スポットライトは合っているか✨いい加減にしろ阿南市の富岡中心路線

新野・桑野・長生・加茂谷・大野・中野島・羽ノ浦………内陸阿南の未来、もう富岡に預けるの…

スポットライトは合っているか✨いい加減にしろ阿南市の富岡中心路線

新野・桑野・長生・加茂谷・大野・中野島・羽ノ浦………内陸阿南の未来、もう富岡に預けるのは止めませんか!? 光のまち、光は正しい所に当たってるか。野球のまち、キャプテンは市発足65年前のまま富岡に大義はまだあるか。市のさまざまな動きをファクトチェック、検証、論評批評していきます。

最近の記事

【JR牟岐線】長生町を通る予定だった

 富岡に阿南駅が存在することは、ほんとうに阿南市民や徳島県南民から、自然発生的に求められた需要なのでしょうか。そもそも牟岐線の阿南市内のコースはどのように決まったのでしょうか。 当初案は内陸コース 徳島県の鉄道敷設に尽力した名西郡石井町の衆議院議員兼実業家、生田和平(明治10年生~昭和30年没)は、明治45年に「阿南鉄道株式会社」を設立しました。  生田は同社の代表発起人かつ社長を務め、この鉄道会社は当時の徳島県において「阿波鉄道」と並ぶ2大私鉄となり、大正5年に小松島市

    • 阿南市の交通、大転換!

       阿南市はこれから、高速道路の時代を迎えます。これが従来の富岡や沿岸部の交通優位性にどのように影響を与えるのでしょうか。データで見てみましょう。 道路交通 内陸にできる高速道路と、沿岸部でそれに相当する道路。それらの需要・交通量はどのようになるのでしょうか。  阿南市にいると 表舞台 のような印象の強い富岡・見能林あたりの平野ですが、国の調査では、津嶺山の東側を走る阿南道路よりも、津嶺山の西側の長生町を走る高速道路(桑野道路)のほうの交通量が多いと予測されています。  

      • 県南は、阿南市をどう見ているか

         阿南市は、那賀郡・海部郡とともに「定住自立圏」というものを作っています。  阿南市に都市機能を集約しようというものです。阿南は富岡中心主義ですから、とどのつまり、富岡付近に集約しようという話です。  しかし、阿南以外の町々の声は、冷ややかです。  阿南に集約することが、ほかの町々の活性化につながるのか疑問視されています。富岡集約は、求められていないようです。  阿南市内でさえ、内陸部は富岡集約にほんとうに納得しているのか疑問です。県南がこういう見方になることも無理

        • 地図サイトで検索してください

           徳島県庁から室戸市まで、グーグルマップでルート検索してみてください。  土佐街道ルートが第1候補として表示されます。  那賀川町や富岡や見能林などを通るルートではなく、長生町を通るルートです。阿南バイパスは候補にすら出てきません。  地図サイトによっては、阿南バイパスを検索結果に出すところもあります。それは、国道だからというだけで贔屓目にみられているのです。最大手のグーグルマップでこの結果の意味は大きいと言えるでしょう。  国道からこんなに外れるルートがはじき出される

          長生経由が速い、動かぬ標識

           画像は、阿南市福井町の国道55号の、交差点直後の標識です。  阿南市沿岸部の充実は、阿南全体や県南全体の幸せに、つながりません。  用がない限り、行く土地ではないからです。  阿南市や県南の中心機能やハブ機能を作るなら、長生側のルート沿いに設けた方が、もっともパフォーマンスを発揮できることは明らかです。  阿南バイパスは長生町に通したほうが、県南のためになったのは明らかです。  阿南市沿岸部の充実を進めようとする人たちへ  それは、本当に阿南市や県南のためを思っての

          こんなに外れてるのは、阿南だけ

           那賀町や美波町の救急車は、長生町を走っているのを知っていますか?  阿南市沿岸部(富岡、見能林など)には、阿南バイパス(阿南道路)があります。  阿南沿岸部の人は、県南部や阿南内陸部の人が、徳島市などの県北部に行くとき、阿南バイパスをつかって、自分たち沿岸部を通過しているはずだ、と思っている人が少なくないと思います。  そのため、阿南市や県南部で、商業施設や行政を集約する中心都市をつくるなら、阿南市沿岸部の富岡が妥当だと思い込んでいる人は多いでしょう。  ですが、本当

          津峯山から、阿南の大部分は見えない

           一昔前の阿南のシンボル写真といえば、津乃峰の「津峯山」山頂からの景色が多用されました。  橘・汐谷山の「たちばな観音」からの景色も、同様の存在と言えるでしょう。  今でこそ「光のドーム」などLED関係の事物の写真が多いですが、今でも阿南市を紹介する資料では、津峯山から紀伊水道に向いた見能林・富岡の景色が使われることが散見されます。  しかし、津峯山 山頂からは、東側の海側しか見えません。西側の長生町方面は眺望できない。ほとんど沿岸部の一部しか見えません。(マップのうち

          牛岐城=光のシンボル は、文化搾取だ

           牛岐城に、なにがあるの?  阿南市の光のシンボル、市の顔。それが、門前町で日亜を生んだ平等寺や、発祥地に隣接する岡山城よりも、牛岐が優れてる根拠って、なんですか?  日亜発祥地 新野町、今の本社も、ほぼ大野地区の上中町。  新野や上中から見て、隣接してもいない富岡地区。  新野や上中から見て、用がなければ行く必要がない富岡地区。  なぜ光産業のPRをするうえで、富岡の牛岐が出てくるんですか?  文化の搾取でしかない。

