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1分で読める 短編シリーズ

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1分で読めるエッセイをマガジンにまとめました。 スキマ時間に軽〜く2、3話どうぞ☕
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#仕事について話そう

他力本願

他力本願

小容量の脳みそを仕事に全振りしたいので
自分の持ち物には全て名前を書いています。

落としたら誰かが見つけてくれる事を期待して。

胸ポケットに入れた電卓をどこかに落としたり、ボールペンをどこかに置き忘れたり。

私はあらゆる方法でモノを無くす
落とし物のプロですが
探している時間が惜しいので
無くすことを前提にボールペンの予備をたくさん会社に置いています。

その他のモノも基本会社に置きっぱなし

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謎の役職

謎の役職

仕事が出来ない人に限って情報を出し渋る。
業種関係なく あるある なのかもしれない。

その時その場で必要な最低限のことしか伝えず、伝達も仕事の整理も全くできてない状態で休みを取り、

ごめんね、私いなくて困ったでしょ?

とドヤ顔をする。

当然みんなは心の中で
(きっちり終わらせて帰れや)
と思いつつ

『たまにはゆっくり休んでくださいね』と
いたわりの言葉をかける。

大事な情報を共有せず

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工場のお仕事

工場のお仕事

今日はトラブル続きだった。
むしろトラブルしか無かった。

機械のエラーやトラブルが相次ぎ、機械オペレーター達が朝から現場でてんやわんや。

『今日、機械の機嫌が最悪!』
『え?誰が?』
『機械の機嫌。』
『あぁ〜機械ね〜。あるある(笑)』

なんだ、ひと安心 という反応だ。

機械の機嫌が悪いのもよくある事だけど
気難しい現場の人間が機嫌を損ねることも
割とよくあることで。

人間の機嫌を取る

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