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くるくる。
2018年12月26日 08:53
12月26日。朝の電車内。そこでは様々な物語が交錯し、そしていつもと違った空気が流れている。あるいはいつもと違うのは空気そのものではなくて、その空気を見つめる自分自身なのかもしれない。昨夜まで都会の隅々に満ちていたクリスマスソングの余韻に浸る人もいれば、浮かれた恋人の祭典が終わってホッと胸を撫でおろしている人もいるだろう。*朝の混雑したホームのあちらこちらで、電車を待つ人々が白い息