３月１１日。今日で、東日本大震災から１２年ですね。
あの日の津波で多くの方が亡くなりました。その中で、確か、南三陸町だったと思うんですが、町の防災無線をしなながら、亡くなった方がいました。
勿論、テレビ等で、見た映像ですが・・・
防災放送がながれ、その後、津波が庁舎を襲い、そのあと、放送が途絶え・・・
今でも目に浮かびます。
もう５年以上前ですが、それで、書いた歌です。

歌詞

肩に降る雨が涙なら
もっと激しく降ればいい
もう二度と　会えない　あの人に
ささげる涙を　ください

　砕ける波の中に　あの人は消えた
　最後の言葉が　今も耳に残る
　ささやかな幸せが　砕けた　あの日

肩に降る雨に　濡れながら
わたしは　あなたを　ただ思う



肩に降る雨が涙なら
全ての　悲しみを　流してください
もう二度と　戻らぬ　あの日々に
立ち止まるわたしを　叱ってください

　　あなたの勇気を　誇らしく思う
　　でも　本当に　思うことは
　　弱虫でいいから　生きていて欲しかった

肩に降る雨に　濡れながら
今日も生きている私がいる


　あなたの愛したこの町で生きる
　この町を離れて　生きる全ての人に
　大きな希望と勇気を　与えてください

肩に降る雨に　濡れながら
わたしはこの町で　生きている