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28/n シン・初級の目立て チェンソー、ソーチェーン(チェンソー用チェーン)、目立ての正しい理解

ソーチェーンサービスジャパン(略: SSJ)です。

SSJは当事業体の宣伝も兼ねて、タイトルの記事をシリーズ化してnote上に公開することにしました。本記事の内容はXアカウントのhttps://twitter.com/SSJP2023 固定ツイートで先行公開していますが、noteで公開する内容は、Xアカウントで公開中の資料 「4D Sawchain Study」の「 V.1.25」以降の内容となります。

序章: 読まなくてもOK!「初級の目立て」を考える

 何を以てして区分けするかは?ですが、初級も中級も上級も、目指すことは「切れ味が落ちたソーチェーン(チェンソー)を復活させる(程度はさておき)」であることは間違いないと思うのと、そうなると、目立てをする相手が同じ「ソーチェーン」であるので、初級も中級も上級もやることは一緒です。後はどれだけ1つのカッターに対して精度良く、更に複数のカッターの仕上がりを左右含めて揃えるか、ということが中級以降の話になります。
 力を掛ける方向の割合はどうだとか、どの部分の名称が何だとか、どの部分の数値がどうだとか、こんなコツや治具、機械があるというのは説明含めて極力そぎ落とし、当ブログでは「初級~上級まで共通の事柄を知っている=初級」とします(普段はSSJもメーカー公開情報以上のことをなんだかんだと説明していますが、「ゆってぃ」や「小島よしお」の魅力に改めて気付いた次第です)。尚、ソーチェーンはソーチェーンである前に「刃物の1つ」であるので、切れ味が落ちた刃物に対して研ぎ切れていないと切れ味は戻りません。また、バタフライエフェクトみたいですが、目立ての際に意識してるかしていないかを問わず、何かを変えたり、何かが変わったりすれば、算数の式と一緒ですので使った時の結果が必ず変わります。

本章: シン・初級の目立て

 概要を手っ取り早く掴む為に、まずは何も考えずに見れる"丸ヤスリ"での目立ての様子の動画を見つけてきました(この動画の動き以外で、動画以降で説明されていないことはやらなくてOKです)。

上から見た時と横から見た時の図。

角度を示しているようであったり、進行方向を示すような矢印が見えますが、これ以上は何も考えてはいけません。

丸ヤスリの「円の直径」のどこをカッターに当てるかを示した図です。

20%=1/5、1/4は25%(フェイルセーフ?)ですが、これも余計なことを考えてはいけません。20%が19%であったり、25%が26%であっても、仕事として測量士や、建築物の設計図を描いているような方がキチンと計測しない限り正確な数値は分かりませんし、数値を意識して行っても身体の動きが必ず付いてくるわけではありません。

赤点線の間の数値=0.64mm

目立ての際には図の数値をオーバーするより、誤差は有ってもオーバーしないようにすることをお勧めします(最悪一生残る体の傷や怪我を負うことになります)。つまり、0.64mm以下でも使う本人が良ければそれで良いわけです。とりあえず0.64mmに数値的に一番近く、尚且つ0.64mm以下の数値で、家庭にある一番身近なものでいえばシャーペンの芯(0.5mm)になるでしょうか。

初級でも結構難しいな…と思った方へ

 この記事を読んでいる時点で初級は完了です。これからが覚える、実践する、考える、調べる、説明できるようにすると、中級や上級へとステップアップするチャンスです。どうしても不安であればチェンソーでの作業を含めて誰かに頼むことも1つの手です。人間誰しも目立てに関わらず、知らないことは知らないですし、分からないことは分かりません。覚えられないことは覚えられませんし、できないことはできません。収まるところがあるとも言えます。SSJの事業やブログは、様々な立場や状況の方に少しでも役に立てれば良いと思っています。

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