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#004 ユーザーインタビュー成功の秘訣は”信頼の構築”+α?

ファームノートでUXデザイナー1年生をやっているアキヤマ ウテです。
いわゆるUX系のリサーチに着手していこうと考えています。

実は僕、前職では営業をやっていまして、質問を通してコトを前に進めることはよくやっていました。そんな僕が、この本を読んで感じたことを共有していきます。

ユーザーインタビューとは?

ざっくり言うと、ユーザーのところに出向いて、問答を通して学びや気付き(インサイト)を引き出すリサーチ手法をいうそうです。

エンジニアやデザイナーは「ユーザーのニーズはこれだー!」と仮設を立てて製品やサービスを出しますが、ユーザーは意外と課題に感じていなかったりします。(= ニーズではない)これを検証するためにも使われているそうです。

ラポール(信頼)の構築が成功の鍵

かなり有効なリサーチ手法として注目を集めているユーザーインタビュー。
成功の鍵は…

「ラポールは、優れたインタビューを生み出す」(Portigal, 2013 安藤訳, 2017, p.43)

と本の中では書かれていました。

すなわち、信頼関係を構築することで、ユーザーインタビューが成功し、製品やサービスによいインサイトが得られるという。

ラポールの構築をするには?

相手の話を傾聴することが大事だと記されていましたが、思うに、日本においてはここらへんも大事かなと感じてます。

・TPOをわきまえた服装
・挨拶
・ハキハキとした喋り方
・事前に約束していたことがある場合は、それを忘れないこと

プラスで共感・論理が大事では?

僕がここで感じたのは、ラポールの構築だけでユーザーインタビューは本当にうまくのかということ。

古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、「人を動かすには、信頼と共感と論理が鍵になる」とおっしゃっていたそうです。
僕も営業時代はそれらを特に意識していました。

とすると、共感と論理も大事になってくるということになります。
僕の解釈だと、これらのバランスもポイントになってくると思います。

考えるに、相手の話に対して「あー、そうなんですね。」や「○○ということは△△ということですね。」と言い換えたりするというのが、共感だと思ってます。

また、論理構成に無理のある質問の流れも、ちょっと悲しいなと考えてます。例えば、こんな感じ。

質問者:「今朝は何食べました?」
回答者:「パンです。」
質問者:「ところで、趣味は何ですか?」
回答者:「あ…、サッカーです。(え、いきなり??)」

聞きたいことだけ、チェックリストを埋めるかの如く、質問する感じです。
となると、いわゆる一定のトークスクリプトとロープレも必要そうです。

というわけで、信頼 + 共感 + 論理を味方につけて、素晴らしいインサイトを見つけにいきたいと思ってます!


偉そうに書いてしまいましたが、実はまだに第2章までしか読んでません。笑
読みすすめていったら、またnoteで学びを共有しますので、ご期待ください!

ではでは!

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