繊細タイプ教員の応援サポーター

HSPの教員は学校に必要な存在。疲れやすいけど職員室の潤滑油、おとなしい子どもたちのオ…

繊細タイプ教員の応援サポーター

HSPの教員は学校に必要な存在。疲れやすいけど職員室の潤滑油、おとなしい子どもたちのオアシスでもあるHSP気質の教員が輝いて働くためのアイデアをシェアします。HSPの先生たちとおしゃべり会したい!!

最近の記事

HSPさん:仕事のミスで落ち込んだ時の対処法。

こんにちは。6月、疲れも出やすい時期ですがいかがおすごしですか。この時期は祝日や行事が少なく日々淡々と過ぎていくので、本来ならリズムを作りやすい時期。日常に目を向けられる今だからこそ、日々仕事をしている時の「幸せ度の底上げ」について考えたいと思います。 私の場合、職場(学校)での幸せ度を左右するのは、周りの先生や生徒たちと温かいコミュニケーションが取れているかどうかです。HSPは気遣い上手ですし空気を読んでさっと先回りするのも得意なので、なんとなく周りとうまくいく人が多いよ

    • 癒しよりも「エネルギーの発散」:齋藤孝さん『働く気持ちに火をつける』レビュー

      早くも梅雨のような気候ですね。私は天気の影響をもろに食らってしまうタイプなので、おひさまが見えないとなかなかテンションが上がりません。(教室の子どもたちもそうですよね。)こういう時は「整える」作業をするようにしています。今朝は子供たちの冬服を整理しました。処分する服、来年も着る服、と分けて日常的に使う引き出しもすっきり。こうした生活に根ざす作業をすると、淀んでいたエネルギーが循環し、意識が外に向かい始めます。 さて、前回リフレッシュの方法を書いたばかりなのですが、今回はそれ

      • 時間がない人ほど自分オリジナルのリフレッシュ方法を確立しよう。

        「休み方」の記事をGWが終わってから書きます。この計画性のなさ、本当にすみません。以前、HSEさん(外交的HSP)の場合は一人の時間だけではリラックスできない、という記事を書きましたが、今回はもうちょっと広げていろんなリフレッシュの方法について書いていきます〜。 私の中学校勤務時代の悩みは「休みの日でもリフレッシュできない」ことでした。つい「あれやらなきゃ・・これもやっておかないと・・」と仕事をしてしまうのです。平日は生徒相手に忙しすぎて、自分ひとりでできる仕事、たとえば試

        • HSPさんの完璧主義は直さなくていい

          お久しぶりです。久しぶりすぎて何を書こうか考えあぐねていましたが、タイトルを思いついたのでやっとリスタートします。書いていない間もフォローしてくださる方が増えていて、やっぱり学校現場にHSPさんは一定数いるし、働き方について悩みやすいよね・・と思いました。色々ありましてこのアカウントは消そうかなと思うこともあったのですが、フォローが増えている間は続けようと思います。(フォローしてくださった方ありがとうございます!)学校現場のHSPさんの働き方について、過去の記憶を思い出したり

        HSPさん:仕事のミスで落ち込んだ時の対処法。

          お知らせ

          こんにちは。更新が不定期にも関わらず、フォローしてくださる方が増えていて、ありがたいやら、申し訳ないやらです。 現在、諸事情により更新ができません。 また来春あたりからHSPと学校現場に関して思うこと、自身の経験などを書いていければと思っています。 今年は「HSP」という言葉が急速に世間に広がったように感じています。(やっぱり松ちゃん効果かしら)(突然ですがもう年末なので1年のまとめ) それでも学校現場ではほとんど知られていません。基本的に「先生」という人種、繊細な人

          私学就活相談カウンセリングを受けました。

          こんにちは。秋晴れの爽やかな日が続きますね。 さて、「私学の就職カウンセリング」というイベントがあったので受けてみました! マンツーマン、オンラインです。時間は45分くらい。無料です。 流れとしては、経歴についてのインタビュー→質疑応答、でした。スーツの男性(年齢はアラフォーくらい?)でしたが物腰柔らかで、こちらの聞きたいことにもしっかり答えてくれましたよ。 まず、最初のインタビューではかなり詳しく履歴書に沿って質問をされました。通っていた学校の特色、なぜその学校を選

          私学就活相談カウンセリングを受けました。

          天職は見つけようとすると見つからないという矛盾。

          すっかりご無沙汰してしまいました。娘の体調の関係で少しバタついている(心が)日々です。子育て中は色々予想外のことが起きるなあと改めて。 さて、ずっと紹介したいと思いつつなかなか読み終わらない本のご紹介です。まだ半分くらいまでしか読めていませんが見切り発車でご紹介。 「科学的な」と銘打っているとおり、研究に基づく根拠や数字がたくさん出てきます。 「強み」をいかすことや「好き」を仕事にする、ということに対しては意外にも否定的。「適職を導くための公式」が色々紹介されています。

          天職は見つけようとすると見つからないという矛盾。

          HSPは「環境を選べる」ことが何より大事。

          こんにちは。今日はテスト監督をしていて、外から聞こえる合唱や小学生の遊んでいる声がすごく気になってしまいました。でも生徒たちに後で聞いてみたら「別に気にならなかった」とのこと。そんな場面で自分のHSPぽさを実感してしまいました。では、久々の更新ですが今日は「環境を選ぶこと」の大切さです〜。 転職回数の多さは、むしろ誇ろう。少し前に『置かれた場所で咲きなさい』という本が話題になり、このタイトル自体が広く知られました。どんな場所でも自分ができることを自分なりにやろう、その環境に

