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“スポカレ流” ラグビーW杯観戦ガイド 大会編

今年9月20日(金)に開幕するラグビーワールドカップ。前回大会では南アフリカを破る大金星を挙げ、五郎丸ポーズも注目を集めましたね!
そもそもラグビーワールドカップってどんなものなんだろう…
そんな人にもラグビーを観戦して欲しいスポカレ編集部が、日本大会を徹底解説します!

まずラグビーの起源って?

1823年、イギリスにある有名なパブリックスクール、ラグビー校にてサッカーの試合が行われていたところ、一人の少年がボールを手で拾い上げて走り出した。これがラグビーの起源だと言われています。その少年に敬意を表し、ラグビーW杯のトロフィーはウェブ・エリスカップと呼ばれるようになりました。

(Credit: Ellrbrown https://flickr.com/photos/39415781@N06/33818186902)

ラグビーW杯って?

1987から4年に一度行われるラグビーW杯。今回が第9回で、20カ国が頂点を争い、日本にやってきます。今までの最多優勝はニュージーランド代表で3回、通称オールブラックス。今大会で3連覇を目指します。実は、ラグビーW杯はオリンピック、サッカーワールドカップに並ぶ、世界3大スポーツイベントの一つで、約40億人が視聴しています。

日本大会では、被災地の釜石を含めた10都市で試合が開催されます。チケットは、現在(2019年6月10日時点)第3次一般販売が行われており、第4次一般発売も8月中旬から行われる予定です。まだ大都市、地方含めチケット入手のチャンスが残っているので、ぜひ世界最高峰のラグビーを生身で感じてきてください!

ラグビーワールドカップチケット公式サイト:

https://www.rugbyworldcup.com/tickets

開催期間が最も長い大会?

ラグビーW杯の特徴は、海外からたくさんの観光客がやってくることです。サッカーなどと比べ、ラグビーは各試合の強度、身体への負担が大きいため、最多で週2回しか試合ができません。結果、大会は9月下旬から11月上旬まで開かれ、観光客の滞在期間が長くなります。週末に試合を観て、週中は観光といったように、地方への経済効果も期待されており、その額は約4372億円と予測されています。

(引用:ラグビーワールドカップ2019™日本大会 開催に伴う経済効果の分析について ―経済波及効果は約4,300億円と予測― https://www.rugbyworldcup.com/news/321850 )

ラグビーユニオン、ラグビーリーグとラグビーセブンズ

ちなみに今回のラグビーワールドカップは、ラグビーユニオンと呼ばれ、最も人気のある15人制ラグビーの大会です。他には、13人制で、ユニオンとはルールが少し異なり、オーストラリアで人気の“ラグビーリーグ”。ルールは同じだが、7人制でダイナミックなプレーが魅力の“ラグビーセブンズ”があります。セブンズは2016年リオ五輪からオリンピックの正式種目に選ばれており、リオでは、フィジーが国として初めてオリンピックのメダル(金)を手にしました。2020年東京五輪でも東京スタジアム(味の素スタジアム)で行われる予定です。今回のW杯は、ラグビーユニオンの世界一を決める大会となります。

大会方式は?

まず、20カ国のチームが4プールに分かれ、各プールで総当たり戦を行います。(第一次リーグ)
勝点:
• 勝利: 4pt
• 引き分け: 2pt
• 敗戦

以下は、ボーナスポイントとして勝点に加算する
• 7点差以内での敗戦: 1pt
• 勝敗に関わらず、4トライを記録した場合: 1pt

各プールでの総勝ち点上位2チームが準々決勝に進み、以降は一発勝負のノックアウト方式となり、決勝は11月2日(日)に横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われます。

日本はプールAに入っており、アイルランド、スコットランド、サモア、ロシアと準々決勝を目指し争います。(各国注目選手はこちらの記事で!)

どの試合もタフで、日本代表には厳しい試合となりますが、世紀の大波乱を起こした前回大会に比べ、選手層も厚く、期待できる布陣となっています。ぜひ桜の戦士を応援しましょう!

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ルールマニュアル編

日本代表編

各国代表編

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