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東京のIT企業を辞めて村で地域おこし協力隊に

どうもクロです。
第二の人生を齢26歳にして始めました。

地域おこし協力隊って

地域おこし協力隊って知ってます?
私は知りませんでした。

地域おこし協力隊は国の政策で「地域活性化」をしたいようです。

 地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期は概ね1年以上、3年未満です。
〜中略〜
 具体的な活動内容や条件、待遇は、募集自治体により様々ですが、総務省では、地域おこし協力隊員の活動に要する経費として、隊員1人あたり480万円を上限として、財政措置を行っています。任期中は、自治体・サポートデスク等による日々の相談、隊員向けの各種研修等様々なサポートを受けることができます。任期後は、起業希望者向けの補助制度もあります。

総務省(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/02gyosei08_03000066.html)

地域おこし協力隊になった経緯

2022年03月
仕事先で地域おこし協力隊を紹介されてから実際に地域おこし協力隊を調べてみると「地域おこし協力隊 ひどい」と出てきます。
「あら、これはやばいもの紹介されたかなと」焦ったのですがそんなに酷いものを紹介する人じゃなかったのでさらに検索をかけたところ当然でした。

①地域おこし協力隊に満足している人は地域おこし協力隊自体をPRしない。
②地域おこし協力隊に不満がある人は声を大にして自分の不幸を伝える。

地域おこし協力隊にもPR隊員はいるのですが、そういう人たちは所属する地域のPRをするので地域おこし隊自体にはいい話が増えませんね。

2022年6月
実際にどんなところで受け入れ態勢はどんな感じなのか気になったので実地で視察を申し込んでみました。
向かった方法は高速バスで4時間、電車で1時間。
かなり時間とお金をかけてようやく役場最寄りの駅に到着。
(これでヤバいおこし隊だったら最悪だぞ、、、)

担当の役場職員の方が打ち合わせ先に連れて行ってくれる車中で
「イノシシをはねちゃったら尻尾持っていけば駆除費でお金もらえるよ」
なんて冗談か本当かわからない話をしてもらっているうちに到着。
既に着任している先輩隊員から職員さんがいない時に現状を聞いていわゆる「生の声」とやらを伺い「ここは大丈夫な村だ」と思いました。

2022年9月
入隊の試験を受けて面接を受けて9月に晴れて地域おこし協力隊として入隊することになりました。
担当職員さんはやりとりを密に行ってくれたので準備は引越しの荷物をパッケージするだけでした。

地域おこし協力隊、聞きたかったことは3つ

・活動費・生活費の負担について
・居住先でのインフラについて
・協力隊の受け入れ先の関係する人について

活動費・生活費の負担について

活動費は日割計算で一日7,500円。
めちゃくちゃざっくり20日で150,000円
キツいと思うでしょう?
でも家賃は出してくれるし車も貸与してくれます。
なんならガソリン代も5,000円分出してくれる!
地域によっては車は公私混同で使ってはいけない場所もあるらしい。

用意していただいた家は
建物:2階、2DK、2007年3月建築
設備:バス・トイレ別、追い焚き給湯器、シャワー、独立洗面台、温水洗浄便座、エアコン、フローリング、室内洗濯機置場、モニタ付インターホン
周辺:コンビニまで8分、最寄駅まで10分です。
この条件を検索したところ東京都内では平均12万円でした。

車は都内にいればかからない出費ですが設備を見ても新卒社員の給料程度は余裕でもらえていることになります。(もちろん田舎なので実際の家賃はグッと安いですがw)

居住先でのインフラについて

まずご飯ですが、先ほど述べた通りコンビニまで8分、最寄駅まで10分です。スーパーも薬局も徒歩10分で辿り着けます。
マックや焼き肉屋やサイゼリヤは車で30分くらいで隣町とかにいかないとありませんが、野菜が目ん玉飛び出るくらい安く道の駅で買えたりします。

つまり健康的な生活ができるってことですねw
鮮度が重要なもの以外はAmazonで購入できます。
もちろん普通の料金で届きますよ!

携帯の電波は悪いw
詳しく言うと「私の使っている楽天モバイルの」電波は悪いです。
自宅には光回線を引いています。

Amazonが届いて、徒歩圏にスーパーもコンビニもある。

協力隊の受け入れ先の関係する人について

ネットの口コミで書かれていたのは実際ここが一番です。
移住してお仕事を始めるとなると地域の人が「都会から来たような他人」が嫌いだとこあるわけです。

結論から言うと
「田舎ならではのあったかさ」がある上に
「新しい風を求めている」といった声がある場所でした!

この部分は視察だけでなく勤めて一ヶ月経ってより一層感じる部分です。

東京暮らしと比べて

メリット

空気が綺麗。自然が多い。
緑が多いおかげで空気が綺麗で自然が豊かです。
誰もが言います。

誘惑が少ない
「何も無い田舎」と「ものが溢れている都会」の丁度真ん中。
不便じゃないちょうど良いのがこの村です。
クラブも飲み屋も無いしナンパ出来る女も居ない。
後でも書きますがナンパしたらきっと一瞬でバレますしw

飯が美味い。とくに野菜は鮮度が凄い良い。
とくに最近はピーマンとナスが美味しくて夜ご飯はたくさん食べて肥えてしまいますw
麻婆茄子、素揚げ、煮浸し、浅漬け
一人暮らしでも素材が美味しいから絶品な逸品ができちゃいます。

デメリット

飲み屋がほぼない。
出来てもすぐに潰れてしまうそうです。
飲み会がしたい場合は「むなかた」に行くか隣町まで車で行って代行サービスを呼ぶ必要があるようです。

プライバシーの敷居が低い。
住んでいるところや家族構成などの簡単な個人情報は大抵が井戸端会議でシェアされます。
隣に誰が住んでいるかわからないような都会の感覚だと面食らうかもしれませんがSNSでそのような情報を開示している人にとっては些細な問題かもしれません。
もちろん絶対に知られたくないことを聞き出すようなことはないですので誤解の無きようにw

虫が多い。
虫が苦手だと月に一回は叫ぶことになる。
私は虫が向かってこない限りは強気でいられます。

最後に

まだ一ヶ月しか経っていませんが後悔なく暮らして仕事してます。
地域おこし協力隊は最長3年まで在籍できるので残り35ヶ月。
ここで生きていくために今考えているのが、
オンラインで月10万
スクール事業で月10万
その他局所的事業で年120万
ざっくりですが実現可能な金額だと思います。

3年後のことをいきなり書くと急に成功したように見えてしまうので、
まだ何にもない、成し遂げていない今。
勢いで東京でしていた仕事を辞めた今。

下積み時代は書き残さなきゃ忘れちゃいますもんね。

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