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個人事業主になってみての変化3選

こんにちは、すずきです。
個人事業主になってはや半年が経とうとしています。あっという間すぎて恐ろしい限りです。
今回は、公務員から個人事業主(オンラインアシスタント、キャリアコンサルタント)になって約半年が経過する中で直面した変化のうち、大きいもの3つについて書きたいと思います。

①ITツールとのお付き合いが不可欠になった

フルリモートでお仕事をしていることもあってか、ITツールを使う場面がとても多いです(チャットツール、オンライン会議ツール、タスク管理ツール、プロジェクト管理ツール…等)。特にオンラインアシスタントのお仕事でそれを顕著に感じています。

もともと、ITやシステムといったものが非常に苦手だった私は、各種ツールを使用する必要性に直面し愕然としていました。フルリモートで働くにあたってのITリテラシーの重要性を理解できていなかったというのが反省点です…。今も、初回ログイン時などは緊張して変な汗をかいています。

私の場合、これまで仕事上でITツールを使う場面があまりなかったからこそ感じている戸惑いであり、普段から使用している方は特に問題ないかと思います。
ただ、個人事業主の場合、クライアントさんによって使用するツールが本当に様々で、関わるクライアントさんが多くなればなるほど色々な種類のツールを使う必要も出てきますので、このあたりがお得意な方はとても強みになるはずです。

いまだ、各種ツールを使いこなせているとは言えませんが、「このツール使うとこんなに管理が楽になる…!すごい…!」という感動体験を繰り返し経験してきたことで、ITへの抵抗感は少しは薄れてきたように思います。

②積極的な行動を求められる場面が増えた

ただ黙って待っているだけでは自分の存在にも気づいてもらえず、「自分という人間が何ができるか?何がやりたいのか?」を周囲に伝えていくなど、自分から行動する必要性の大きさを日々痛感しています。

このことは、個人事業主になる前から情報としては知っていたものの、実際に個人事業主として半年やってみた経験を通して、強く体感として理解したという感じがあります。
自分のことを人に伝えるのは苦手、SNSも苦手だった私にとって、これを乗り越えることはとても難しく、個人事業主になってからも一番悩んでいるポイントです。

半年体感してみて感じているのは以下の2つです。

・「気になるお仕事の募集にはとにかく手を挙げる」ことに慣れる
自分の意思や強みを伝えていくことへの抵抗感は、慣れによって薄れていく部分が大きいと感じました。また、応募の経験を重ねることで、「どんなことを伝えるとお仕事が頂きやすくなるか」が見えてきます。

・手を挙げた結果うまくいかずとも、手を挙げることに意外と意味がある
お仕事に応募してもお断りされたり、お客様が来なくて心が折れそうになることもやっぱりあります。一方で、その案件はだめでも他の案件のお声がけを頂けることがあったり、いったんだめだというお話になっても時間をおいて再度案件の依頼があったりなど、「自分がその仕事をやりたいと思っている」ことをとりあえず人に伝えておくことで、なにかしら次につながることが結構あります。

③仕事のプレッシャーの種類が変化した

短時間で正確に行わなくてはいけない仕事、自分が先陣きって取り組まなくてはいけない事業への対応など、組織にいた時も、仕事にプレッシャーを感じてきた場面はたくさんあったと思います。
ですが、その感じるプレッシャーの質が、個人事業主になって少し変わってきました。

組織として、部署として、担当者としてという立場において仕事をしていた時よりも、「私」というものがダイレクトに見られているというプレッシャーを感じます。「自分という人間」が行う仕事に、どれだけの価値があるのか、ということを強く意識させられるというのでしょうか。
そのプレッシャーに苦しむ場面は多々ありつつも、それが研鑽につながっている部分もあって、悪いものではないような気がしています。

個人事業主と一口にいっても、お仕事の内容や前職の経験などによって、感じるギャップは様々だと思います。

今回お話した変化は、公務員からフルリモートの個人事業主という、比較的振り幅の大きいキャリア選択をしたがゆえのものかもしれませんが、少しでも参考になることがあれば嬉しいです。お読みいただきありがとうございました。

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