クリエイティブに「AI」と「多様性」が重要なキーワードになっているのは"これからクリエイティブコンテンツの需要が爆増する"からっていうのもありそう
今回のタイトルにもありますが、みなさんこれからクリエイティブコンテンツの需要が爆増するの、知っていましたか?
Adobe MAX Japan 2023やセミナー等でAdobeさんが声を大にして何度も言っていること
めちゃくちゃAdobeさんが大々的に言っているのです。これからクリエイティブコンテンツの需要が爆増するって。
しかも毎回いろんな場所で。
たとえばtech insiderさんのAdobe MAX 2023の記事のこれ。
クリエイティブコンテンツに対する需要は、過去2年で2倍に急増。
さらに今後2年で、5倍まで増えると予想。
今後2年で現状の5倍ですよ???
よりリッチで、パーソナライズされたコンテンツへの要求を満たすために、クリエイターの仕事は増えていく。プロとしては、とにかく効率を上げなければいけない。
…とのこと。
それでAIを上手く活用していく必要があることを伝えていらっしゃいます。
サイバーエージェントさんの対応状況
そんな中、メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業、投資育成事業を主とする日本のIT企業のサイバーエージェントさんがわかりやすい動きをしました。
この記事によると2023年、サイバーエージェントさんは30人以上いた今までのディレクターをゼロにしたとのこと。
ネットの記事等をみてみるとこのような状況のようです。
ここだけみるとAIによってリストラ始まってるんじゃん!?みたいな見え方になっちゃってますが実情は違うみたい。
とのこと。
時系列がよくわかりませんが、どうやら求められる職業が変わったということみたいです。
結果、広告クリエーティブをする役割を担う人は差し引き増えたみたいな感じのようです。
実感値で仕事は増えているし変容し始めている
前に「生成AIはクリエイターを減らすどころか爆誕させまくってるし、そもそもAIがあるからこそ仕事の全体量が増えまくっている事実について考える」という記事を出しました。
そこでこんなふうなことを書いてます。
もう始まっているんだな〜と思います。
クリエイターの再定義もさらに進みそう。
パーソナル化が必要になった大量のクリエイティブコンテンツを裁くために、組織は徐々にフラット化+少数精鋭化+多様化していく
そう、たぶんこれからの組織はAIの活躍により徐々に「フラット」になり、「少数精鋭」になり、その上「多様化」がだいじになってくるんだと思います。
今まではそんなに量も必要なく、リーダーと同質の視点・能力を持った人同士で、同じようなことを同じクオリティ・同じレベル感でひとつのものをじっくり作っていました。
マイノリティに向けてのコンテンツは必要なかった(いや、必要なくはなかったけど作ってはなかった)ので多様性は必要なかったのです。リーダーのコピーがたくさんいるほうが都合が良かった。
しかしAdobeさんが声を大にしているように、これからは異なる視点や能力の人間とAIでパーソナル化のために5倍になったコンテンツをどんどん捌く必要がでてくるのです。
男性向け、女性向け。それだけじゃない。
たとえば40代女性としたって、子どもを持つ母親だったり、シングルマザーだったり、キャリアウーマンだったり、パートタイマーだったり、起業家だったり、逆に学び直しで学生になっているかもしれません。
パーソナルに解像度を上げていくと、いろんな人がそこにいます。
AIを活用してクリエイティブの回転速度を上げ各個人にあてていくためにも、様々なバックグラウンドを持つ人間がクリエイティブに携わる必要があるため多様化が必要なのです。
スキルと考え方をどんどんアップデートしていかなきゃいけない時代に
このようにこれからの時代は、単に良さげなクリエイティブを生産するだけでなくそれをパーソナルごとに向けてどのように魅力的に伝えるかも重要になってきます。
AIとともに進化するクリエイティブの世界で、私たちはクリエイターとしてただの参加者であるだけではなく、やっぱり主導権を握る存在でありたい。
そのためには今までにない方法で自分たちのスキルを磨き、常に次のステップを考える必要があるのかなと思います。
…大変だけどね、がんばらなきゃですね。
マシュマロやっています💡
多様性のこの時代、人の数だけ意見があり、答えもひとつじゃないと思ってます。
みなさんの最新技術やクリエイティブに対する想いを募集中です。
気軽にメッセージをお寄せください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?