【岩】社会科見学に行ってきたっ!! マスターやまさんに学ぶ「伝え方」

サロメン1-2、集合!!

2019年6月12日、SALONマスター・やまさんが東京の某IT企業様にて「健康・予防・東洋医学についてのお話」を行うということで助手として見学させて頂きました。

一緒に同行したメンバーはまなさん(米倉まな)、なんたろう(難波啓太郎)。
結果的には全員SQsalon1-2メンバー。
zoom-MTGでは見慣れた顔ぶれだったので、大きな緊張もせず一安心。

さてその某IT企業様のあるビルが外観も内観もとてもおしゃれ！
圧倒されながらもエレベーターに乗り上の階へ。
ここで驚いたのがエレベーター内の注意書き。

「エレベーター搭乗中の私語禁止」

東京のオフィスビルは違うな！きっと情報漏洩とかの問題なんだろうな！
Salonで学んだ「なんでだろう？」が冴えわたります(笑)

迎えてくださったのは予想外にも「現代アートの巨匠」のようなお方。
やまさんもおしゃってましたが、感じ的にはやまさんみたいな方でした(笑)

ドラマで見るIT企業のような室内に、社員の方々はスーツだったりジーンズにTシャツだったりと様々な服装で社内の雰囲気も柔らかい印象を受けました。

お昼は薬膳を意識したカレーのお弁当をいただきましたっ!!(ウマーっ)

マスター、登場!!

「健康とはなにか？予防とはどんなことをすればいいのか？」といった内容のお話し。
一般の人でもわかりやすく、興味が出るよう、日本や世界の現状などを踏まえながら説明されていました。
そこに東洋医学的な話をうまく混ぜ込むことでより東洋医学にもより興味がわく内容でした。
また、音量や進行スピードで非常に聞きやすかったーっ。

質問コーナーではたくさんの質問がでて、働く皆様の、鍼灸に関することや体に関することをひとつずつ丁寧に回答していらっしゃいました。

やはり、「私たち鍼灸師の目線だとあたり前に感じることでも、一般の方々ではまったくわからないことである」と改めて実感しました。

日々の施術中の会話やカウンセリング時でも小さな不安や疑問に対し敏感になり、丁寧に対応していくことが今後鍼灸や東洋医学が広まっていくことの第一歩であると思いました。

また、日本や世界の健康を支えていく鍼灸師のみなさんがやまさんのように「健康とは何か？予防は何をやっていけばよいのか？」を語り掛けていく機会が増えていけば世の中がもっと明るい方向に進むだろうと、そんな未来を想像できる今回の体験でした。

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セミナーに必要なこと

マスター・やまさんとまともに会うのも話すのも初めてだった私は、「どんな風にお話を進めていくのだろうか？」と思い、意識して学ばせて頂きました。
私としては今後自分自身で講義やセミナーを行っていきたいと考えているので、僭越ながらまとめてみました。

① 相手の興味を離さない
非常に内容の濃いものだったので、聞き手の興味は離れないと思いました。内容がおもしろいのは大前提ですが、途中で簡単な質問（2択など）を入れたり、笑い（家族ネタ・あるあるネタなど）をとったり、終始雰囲気の良い状態を維持する工夫が随所にあったと思います。

② 大事なところの強調
大切な所や覚えてほしい所では、声のトーンや大きさを変えられたり、パワーポイントの画面に近づき指をさしたり、重要なところが明確になっていました。

③ 裏切る回答
「予防の為にやってほしいことがいくつかあります。まずは食事です。」
とここまで聞くと「あれを食べろとかこれを食べるなとかかな？」と一瞬脳裏をよぎりましたが、やまさんの回答は「嫌いな人と一緒に食べないことです。」
あたりまえじゃんと思う方も多いと思いますが、これが会場では大うけでした(笑)
これなら簡単にできるなと思った方は多くいらっしゃったと思います。
きっとあれを食べろこれを食べるなでうんざりしていたのではないでしょうか？
そのような手法も相手との距離を近づける技だと思いました。

④ 質問の返しのうまさ、しやすさ
講義終了後には様々な質問が飛び交いました。
1の質問に対し1で答えるだけでなく、プラスして相手に有益な話をしたり、笑いにつなげたりされていました。
最初は質問が少なかったのですが後からどんどん質問が増えていき、質問をしやすい環境づくりがうまいなと思いました。

その後、やまさんに講義を行う上で重要視していることを、私の答え合わせも兼ねて、伺ってみました。

■わかりやすい資料作り（フォントサイズ、資料送りのスピード等）
■トーク、ストーリーに緩急をもつ
■参加される方の背景を想像する（知識レベル、日常習慣、職場環境、家族構成等）
■共感・納得感をもっていただけるよう平易な言葉で伝える（わかる～、そういうことあるよね～）
■一方で、医学的専門知識の一旦を学んでいただくことで人体の神秘を理解してもらう
■社会課題に触れることで個人の課題を超え、社会的な変革に寄与する
■今日からできること、簡便にできること、日常生活に合わせて伝える

やはり、綿密に練られ、計算されたお話でした。

今回、お話から私もとても多くのことを学びました。
この経験を活かし、私自身も多くの方に講義ができるように準備していきたいと思います。

お話会終了後にはやまさん&なんたろうと喫茶店でディスカッション!!
私自身の課題を相談・共有しながらお話をきいていただき、また新たな視点や気づきをいただきましたっ!!
いやー、ためになったわー(^^♪

このお話を頂いた時にすぐ手を挙げてよかったです。
やはり行動あるのみですねっ!!

拙い文章ですが今回私が感じたこと&学んだことをみなさんに少しでも共有できればと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!

岩澤拓也
羅針堂鍼灸整体院茅ヶ崎店　院長

中医学をメインに身体の根本から改善していく鍼灸を行い、特にうつ病や自律神経失調症などのメンタル疾患を得意としている。
現在はより良いメンタルを構築していくために目標設定の仕方やマインドセット、セルフイメージの構築などの勉強をしています。
また、生粋のアニメ、漫画、同人誌好きなので「東洋医学×アニメ、漫画、同人誌」でなにかわくわくできることを模索中。

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