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土師野尾ダムの撮影を終えて【翔晴レポート】

今回我々が向かったのは、とあるダムー。

心霊写真が撮れるという心霊スポットである。そこは住宅街と住宅街の間にポツンとある、人気のないダムであった。曰く的な曰くがないにも関わらず、そのスポットの有名さは地元では一目置かれているようだ。

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周りは暗く、遠目に国道の外灯は見えるが、それでも安心できるレベルの灯りではない。当日の移動中は風もなく、天気も良く星はよく見えていたが、その場について暫くすると風が吹き雲が月を隠し始めた。

今回我々は、そんな心霊写真が撮れるというスポットでは、本当に心霊写真は撮れるのかを検証する為に来たのだが、この安易な設定が、この後あんな怖い思いをする引き金になるとはこの時は思ってもいなかった。

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撮影開始早々、翔晴の言葉でメンバーがみんな解散し、各自心霊写真を撮影する為にスポット内を散策し翔晴はひとり堤体入り口に残り【ひとり検証】をする事になる。そこで見つけた〇〇から全てが始まるのだが…。


それは動画で楽しんでもらうとして―。

スポットの感想を話させて頂くとすれば…

【怖い】の一言に尽きる場所ではあった、なにがそうなのか―。こんな場所に夜間、誰かが来ることはそうないだろうというのは安易に判断できるのだが、ずっと誰かがいるような、見られているような、そんな気配はずっとあった。しかし冒頭にも書いたようにハッキリした曰くがない分、気のせいだろと思っていたのも事実で、正直この場所をどこか心霊スポット?として見ていた気はする。何か声が聴こえても、音が聴こえても、まぁでも曰くはないし…という様な、そんな感じで。

いつになく気分的には楽な撮影だなって気持ちもあった。ダム自体は綺麗な場所もあれば、ごみが捨てられている場所もあって、管理がされているのか、されていないのかハッキリしない感じもする。何とも言えない寂しさや虚しさがあった気もする。そんな中、撮影は進んだ。

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近隣には公園もあり、昼間は子供達がいるのかな?と思いもしたが設置されているトイレは水も流れず、水を流すためのボタンすらない。こんなトイレ、そもそも誰も使わない。車どおりは深夜にしては、30分に一台通るか通らないかという感じで、歩行者なんてものは居るはずがないと断言できる。例えば、撮影した時間(深夜2時ごろ)に誰かが居たとすれば、それはもう変質者の他ないだろうと思えるほどだ。公園内にはテニスコートもあり、少し前までは、使用されていたのかもしれない。だが、今となっては使用されているような感じでもない。兎にも角にも、一日を通して人がいるような場所とは思えないのだ。もちろん仕事の休憩としてこの場所の駐車場を利用する人位はいるだろうが、それでも多いとは思えない。この場所になんの恨みも思い入れもないのだが、前向きな気持ちでこの場所を見れない、そんな感じだ。何故と言われたらうまく言えないのが事実であって、だからこそ、このスポットの記事を書くかは結構悩んだ。

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後日談としてだが―。

この場所、曰くがないと思っていただ自殺が絶えない場所と言う情報が入った。そして、とある主婦が車のままダムの中に落ちて亡くなった。またこの場所の駐車場で彼女と過ごしていたらドアをノックされた。などという曰くが撮影の次の日になって見つかり始めた。あれだけ撮影前に曰くを調べ尽くして出てこなかったものが撮影後に続々と見つかりだす…。

事実を知らずに動画を撮影し公開してほしくない、何者かの力なのか。それは我々にはわからないが、それでもその曰くを知って納得する部分は多く、正直、二度と行きたくない場所ではある。

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荒らしや誹謗中傷の類で検証しているわけではなく
本当に怖いのか現象は起きるのかを素直に知りたい気持ちから
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