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なぜnoteをやるの?
とは聞かれていないけど、書いておきます。
きっかけは外科医仲間に紹介されたことです。
私自身は物ぐさで社会性や情報に疎いので、自分ではこれらに参入することはなかなかなかったでしょう。
外科医、特にバリエーションの多い形成、再建外科医が手術手技を勉強する方法は主に、①上司や仲間など身近な人から直接学ぶ、②教科書やネット、③他の施設に行くか、他の施設の先生にきてもらう、の3つがあります。①
「そんなところにも、ガンができるの?」
と聞かれるけれど、そうなのです。
私は頭頸部再建外科医で、主な治療対象は頭頸部癌です。頭頸部は、頭と頸(首)の部分と書きますが、顔も含めて首から上全部のことです。
一般にガンと呼ばれるものには、上皮性がんや肉腫も含まれるており、それこそどこにでもできます。でも、よくできるのは上皮性の癌で、主に粘膜や皮膚にできます。舌癌や喉頭癌は比較的多く、著名な方が罹患したというニュースもあります。それ以