          HSPは「環境を選べる」ことが何より大事。

          HSP教員、久々に現場へ。ストライクゾーンから外れている仕事をする時のコツ。

          こんにちは。今月からまた学校で働き始めました。 3月に退職して以来なので、ブランクは5ヶ月。今回は公立中、授業はしないアシスタント的なお仕事です。この公立学校のアシスタント職、どこの市でも設けているわけではないと思いますが、とても主婦に(そしてHSP的にも)優しい勤務条件でありがたいのです・・!  まず、長期休暇に勤務がない(子どもを学童に預ける必要がない。)持ち帰りの仕事がない(授業中、遅れ気味の子に付くのが主な仕事。)突然子どもが体調を崩しても休みやすい(授業を持って

          HSP教員、久々に現場へ。ストライクゾーンから外れている仕事をする時のコツ。

          どういう世界(価値観)で生きていきたいか。働き方を考える時はここから。

          とっても良い本に出会ったのでご紹介。 成功体験談や「生き方」の類の本は、よっぽど自分と背景や持って生まれた物が似ていない限り役に立ちません。(娯楽として読むのは別として。) 「アサガオ」(=自分)を育てたいのに「サクラ」の育て方の本を買ってしまった、みたいなことになります。 成功している人(のびのび、充実して生きている人)は「自分の育て方」と「方向」を見つけた人なんですよね。 でもそのハウツーは他の人には応用不可であることがほとんどです。なぜなら、人はひとりひとり育っ

          どういう世界(価値観)で生きていきたいか。働き方を考える時はここから。

          HSP教員がしてはいけないこと。

          こんにちは。ゲリラ豪雨の中、仕事の面談に市役所まで行ってきました。HSE傾向の私、そろそろ人の中に放り込まれたくなってきたのです。うちの市も人手不足なのか、どのような形で働けるか詳細に聞かれました。今は公立学校も産休代替の他に非常勤、アシスタント職など様々な形態で働けるようになってきました。専任ならではの仕事や「やりがい」ももちろんありますが、私はマルチタスクが苦手なこともあり、夫も働いているので非常勤職員がちょうど良いなあと感じています。生徒のモチベーションが高ければ言うこ

          HSP教員がしてはいけないこと。

          HSP教員が教育現場で輝ける理由。

          こんにちは。暑さ爆発してますね。息子は今日、夏休みがあと1週間ということに気付き呆然としていました。先生方もあと1、2週間という方が多いと思いますが、できるだけ仕事を忘れる日をとって活力を養えますように。(内向型の人は1人の時間を、外向型の人は親しい人とドライブでもしながらじっくり語らう時間がとれるといいです)(もちろん感染症対策しながらですね・・) さて、やっとここまで来ました!「HSP教員は教育現場で最高に輝ける」をやっとまとめます。刺激へのアンテナが非HSPの10〜1

          HSP教員が教育現場で輝ける理由。

          番外編:人が大好き「HSE」。内向型HSPとは回復の方法が違うので注意!

          こんばんは。溶けるような暑さでしたね。こんな中でも近所の小学校は金管バンドの練習をしていて・・・おつかれさまですというか何というか。熱中症の子が出ないかどうか気になってしまう近所のおばちゃんです。 「HSPが教員として働いてめちゃ輝ける理由」を書く前に、その前段階としてぜひ書いておきたいことが出てきたのでまとめておきます。 HSPのうち、3割ほどが「刺激も好むHSS型HSP」とアーロン博士が提唱していますよね。アクセルとブレーキが同時に働くタイプで、刺激を求めるけどすぐ疲

          番外編:人が大好き「HSE」。内向型HSPとは回復の方法が違うので注意!

          ⑧フィットした職場を離れた理由(2)自分にとってのちょうどいいを知ろう

          前回からだいぶ間が空いてしまいました。娘の幼稚園は夏休みに入り、息子の小学校も月末まで。短いような長いような1学期がとりあえず終わりますね。先生方も例年と違う対応が多くてお疲れだと思います。夏休みも例年より短いですが、少しでもリフレッシュできる時間がありますように。 前回は、働き方としては最高だった私立非常勤を辞めた理由の1つ目を書きました。職場の理念(=勉強についていけない子は退学でもしかたない)への違和感が拭えず、自分の中で「そもそも教育って、私のやりたいことって?」と

          ⑧フィットした職場を離れた理由(2)自分にとってのちょうどいいを知ろう

          ⑧フィットした職場を離れた理由(1)洞察系HSPゆえの葛藤

          公立・私立、中学・高校、常勤・非常勤など職場や働き方を変えながら教職を渡り歩いた話を書いています。 前回は私立非常勤は私にとって理想の働き方だった、という話でした。勤務時間の長さ(長くても1日6時間)、仕事内容(授業だけでいい)、コミュニケーションの質(狭く深いタイプ。小さい学校だったのでフィットしてました)など、私には「合ってる」が満載の職場でした。同僚によっては待遇に不満があったようですが、私は長期休暇があってその間もお給料の保証があるということだけで充分でした。生徒も

          ⑧フィットした職場を離れた理由(1)洞察系HSPゆえの葛藤

          番外編:「合わない学校(職場)」でもこれができていればとりあえず続けられる

          今「フィットした職場を離れた理由」を書いていますが、こっちを先にあげたいな、と思ったので今日は「HSPが「合わない職場」をやり過ごすためのコツ」を書いていきます。合わない職場であってもこれさえできていれば大丈夫、逆にこれができてなければさすがに無理だよね、という話です。ちょっとネガティブな感じがするかもしれませんが、急に仕事を変えられる人はほとんどいないと思いますので、大きな変化を起こす前に、とりあえず今を少しでも楽にする方法、ということで参考になればと思います。 ①何でも

          番外編:「合わない学校(職場)」でもこれができていればとりあえず続けられる