社員紹介＃６～東北の企業の市場を全国・世界へ拡大～

宮城県にも緊急事態宣言が発令されましたね。みなさんはおうち時間をいかがお過ごしでしょうか。MAKOTOキャピタルインターン生の伊藤です。

社員紹介第6弾として、東北の企業に対するのコンサルティングを行っている米澤さんを紹介します。
過去の第1弾から5弾を見てない方は、以下のリンクからぜひどうぞ！

第1弾　代表取締役　コンサルティング担当　　  　福留
第2弾　ファンドレイズ・投資・ハンズオン担当 　 下里
第3弾　大学発ベンチャー創生支援担当　   　  　小山田
第4弾　ファンドレイズ・投資・ハンズオン担当  長谷川
第5弾　コンサルティング・投資担当 　　　　     　但野

ー自己紹介

株式会社MAKOTOキャピタル　経営コンサルティング担当
米澤　貴雄（よねざわ　たかお）
大学卒業後、横河電機株式会社、KDDI株式会社で約20年の実業経験をした後、株式会社コーポレイト ディレクション、株式会社NTTデータ経営研究所等において民間企業への戦略支援並びに総務省等の産業育成・市場展開に係るプロジェクト等幅広い分野・領域でのコンサルティング業務に従事。「我が国の繁栄は東北が鍵」を想いに、2021年4月よりMAKOTOキャピタルに参画。　

ー簡単に自己紹介をお願いします。

米澤貴雄です。コンサルティング会社に勤めていたときに、官公庁をクライアントとした案件に地方の活性化に関わるものがあり、地方創生に関心を持っていました。就業人生の幕を引くにあたり「地方」にフォーカスして、両親の地元でもある東北の繁栄を目指しているMAKOTOキャピタルの理念に共感して参画することにしました。

ー東北に関心を持つきっかけとなった前職での経験

ー官公庁をクライアントとした案件では具体的にどのようなことを行っていましたか？

放送・通信に関わる産業の国際展開の支援、地域創生・社会課題解決に取組む全国自治体の事例の調査等、幅広く調査から実証までを経験しました。中でも全国自治体の取組みの調査において、東北ならではのたいへん興味深い事例が多くありました。

例えば、東北の厳しい寒冷地を逆手にとって、その環境下の経験のない都会・海外の人々に対して観光資源として活用している事例。地域医療の体制を中核病院が担うのではなく、民間の病院が先頭に立って引っ張っている事例等、今でも心に残っています。

このような調査を通じて感じた東北地方の特徴として、国に頼るではなく、地域が自立した取組みを行うところが多いように感じました。

ー東北企業へのコンサルティング

ー現在MAKOTOキャピタルで担当している業務を教えてください。

現在は、主に東北の企業様に対するコンサルティングサービスの提供を行っています。守秘義務の関係からプロジェクトの具体的な内容は言えませんが、新規事業の開発及び実行支援に加えて、コスト削減等の手立てとして、デジタルトランスフォーメーション(DX)の活用・推進の支援を行っています。どこの企業様も新しい時代に向けて事業転換を開始しています

ー前職とは業務内容が異なる部分があるのではないかと思っているのですが、現在の業務とMAKOTOキャピタル参画前の仕事とで異なる点を教えてください。

東北地方には、私が参画前に行っていたような経営戦略のコンサルティングをするような規模の企業が少ない事と、東北地方のIT化による需要の拡大から、ITの導入が遅れている企業に対して導入支援を行う案件が多いです。

実は私自身はITコンサルを専門にしてきたわけではないのですが、自分にとってのチャレンジとして日々プロジェクトを進める中で勉強させてもらっています。前職で行っていた戦略コンサルティングとIT導入のコンサルティングの違いは、戦略コンサルティングは経営戦略策定までが仕事でしたが、ITコンサルティングは戦略策定から実行支援までが求められるという点で異なると感じております。

ー東北の企業を助けたいという強い思いが新しい分野への挑戦に繋がっているのだと思いました。先程とは反対に、前職の経験を活かしてお仕事されている場面はありますか。

前職の経験が活かせる場面としては、ITとは言いながらも、会社の中身と経営への理解が必要となるので、そこへのキャッチアップは素早くできていると思います。

ーこれまでの経験からくる東北に対する課題感

ー東北の企業のIT導入が遅れている理由はどのように考えていますか？

理由が大きく2つあると考えています。
1つ目は、良くも悪くも東北の人の特徴である「我慢強さ」がIT導入の障壁になっていると考えています。勤勉で我慢強い人が多いから、生産性の向上がインセンティブに繋がらないため、企業のIT導入が遅れているのではないかと思います。

2つ目は、東北には下請けのITベンダーしかいないことです。プログラムは組めるがビジネスと結びつけられる企業が少ないと感じています。そこに対してMAKOTOキャピタルが企業とITベンダーの橋渡しとしての役割を発揮できると考えています。

ー全国の事例を知る米澤さんならではの視点だと思いました。
ーこれからMAKOTOキャピタルでの業務を通じて東北をどのようにしていきたいか教えてください。

まだ東北に来て間もないですが、これから東北の地域を巡って、それぞれの地域の社会課題を体感して、解決方法を考えたいです。前職で東北地方を巡った時に感じた、東北からお金が外に流れていってしまっているという課題をどうにか解決できないかと思っています。
そもそも東北を対象としたビジネスには限界があるので、東北の企業の市場を東北だけでなく全国、世界へと広げていく必要があります。そのためにはインパクトの大きい事業を東北で生み出していく必要があるので、コンサルタントという立場から貢献したいと思っています。

ープライベートを紹介＜おまけ＞

ー趣味や特技は何ですか？

大学時代はアメフト部で体育会系でした。今でもスポーツが好きで、休日にはランニングをしたりスポーツ観戦をしたりしています。仙台に来てから楽天の試合も観に行きました。

ーありがとうございました。

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また、MAKOTOキャピタルでは、東北のスタートアップ支援のため、今年度の東北グロースアクセラレーター(TGA）を仙台市と主催します。東北の起業家・スタートアップの皆様からのご応募お待ちしております！

Tohoku Growth Accelerator - TGA (tohoku-growth-ap.jp)

担当：伊藤
2021年8月27日
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