2022年3月7日（月） The BALとは？

アフリカNo.1のバスケットボールクラブを決める大会
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ロゴからも分かるようにNBA主導で始まったこの大会。文字通り、バスケットボールのクラブ単位でのアフリカNo.1を決める戦い。
その第2回大会が始まった。

12カ国から12クラブが参加し、まずはカンファレンスを分けて戦う。

まずは総当たりのリーグ戦からだ。
それぞれのリーグ戦の上位４クラブがトーナメントに進み、決勝トーナメントの会場は去年と同じく、東アフリカのルワンダで行われる。

Basketball Africa League Sahara Conference in Senegal

AS Sale (Association Sportive Sale)* - Morocco
DUC (Dakar Universite Club) - Senegal
Ferroviario da Beira or CFV - Beira (Clube Ferroviario da Beira) - Mozambique
REG (Rwanda Energy Group) - Rwanda
S.L.A.C. (Seydou Legacy Athletique Club) - Guinea
US Monastir (Union Sportive Monastirienne)* - Tunisia

Basketball Africa League Nile Conference in Egypt

BC Espoir Fukash - Democratic Republic of the Congo
Cape Town Tigers - South Africa
Cobra Sport (Cobra Sports Club) - South Sudan
F.A.P. (Forces Armeés et Police Basketball) - Cameroon
Petro de Luanda (Clube Atlético Petroleos de Luanda) - Angola
Zamalek (2021 BAL Champion) - Egypt

そして2022年シーズンも開幕した。
昨年はコロナの影響で、ルワンダでの一極集中開催となったが、今年は２つに分かれてのスタートである。しかし、この大会自体はまだまだ模索段階で、これから適切なレギュレーション、方法を見つけながら進んでいくように思う。

この大会の目的は商業的価値に大きな可能性を見出している。
世界の中ではまだまだ有名ではないが、既に12億人がいるアフリカの人口をターゲットとして、取り囲むということをしっかりと行えれば、それで良い大会でもある。
世界はアフリカに既に目を向けているということ、いや、目を向けているのではなく実際に行動を開始している。
アフリカの重要性・マーケティング・これからの成長を見込んでのNBAが既にプロジェクトを開始したそんなイメージがある。

そして、アフリカで行う意味は、彼らの身体能力の可能性だ。既にアフリカではNBAが主導でタレントを発掘するプロジェクトは行っている。

今後、このアカデミーから優秀な選手がNBAに羽ばたいてゆくのは想像に難くない。

The BALは商業・NBA Academyはスカウティングという棲み分けが既にできている。

そしてアフリカでは簡単にスマートフォンが持てるようになってきている段階で、このスカウトアプリは大きな意味を持ってくる。

このようなアプリは先進国というよりも人口が多く、スカウト網が手に届かないアフリカや南米などの首都ではなく、地方の選手に大いに力が発揮される。
このアプリで良い選手がいたら、まずはNBAアカデミーの練習に参加してもらう。それはアカデミーをアフリカで行っているからこそできることである。急にアメリカに来てNBAクラブのトレーニングに参加するよりもよっぽどハードルが下がる。
それこそデジタルの有効な使い方である。

アフリカと日本というと留学生は多い。しかし現地のバスケットボール関係者と話しても、正直、アフリカの中でまだBリーグは認知がされていない。知らない人が多い。
距離的にはヨーロッパに近く、ヨーロッパの情報がより入ってくる。
しかし、これは逆に可能性があることだと思っている。
昨年、ルワンダの代表として出場したPatriots B.B.C. の代表とも話した。日本は環境が良いというイメージはある。もし可能性があるなら日本のプロジェクトとも行いたいと。VISIT RWANDAのパートナーも含めて考えられる。

Patriots B.B.C. (RWANDA) - The BAL

日本とアフリカのスポーツはまだまだ関係が深くない。だからこそ、チャンスだと思っている。
先にアフリカ大陸に入ってゆくと、日本＝〇〇というクラブのイメージの構築も可能であり、それは2050年に25億人になる大陸でとても重要な意味を持ってくる。

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