マリファ○で精神崩壊してみた ⑧ 〜A君にケツの穴掘られる〜

Aの筋骨隆々とした肉体、長いまつ毛、ふっくらとした唇、すべてが魅力的に映った

「怖い!」僕は叫びながら四つん這いになってAに近づいた
はぁはぁと呼吸を荒げながら

Aはぎょっとした顔立ちになった

僕はすんでの所で留まって、ソファの枕をバン!と叩き、そのまま子供が不貞寝する様に横になった

完全にAに抱きつくつもりだった

とりあえずAが横にいる
安心していいだろう、とても安心出来る状態ではないが、救急車を呼ぶのは流石にまずい
ぐるぐる回る思考をなんとか抑えようと必死だ

僕は起き上がったり、横になったりを繰り返して全く落ち着きがなかった

そこで僕は思い立った
瞑想だ

お腹に手を当てて、ゆっくりと腹式呼吸をする
恐怖や感情、思考を傍に置いて、呼吸に集中する

横でパシャっと音がした
人が死にそうになってんのに何写メ撮ってんねんA

「自分が宙に浮いている様な感覚だ」
僕は不安になってAに話しかけた

「身体の中に自分の魂がない、、、今そこにいる」宙を指さして僕は言った

「離人症みたいなやつかな、、、初めてかい?」

「こんな深いのは知らない」
そうだ、僕はこの体験を知っている
ここまでひどくはないが、自分が自分でなくなってコントロールが効かなくなった様な、、
高校時代の「アレ」だ

いくらか落ち着いたので僕はベッドに行き、横になった
それでも心臓の音がバクバクうるさい
怖い
寝られない
恐怖と呼吸への集中の繰り返し

急に扉が開いてAが顔を覗かせた
「何を隠している?」
Aが尋ねる
僕は咄嗟に「愛っぽいのに触れてみたい」と言った
本当に咄嗟に出た

Aは何か考えている様な顔をすると扉をゆっくり閉めた


次の日の朝、僕は放心状態で家に帰った
強烈な体験だったが目を覚ますと本来の自分に戻っていた
その体験は僕になんらかの圧力をかけた
予感がしていた
これは何かある、と。
真理を追い求める心が躍動した

僕は日課の瞑想をしながら眠りについた

その日夢を見た
Aが全裸で僕に近づいてくる
僕は身体が全く動かせない
Aは僕の肛門に一気にイチモツを挿入した
気持ちよかった
僕は男に犯された、と言う思いとそれを受け入れてる自分に気づいた

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