23歳になって、わたし
今のわたしにつながる自我が芽生え出したのはきっと15歳
挫折感からうつろな気持ちで廊下を歩いていた
挫折、羨望、憧れ、愛、嫉妬、憎悪、優越
これらの気持ちを抱えて、ゆっさゆっさと歩いていた
溢れんばかりの感情で息が苦しくなり、窒息しそうになりながら自身の活路を探していた
でも「まだ先になんかがある気がするから死ぬなら今じゃないかも」と思ってなんとなしに生き続けていた
そうこうするうちに足元には多くの出来損ないがいて、わたしがいて、わたしも出来損ないのひとつで、さらにわたしの