マガジンのカバー画像

ライブレポ

12
気まぐれライブレポ
運営しているクリエイター

記事一覧

春が咲いたら

春が咲いたら

東京で桜の開花宣言があった翌日、2年ぶりの東京ソロライブは一人きりでのライブだった。

唄人羽のときとはまた少し違った空気感のソロライブ。ゆるっとしたトークをしたかと思えば、歌い出すと別人のようになる。変幻自在の歌声とソロならではの選曲。本多ワールドは、相変わらず自然体でなんだか居心地がいい。それは配信で観ていても同じだった。

ちょっと照れ隠ししてるような、どことなくソワソワしてるような、、距離

もっとみる
1218

1218

ついに、この日を迎えてしまった。

というと少し大袈裟かもしれない。
そのくらい待ちわびた一日だった。

2021年12月18日

唄人羽はデビュー22周年を迎えたこの日に
Gate's7でのワンマンライブを行った。

バタバタと会場に到着し、友達と2年ぶりの再会を果たし、少し浮かれ気分で会場入りしたら、会場内では「蝶のように」が流れていた。あ!信ちゃんが予告してたやつだ!と慌てて席に着き呼吸を整

もっとみる
ひねもすのたり

ひねもすのたり

爽やかな心地よい風に吹かれながら、久しぶりにワクワクした気持ちを抑えきれなかった。

約4ヶ月ぶりのソロ公演は、緊急事態宣言などの制限のない中での開催。もちろん感染症対策はお互いにきっちりとするけれども、なんだかとても清々しい気持ちだった。

会場は今年よく有観客ライブを行っているおなじみの場所。普段は飲食店として営業されていることもあり、「楽屋」的なものがない。そのため、入口で検温や入場の手続き

もっとみる
エンドロールのその先に

エンドロールのその先に

2021年5月22日

やはり晴れ男伝説のおかげだろうか、
久しぶりによく晴れた土曜日だった。

約3ヶ月ぶりとなるライブは「三度目の正直」とはならず、またしても緊急事態宣言真っ最中の開催となってしまった。

しかし過去二回のライブでも感染者は出ておらず、その感染予防対策の徹底ぶりをこの目で見てきていたので、今までより安心してライブに参加できた。

階段を昇った先で検温(相変わらずの低体温でエラー

もっとみる
GO TO MUSIC ROAD

GO TO MUSIC ROAD

私にとっては新たなスタートだった。
そして辿り着いたゴールでもあった。

今までとこれからを繋げる
単なる通過点だったとしても、
一つの記念日のような
特別扱いしたくなるライブだった。

前回のライブ「GO TO MUSIC 1」から約一ヶ月。会場となった福岡県の緊急事態宣言は解除されぬままだった。前回同様、開演時間を一時間繰り上げての公演は昼と夜の二回公演。

約一ヶ月ぶりの大名ROOMS。

もっとみる
GO TO MUSIC

GO TO MUSIC

あれから一週間が過ぎたのに
今でも余韻を引きずっている。

夢のようだったライブが
夢じゃなかったと証明するために
見たこと感じたことを
少しでもnoteに残しておこうと思う。

1月17日、前週の雪が嘘みたいによく晴れた日曜日。私は一人で大名ROOMSに向かっていた。

先月、デビュー記念日の配信ライブ中に発表された唄人羽ワンマンライブ。50名限定の有観客と配信を掛け合わせたハイブリッドライブと

もっとみる
夏のまにまに

夏のまにまに

唄人羽のボーカルてっちゃんのツイキャスプレミア配信は、約3ヶ月ぶりとなるソロでの配信だった。

ソロでの配信は唄人羽のときと違って、毎回 実家や自宅からの配信だった。基本的にはマイクを使わない生唄で、声や音がダイレクトに伝わってくる。歌い終わったらコメント欄のみんなのコメントを拾いながら、おしゃべりしたりまったりとした配信で、そのゆるっとした感じが路上ライブみたいだった。

今回は場所を変えてスタ

もっとみる
音遊記

音遊記

唄人羽プレミア配信。6月は毎週一枚ずつ過去のアルバムを辿るライブを行っている。6月最後となる今回のライブは2002年に発売された3枚目のアルバム「音遊記」の回。

デビューから3年。3年分のうたいびとはねをギュッと濃縮したような一枚で、前作「花サク」と違ってアコギの音がしっかりと前面に出たアルバムだと思う。その証拠に、、と言ったらなんだけど、歌詞カードの最後のページには各楽曲で使用されたギターの種

もっとみる
花サク

花サク

唄人羽のプレミア配信。4月から始まったこのプレミア配信も今回で第5回目となる。先週の「と金」に引き続き、過去に発売したアルバムを一枚ずつ辿るライブ。今回は2001年に発売された2ndアルバム「花サク」だ。

「果実」や「あるまいし・・・」などアップテンポな曲から「Message」や「なれずに」など今でもライブでお馴染みのバラード、「なんだったっけ」や「旧友」など名曲揃いの全12曲。

東京へ出て一

もっとみる
20年目のZepp Fukuoka

20年目のZepp Fukuoka

「20周年、Zeppでやりてぇーなぁ」

信ちゃんからその言葉を聞いたのは確か今年の3月、ファンクラブイベントのときだった。「でもなぁ、、」ちょっと表情を曇らせて「まず会場が抑えられるかわからん。仮に抑えられても、させてもらえるかわからん」と言う信ちゃんに「なんとしてでも!」とお願いしたのを覚えてる。それから4ヶ月後、唄人羽はベストアルバムリリースとZepp FukuokaでのAnniversar

もっとみる
と金

と金

唄人羽のプレミア配信。先週の配信時に思いつきで言ってしまった「あの頃をもう一度追いかけよう」発言より、今週からは過去に発売したアルバムを一枚ずつ辿るライブとなった。

その第一回目となる今回は2000年に発売された1stアルバム「と金」だ。約20年前、3rdシングル「花火」の発売後に出された、二人にとってもファンにとっても「初めてのアルバム」だった。

デビューシングル「小さな星の小さな旅人」、東

もっとみる
挑戦

挑戦

ずっと応援してるアーティストがいる。

このnoteでも何度か記事にしたことがある「唄人羽」という二人組。どんな二人かは、、Twitterか公式のホームページを参照してもらいたい。とりあえずここではその説明は省かせてもらう。(ちなみにボーカルの本多さんはnoteもされてます。本多さんならではの視点で並べられた言葉と写真が素敵なので、こちらも是非。)

昨年12月にデビュー20周年を迎えた唄人羽は地

もっとみる