実践中!自分で決められる子の育て方
このnoteでは、私が10歳の息子に対して実践している「自分で決められる子の育て方」について紹介します。
はじめに
こんにちは!スタスタの鈴木孝一です。
前回、我が子に身につけさせたい力を1つだけ挙げるとすれば「自分で決める力」である!と初投稿のnoteで紹介させていただきました。
じゃあどうやって子どもの「自分で決める力」を育てればいいの?というご質問に対して、私が実践している幾つかの例をご紹介できればと思います。
日常の些細なことばかりなので、明日にでも真似していただける内容です。
例1)歩く道を決めさせる
「お父さん、道を忘れちゃったから連れてって!」と、買い物や公園に出かける際に子どもに道案内をしてもらいます。
完全に道を覚えている場所だと面白くないので、ギリギリ覚えていないくらいのところがオススメです。
交差点でどちらに行けばいいかわからなくなったとき、道を聞いてくるのですが、絶対教えてはいけません。
道を間違えてくれればしめたもの。失敗しても別に大した問題じゃない!間違えたら戻ればいいだけ!とフォローします。
最近は賢くなってきて「スマホ見せて!」とGoogleMapで道を確認するようになってしまいました・・・
例2)乗る電車を決めさせる
電車で出かけた際に、往路は私が連れていきますが、復路は子どもに全て任せます。どの電車に乗るかも私は何も口を出しません。
コツは往路で、何駅で乗り換えているか、何線に乗ったか、というのを逐一話すことです。「帰りは自分で帰ってくるんだよ」というのを事前に伝えているので、真剣に聞いて覚えてくれます。
それでも復路で、誤って急行電車に乗って最寄り駅を通過してしまったり、逆方面に向かう車両に乗ってしまったこともあります。
でもそれで良いのです。自分で決めて失敗する、という経験を積ませたいからです。
例3)何を食べるか決めさせる
「好きなもの注文していいよ!ただし絶対残さないように」とファミレスとかで注文する際に、何を食べるのかを子ども自身に決めさせます。
メニューに写真が載っているお店だと、どんな料理なのかボリュームなのかが事前に分かるのでオススメです。
注文しすぎて食べきれない、という事態にきっとなりますが「自分で注文したんだから食べよう」と限界まで食べさせます。
自分で決めたことの結果に対して責任を取る、というのを経験させるのが目的です。
他人に影響が及ぶ決断の怖さ
一人のときにどの道を行くか、どの電車に乗るか、と自分にしか影響が及ばない決断であれば、誰でも容易にできますが、自分以外の人達にも影響が及ぶ決断になると、一気に決めるのが怖くなります。
この恐怖に打ち克って決める経験をさせたいのです。
一人で夕食を食べるお店を決めるのにはそれほど迷いませんが、友人や先輩、上司と夕食を食べるお店を決める、となると一気に心理的な負荷が高まりますよね。
デートでどこの飲食店に入るかという場面でも、男は決断を迫られています。下手なお店を選んだら嫌われるんじゃないか、という恐怖に打ち克ってお店を決めなければなりません。
ちょっと話は逸れますが、「決められる男」はモテます!笑 お店でもメニューでも旅行先でも、決めてくれる男がモテます。間違いない。
お父さん、お母さん!息子さんを女性にモテる男にしたかったら「決められる男」に育てましょう!!
でも実は、モテるのは女性にだけではありません。就職先でも、友人関係の中でも、決められる人は重宝されます!本当です。人が付いてきます。
失敗したときに伝えること
これがとても大事です。また自分で決めたい!と思わせるのが親の仕事です。
「いっぱい失敗していい!失敗すると次は絶対失敗しないでおこうって頑張れるでしょ?そうやって人は成長するんだよ。失敗しない人は成長しない。世の中には怖くて失敗できない大人が沢山いる。失敗してもお父さんに笑われてちょっと恥ずかしいくらいでしょ?別に死ぬわけじゃない。だからいっぱいいっぱい失敗すればいい。失敗したことについて、ぐちゃぐちゃ横から口を出してくる人もいるけど、そんなのは全然気にしなくていい。もちろんその人に迷惑がかかってしまっているなら、ちゃんと謝らないといけないけど、全然関係ないのに何か言ってくる人は無視していい。これからもどんどんチャレンジして、どんどん失敗しよう!それが人生を楽しくするコツだよ!お父さんもそうしてる!」
ありがとうございました!
最後までお読みいただきまして誠にありがとうございます。
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