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未経験からITエンジニアへ!資格を持って経験を積むことで納得感が生まれ、自信に繋がる。

コロナ禍で急激に進んだITやDXを支える産業構造の変化により、人材不足が加速していることや、働く個人のキャリア観の変化などから、「リスキリング」という言葉をいたるところで耳にするようになりました。

リスキリングとは、新しい職業に就くため、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する・させることです。
近年では、特にデジタル化と同時に生まれる新しい職業や、仕事の進め方が大幅に変わるであろう職業につくためのスキル習得を指すことが増えています。

リスキリングとは ―DX時代の人材戦略と世界の潮流― 
リクルートワークス研究所 人事研究センター長/主幹研究員 石原直子

この記事では、派遣で働きながら多数の資格取得に取り組み、スキルアップやキャリアチェンジを叶えた当社エンジニア、早川さんを紹介します。
資格を取得しようと思ったきっかけや、仕事とプライベートを両立しながら勉強するコツを聞きました。


前職はコールセンター。職業訓練校で学び、未経験からIT業界にチャレンジ

スタッフサービス・エンジニアリング エンジニア社員
早川 諒亮(はやかわ りょうすけ) さん

スタッフサービスに入社する前は、コールセンターで働いていました。主な仕事内容は、ユーザーから届くWindowsやOfficeに関する問合せに対してチャットでサポートをすること。業務を続けていくうちに、少しずつWindowsの使い方に詳しくなり、IT業界を目指すようになりました。

前職を退職してからは、半年間職業訓練校でWebプログラミングを学びました。プログラミングをできることがITエンジニアというイメージが強かったんです。学んだことが生かせるような仕事に就けるといいなと思い、2020年1月にスタッフサービス・エンジニアリングに入社しました。現在は、通信システム会社でシステムテストや制御アプリ開発の仕事をしています。


派遣で働きながら資格取得。実務とのつながりでスキルアップを実感

「思っていたものと違う」 もやもやが資格取得のきっかけに

半年間、職業訓練校でWebプログラミングを学んだ後、スタッフサービス・エンジニアリングに入社。「ITエンジニアになりたい」と意気込んでいましたが、初めに紹介された就業先での業務はイメージしていた内容とは少し違いました。

任せられたのはシステムの運用保守業務。システムユーザーからの問い合わせの対応や障害発生時の調査が主な仕事でした。以前に働いていたコールセンターでの経験は活かせても、学んでいたプログラムを書く仕事ではない。
「思っていたものと違うな」と感じながら働いてみると「何を言っているんだろう」とむしろ専門用語に苦しむことばかり。ITを学んだ気になっていたけれど、自分のレベルが期待値に届いていないのではないかと焦りを覚えました。まずは基本の知識を身に着けたい、そんな思いで”基本情報処理技術者”の勉強をし、資格を取得したのが始まりです。

思い返すと、当時は資格も実務経験もなかったので、「思っていた業務と違う」と感じていながらも、「他の仕事をしたい」と自分から発信する自信がなかった。そんなもやもやした気持ちも、自分の糧になったのかもしれません。


実務にあった資格を選ぶのが取得のコツ

今では10個の資格を取得し、以前に比べると自信をもって業務に取り組めていますが、それはその時々の実務にあった資格を学ぶ機会が多かったからだと思っています。

”ITパスポート”や”情報セキュリティマネジメント”は、”基本情報処理技術者”の資格が取れた今の実力だったら取れるだろうと思い、「ついでに取っておくか」くらいの気持ちで受験。
“C言語プログラミング能力認定”や”Python3 エンジニア認定データ分析試験”の資格は、今携わっている制御アプリ開発の業務に取り組みながら取得しました。その方が頭に入りやすいし、自分の力になっている感覚をつかみやすい。転職するにしても、今の仕事を続けていくにしても、目に見えるわかりやすい実績を持っていることで、自信に繋がるんです。


ゴールから逆算。すきま時間×習慣化で勉強時間を確保

資格を取ろうという気持ちになったら、とりあえず試験に申し込んでゴールを決めるようにしています。

学習をする際は、テキストを買うこともありますが、Web上にある模擬問題や過去問題を活用することが多いです。試験問題の形式もわかるし、類似問題が出題されることもあるので、効率よく学習を進めることができます。
 
勉強時間は習慣の中に組み込んでしまうのが自分には合っていました。通勤時に電車に乗ったらテキストを開くとか、ベッドに入る前にスマートフォンで勉強サイトを見るとか、時間は決めず行動と紐づけてしまうんです。どうしても間に合わないときは直前の一週間は詰め込んで勉強することもありましたが、すきま時間に高い頻度で学ぶほうが、自分には合っていると感じています。


派遣だからこそ選べる。多様な経験から「得意」と「好き」を探し、極めていきたい

派遣で働くメリットは、色々な現場で働けること、つまり、複数のスキルや幅広い知識を身につけられるということだと思います。まだやりたいことがしっかり決まっているわけではないので、今の私にはこの働き方があっているなと感じています。今後は自分の得意なことや好きなことが見えてきたら突き詰めるのもいいかなと思います。得意なことを探すには、多様な就業先がある派遣という働き方は魅力的です。

資格はわかりやすい実績のひとつだと思っているので、取得すると自己肯定感が上がります。実務経験を積むこともスキルアップの近道ですが、スキルを体系的に身につけるためには、資格取得はいい方法だと感じています。資格を持つことで、仕事にも納得感が生まれ、未経験からチャレンジしている私の自信になるんです。自分自身の価値を高めるために、今後もスキルアップをしていきたいと思います。


希望のキャリアチェンジを叶えるスタッフサービス・エンジニアリングの仕組み

スタッフサービス・エンジニアリングには、エンジニア未経験からエンジニアへの第一歩を踏み出す方が多くいます。未経験からのチャレンジは誰でも不安。そんな方たちの支えになるよう、当社ではオリジナルの「キャリアサポートシステム」を導入しています。(※キャリアサポートシステムは常用型派遣のエンジニア社員が対象です)

半期単位で業務目標を設定し成長を可視化する「目標設定シート」や、目指す未来のキャリアへのステップを描く「Will-Can-Mustシート」をもとに、就業先でのOJTでエンジニアとしての必要なスキルを身につけていくことができます。また、250種類以上の資格取得支援や、約400のEラーニング講座等、スキルアップやキャリアチェンジを目指す方へのスキルアップコンテンツも豊富。キャリアカウンセラーと相談し、今の自分と未来の自分を照らし合わせながら相談をすることも可能です。

ぜひチャレンジの最初の一歩として、考えてみてください!


\お読みいただき、ありがとうございました!/

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