          日亜発祥地を見下ろす城があるのに

           日亜化学の発祥地(新野町)のすぐ隣に城があるのはご存じでしょうか?  頂上からは、日亜発祥地をはじめ、世界遺産候補である平等寺や、新野市街地を一望できます。日亜を産んだ町が一望できます。  「光のまち」の中心地、ここでええやん?  LED電飾の阿南市の最大スポット、「恋人の聖地」、ここでええやん?  すぐ徒歩圏内には、「日本の電気学の祖」とされる橋本宗吉の生誕地があり、電気の光と絡めてPRができます。 近くの徳島大学キャンパス&阿南光高校は、阿南市で初めて甲子園に

          過剰美化されている牛岐城

           阿南屈指で、他に類の無い名刹というと、牛岐城であると、漠然・曖昧模糊としたイメージをもっていませんか?  それ、洗脳されていますよ。  地元情報が報じられる阿南市や徳島新聞などの媒体において、牛岐と平等寺、その情報量にどれだけ差があるか、語るまでも無いでしょう(徳島新聞も記者が富岡を美化する傾向があると筆者は判断している)。多くの阿南市民は、情報の洪水で印象操作されているのです。  しかし、阿南市内の史跡を、冷静に歴史年数で比較したことがある人はどれだけいるのでしょう

          光のまち新野、紙のまち富岡

           いまの阿南市をリードする日亜化学。それはもともと新野町で起こった会社です。創業者は長生町産まれですし、現在の本社もほぼ大野地区の上中町です。日亜化学は阿南市の内陸部にゆかりの深い産業なのです。  なぜ富岡の牛岐城址公園が、LED電飾を行うなど、わが市の中心シンボルのような顔をしているのかが、理解できません。  その恩恵や名声、経済発展、阿南最大の都市化は、新野町が第一に受けるべきではないのでしょうか?  「光のまち」とは、新野を差す言葉なのです。”光のまち阿南” と

          阿南でコンパクトシティは、なぜダメか

           コンパクトシティ論や ”選択と集中” 論は、阿南市には馴染まない。  理由は単純だ。  現代の阿南市は、既存の中心とは程遠い、郊外が稼いでいるからだ。  富岡中心モデルは、市が発足した半世紀以上前の状況を前提にしたものだ。当時は富岡の産業が幅を利かせ、声が大きかったから富岡だったに過ぎない。21世紀・令和時代では状況が大きく異なっている。もしもLEDの成功がなく阿南がまだ、富岡の製紙産業全盛の状況であったならば、富岡集約論はまだ理解できなくもない。  逆に、阿南のコン

          阿南駅周辺まちづくり パブコメ送信全文

           阿南市は阿南駅周辺まちづくり基本計画素案をとりまとめ公表。2023年9月5日まで市民から意見を募集している。以下の全文をPDFにして送信した。  なお、パブコメはのちに個人情報を除いて公開されるものの、その際は簡略化される。  PDFで拝見したい方は以下から。 送信文全文 1.阿南駅を本当にそこまで死守すべきか 阿南市は、阿南駅を中心に据えたアプローチを、不可欠なものとして長らく堅持してきました。しかしながら、その戦略が実際に阿南市全体や県南部にとって有益なのか、この

          阿南市 表原立磨 市長は「道の駅凍結」の総括をすべきである と私が思う理由

          ”広義の採算性” は見えていますか 阿南市の現市長、表原立磨(表原たつま)氏は、任期早々の2020年に、新野町に計画中の新しい道の駅の凍結を決定しました。この意図を明らかにするために、まず彼の市議時代の活動について分析しました。  特に焦点を当てたのは、橘町豊浜地区の造船所跡地問題です。市が購入した造船所跡地の取得の経緯と利用方法を問題視し、彼は平成28年から令和元年にかけての6回の市議会でこれに関する質問を提起していました。  2016年(平成28年)12月、市議会におい

          阿南市 表原立磨 市長は「道の駅凍結」の総括をすべきである と私が思う理由

          阿南図書館 再建案パブコメ 送信全文

           2023年8月19日現在、阿南市役所は阿南図書館の再建案をとりまとめ公表。市民から意見を募集している。以下の全文をPDFにして送信した。  なお、パブコメはのちに個人情報を除いて公開されるものの、その際は簡略化される。 PDFで拝見したい方は以下から。 送信文全文 (1)駅周辺整備との結びつきに懸念 『阿南市立新図書館基本計画(案)』が、駅周辺整備ありきで進行していることは明白だ。  しかしこのアプローチは、図書館を単なるまちづくりの付属品と見なし、その本質的な役割を

          富岡視点に偏った画像選定

          阿南市公式ホームページ PC版トップページ「くらしの情報(トップメニュー)」 の先頭スライド画像について 画像の選定がおかしい。 2023/7/31時点での表示画像は以下の通りだが ・津峯神社 ・太龍寺 ・明谷梅林 ・LEDドーム ・蒲生田岬 ・牛岐城址公園 選定理由が理解不能だ。 ●明谷梅林・蒲生田岬これらは梅の景勝地、四国最東端としてオリジナル性があり 阿南市公式ホームページトップ画像として妥当である。 ●津峯神社阿南市公式ホームページトップ画像としては不適当