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“スポカレ流” ラグビーW杯観戦ガイド ルールマニュアル編

今年9月20日(金)に開幕するラグビーW杯。前回大会では南アフリカを破る大金星を挙げ、五郎丸ポーズも銅像になるほど注目を集めましたね!

でも、ルールが難しくてどう観たらいいか分からない…

そんな人にもラグビーを観戦して欲しいスポカレ編集部が、ラグビーを徹底解説します!
今回はルールマニュアル編です!これだけ知っておけば、ラグビー観戦を楽しめること間違いなし!

試合時間は?

前後半40分ずつで、ハーフタイムは10-15分。サッカーとは違いロスタイムはなく、プレーが長時間中断する場合には、主審が時計を止めます。なお、80分が過ぎても、プレーが切れない限り、試合は続きます!

フィールドに何人いるの?

実はラグビーは、フィールドでプレーしている選手の数が最も多いスポーツです!
「あれ、アメフトじゃないの?」と思うかもしれませんが、アメフトは実際フィールドに出ている選手の数は1チーム11人。対してラグビーは1チーム15人もいるんです。2チーム合わせると、合計30人もフィールドにいる特殊なスポーツです。

フォワードとバックス

15人の選手たちはフォワード(1から8番)とバックス(9番から15番)に、分けられます。違いは、体の大きさです!現在日本代表候補のフォワードは、平均110Kgに対し、バックスは90Kgです。フォワードはその体格を生かし、体を当ててボールを争奪する職人、バックスはスピードを生かした点取り屋です。

これだけ知っておけば大丈夫! 3つのルール

1. ノックオン
ボールを前に落としてはいけない  -軽い反則
2. スローフォワード(フォワードパス)
ボールを前に投げてはいけない -軽い反則
3. オフサイド
ボールより前でプレーしてはいけない -重い反則

この3つを覚えていれば、ラグビー場に行く準備完了です!あと、主審が片腕をまっすぐ立てて、笛を吹いた場合、オフサイドなどの重い反則だと理解しておいてください!

得点の仕組み


トライ(5点):相手のゴールラインを超えて、ボールを置いた時。ボールを置く地点は、コンバージョンキックの成功に関わるので、スペースがあればポスト中央の方にボールを持ち込んでから置く。
コンバージョンキック(2点):トライの後、蹴るキック。ボールを置いた地点からサイドラインと平行線上であれば、前後自由に蹴る地点を選べる。
ペナルティキック(3点):重い反則の場合、その反則の地点およびその地点からの後ろ(サイドラインと平行な線上)から狙えるキック。
ドロップゴール(3点):プレーが止まった状態で蹴る上記2つのキックとは対称に、プレー中に、ボールを地面に一回バウンドさせてHポールに向かって蹴るキック。ただ難易度も高いため、あまり一般的な得点方法ではない。

これだけ知っておけば大丈夫! 3つの場面


1. スクラム
フォワードの8人同士が、投入したボールを自分の側に掻き出すように押し合います。ノックオンとスローフォワードなど軽い反則の場合、スクラムでゲームが再開します。なんとスクラムの重さは合計約2トン。
2. モール
複数のプレーヤーが立ったまま、密集を組み、手に持ったボールを争奪する状態。ラインアウトと呼ばれるフィールドの外からボールを投げ入れた後、モールが組まれる時が多い。
3. ブレイクダウン
ボールを持っているプレイヤーがタックルされた際に起こる争奪戦。タックルされてもボールを離さない(ノットリリースザボール)など、重いペナルティが最も頻繁に起こる場面。

このマニュアルだけ覚えておけば大丈夫!もし分からない時は、近くのラグビージャージ着ている人に聞いてみるのもいいかもしれないですね!喜んで答えてくれること間違いなし!

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大会編

日本代表編

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