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学力よりも「チャーム」を身につけて欲しい

これまでもこれからも、社会で活躍し幸せに生きるために必要なのは「人としての魅力(チャーム)」です。いくら勉強ができてもそれだけでは不十分なのです。子どものチャームはどのように育てればよいのでしょうか。

はじめに

こんにちは!「コーチのコーチャン」ことスタスタCEOの鈴木孝一です。

東工大院卒、ITベンチャーと一部上場企業を経て教育ベンチャー2社経営、趣味で器械体操やプレミアムテキーラのインストラクター、・・・。誰かが敷いたレールには従わない人生を毎日楽しんでいます。

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これまでもこれからも、社会で活躍し幸せに生きるために必要なのは「人としての魅力(チャーム)」です。いくら勉強ができてもそれだけでは不十分なのです。子どものチャームはどのように育てればよいのでしょうか。

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人としての魅力(チャーム)の重要性

書籍「シン・ニホン」の中で著者もこのように述べています。

人間社会で成功するかどうか(中略)のかなりの部分が運、根気、勘、そしてその人の魅力、すなわちチャーム(charm)だ。

これは大人であれば多くの方が体感しているはずです。どれだけ仕事の能力が高くても、人に嫌われてしまうタイプの人は社会では活躍できないということを。チャームがなければ、人間として愛され、人から信頼を得、成功することは難しいのです。

この人間社会の暗黙のルールにいち早く気づく子もいれば、社会に出てから気づく子、社会に出てもいつまで経っても気づけない子もいます。「自分の方が能力が高いのにどうしてアイツだけ!」と。

頭の良さ以上に大切なことの1つですが、残念ながら学校の教科書には「チャームの重要性」「チャームの伸ばし方」は出てこないので、家庭で子どもに伝えていく必要があります。

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チャームの正体とは?

では一体「人としての魅力」はどこからくるのでしょうか?どんな人に私達はチャームを感じるのでしょうか。書籍の中では下記のように述べられています。

◆人としての魅力はどこからくるか
・明るさ、前向きさ
・心の強さ
・信じられる人であること、人を傷つけたり騙したりしないこと
・包容力、愛の深さ、心の優しさ
・その人らしさ、真正さ、独自性
・エネルギー、生命力
・リスクをとって前に進める提案力、実行力・推進力
・建設的な発言
・協力し合う、助け合う人柄、耳を傾ける力
・ユーモア、茶目っ気
・素敵な裏表のない笑顔

どのように感じましたか?おそらくこれらを持つ人と会いそのチャームを感じた方は、とても納得のいく内容かと思います。

しかし人は自分で経験したことを重視する性質があるので、人生経験の少ない子どもたちにこれを伝えても、理解してもらうのは難しいでしょう。

ですので、まずは「子ども自身がチャームを感じる人」「みんなに人気のある人」について分析し、なぜ魅力を感じるのかというのを子どもと一緒に言語化するのが大切です。

例えば、女子ゴルフの渋野日向子プロ。海外のファンをも虜にするスマイルシンデレラ。笑顔を見るだけで幸せな気分になってしまうのは大人だけではないはずです。「渋野選手はどうしてあんなに人気があるんだろうね」とお子様と一緒に分析してみるのはいかがでしょうか?

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魅力的でない人の特徴

あるいはチャームを感じる要素を逆転させ、魅力的でない人の特徴とすることで理解が進むかもしれません。さっきの一覧を逆にしてみました。

◆魅力的でない人の特徴
・暗く、後ろ向き
・心が弱い
・嘘つき、人を傷つけ騙す
・器が小さい、愛がない、心が貧しい
・自分がない、偽物、人の真似をする
・元気がなく、不健康
・挑戦せず、自分から行動しない
・批判的な発言
・自己中心的、人を助けない、人の話を聞かない
・堅物、真面目過ぎる
・裏表がある、仏頂面

あまり仲良くしたいとは思えない特徴ですよね。誰か特定の人物が頭に思い浮かんだ方もいるかと思いますが「人の振り見て我が振り直せ」です。私自身も「子どもに言う前に自分も直さなければ」と反省しています。

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私はチャームの重要性に気づくのが遅かった

実は私はチャームの重要性に気づくのが遅く、大学3年生くらいにようやく意識するようになりました。「人にどう思われようが関係ない」「自分がやるべきことをやってれば問題ない」と思い込んでいたのです。
(気付いたのが遅かったせいか、今でも直っていない部分があるのは内緒です…)

しかしあるときふと気づいたのです。「笑顔は得だ」と。どういうキッカケだったのか今では覚えていませんが、確かにそう思ったのです。

そこから私は笑顔の練習を始めました。毎晩風呂上がりに鏡の前でスマイル!割り箸を噛んで口角を上げるのです。笑顔のし過ぎで頬が筋肉痛になったことがありますか?

どれだけ続けたか忘れてしまいましたが、練習の甲斐あって上の歯が8本見えるまでになりました。かつては口角の下がった仏頂面でしたが、練習後は笑っていないときでも口角が少し上がり見違えるような顔になったのです。そうなると人の反応も変わり色んなことがスムースに進むようになりました。

この経験を通してようやく「人にどう思われようが関係ない」というのがとんでもない誤りだったことに気づいたのです。そしてその後、色んな場面で「チャーム」の重要性に気づけるようになりました。

例えばインターン先での営業でも多くのことを学びました。ミス無くテキパキ仕事をこなす人の営業成績が良いわけでありませんでした。商材の知識が完璧に頭に入っていて、話が上手い人でもありません。少し抜けてるところがあるけれど、ユーモア茶目っ気があり、明るくて人に愛されるタイプの人が一番成果を出していたのです。

社会では、学校で評価されるような暗記力情報処理能力なんかよりももっと大切なことがあるんだ、ということを私は20歳を超えて初めて知りました。

もっと早く知っていれば」と今更考えてもしょうがないので、子ども達には小学生のうちから知ってもらいたいと思っています。

さいごに

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