の著者は、
日本でもベストセラーになった
「チーズはどこへ消えた?」を書いた、
スペンサー・ジョンソンという
アメリカの医学者・心理学者。


谷間に住む不幸な若者が、
「山と谷の対処法」を知る老人に出会い、
交流の中で成長していく物語です。


「人生山あり谷あり」とは
昔からよく言われる言葉ですが、
 山=ポジティブな状況
 谷=ネガティブな状況
とすると、大なり小なり誰しも、
どちらも経験しますよね。


誰だって、「谷」に行きたい、
「谷」に居続けたい、とは
あまり思わないと思いますが、
「谷」にいる時には、
ずっとこのまま続くような気がして
気持ちが沈んでしまいます。


一方で、「山」にいる時には、
「もっともっと!」と追い求めて
調子に乗ってしまうこともあります。


しかし本来、
山と谷は繋がっているもの
です。


ですからそもそも人生において、
山があるなら谷があるのもまた、
考えてみれば至極当然のこと。
普通のことなのです。


しかし、きっと多くの人は
「山」にいるときには
「できるだけここにいたい」と考え、
「谷」にいるときには
「早く抜け出したい」と考えると思います。


ネタバレを望まないので
詳細に書くことはできませんが、
 「山」もしくは「谷」にいるときに大切なこと
 「山」もしくは「谷」にいるときの過ごし方
などを詳細に教えてくれます。
これが本書でいうところの
「山と谷の対処法」です。


最後は老人の、
「この話が役に立つと思ったら
ほかの人たちにも伝えてほしい
という言葉で終わります。


そういうわけで、
僕は素直にこの言葉を受け取り、
ブログにしたためたのです(笑)。


2時間もあれば読めてしまう、
とても読みやすい本ですので、
ぜひ読んでみてください。
おもしろかったので、
僕ももう一度読もうと思います。





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