未経験からエンジニアに。効率化への興味から飛び込んだモノづくりの世界。
スパイスファクトリーは、世界がより良い方向に向かうよう、変化を加速させる “触媒” としての役割を全うすることをミッションとしたDXエージェンシーです。
社員インタビューでは、様々なバックグラウンドやスキルをもつ当社の社員にインターン生が直接インタビューを行い、皆様にお伝えしていきます。
第 17 回目のインタビューはこちらからご覧いただけます。
▼平山さんの人柄がわかる!ラジオ配信も必聴です。
第 18 弾では、Digital Service Development Div.のWebエンジニアである平山にインタビューを行いました。
アナログな環境に抱いた疑問。効率化への興味からエンジニアへの転職を決意。
ー 以前は出版業界で働かれていたとのことですが、どのような経緯で転職しようと考えたのですか?
前職では書店とのやりとりにFAXや電話が多用されていて、かなりアナログな仕事環境でした。身の回りの環境を良くするために社内では自動化を進めていたのですが、業界全体としてはシステム導入がなかなか進まず、体制はずっとアナログなままでした。
その中で商品開発よりも「非効率をどう効率化するか」といった仕組みを考えることへの興味が大きくなり、今の仕事よりも向いているものが他の会社にあるのでは?と思ったのが転職を意識したきっかけです。
ー 働く中で少しずつ興味の変化があったのですね。転職先として、なぜエンジニアという職種を選んだのですか。
デジタル化や効率化を図ろうと自分なりに模索していたところ、便利なサービスをたくさん見つけました。そこで最新サービスの魅力に触れていく中で、そもそもこれらのサービスを作る側を知りたいという気持ちが沸き、在職中にプログラミングの学習を始めました。
また、学生時代に独学でエンジニアになった友人から聞いた話や、周囲の「理屈っぽかったり、パズル的な考え方が好きだったりする部分がエンジニアに向いてるのでは?」という意見も後押しになりましたね。
その後もプログラミング学習を進める中で楽しさを実感し、自分でサービスを作る側に回るため、エンジニアへ舵を切ることを決意しました。
ー 実際に転職活動を行った中で、最終的にスパイスに入社を決めた理由は何でしょうか。
プログラミングを使って「作る」までで終わりではなく、その先で社会により良い変化をもたらすことを見据えたビジョンに共感したからです。
またエンジニアだけでなく、他の職種の方とも密接に関わりながら働ける体制に魅力を感じたことも理由の一つですね。
自分の価値を模索した日々。その先で見つけたモノづくりの世界とは。
ー スパイスに入社後はどのような業務を行っているのですか。
サービスの開発に加えて、利用者からの問い合わせをもとに不具合の原因調査や修正対応をしたり、その声を集約して開発する内容に落とし込むといった仕事をしています。
また利用者の声を最も近くで受けることができる立場を活かし、カスタマーサクセスのような形でクライアントへの提案等も行っています。
ー 未経験からエンジニアとして働くにあたって、苦労した経験はありましたか?
自分で作るようなアプリと入社して実際に携わったサービスとでは規模が全く違うので、内側のコードや仕様を理解するのにとても苦労しました。
他には、周りに経験豊富なメンバーが多い状況で、自分が提供できる価値を探すことですね。私の場合は、利用者と開発者の間に立つ橋渡し的な役割として、どうしたらチームに貢献できるかを意識して行動していました。
ー 自分での学習と実際の業務とのギャップに苦労されたと思いますが、どのようにキャッチアップし困難を乗り越えたのでしょうか。
コードに関しては、業務の中でひたすら触るしかなかったです。自分の知らない書き方やロジックについては時間を取って調べ、納得できたら次に進めるというのを繰り返し行っていました。
最初は理解が難しく焦りも感じましたが、周りのメンバーから「わからなかったらどんどん頼ってほしい」と声をかけてもらっていました。また「自分から質問していくしかない」というアドバイスをもらい、やっていく中で徐々に慣れていけばいいんだと納得できたのも大きかったですね。
こうした周りのメンバーや環境に助けられたこともあり、早くキャッチアップしてこれたと思います。
ー 実際に未経験からエンジニアに転身してみて、良かったことや感じたことがあれば教えてください。
完全に別職種からの転職で、正直初めは想像以上に知らないことだらけでした。一方で、エンジニアと一口に言っても、プロジェクトの中でどう活躍するかは人それぞれで、誰にでも活躍できるチャンスはあるんだなと感じました。
また前職での雑貨作りとは対照的に、小さいサイクルを回してモノづくりを進めるアジャイル的な考え方は初めて知りました。今後モノづくりの世界においてもこうした進め方が増えていくと思うので、それをエンジニアとして学べているのはとても貴重な経験だと思っています。
クライアントとの協働は達成感に繋がる。エンジニアが思い描く「これから」。
ー 今後の目標やスパイスで挑戦したいことはありますか?
クライアントと互いに信頼し合い、協力体制をがっちり取れるような関係性をこれからもっと構築していきたいです。
クライアントから一方的に依頼を受けるのではなく、対等な立場で協業し、より良いモノを作ることができれば、クライアントの数だけ楽しさや達成感を得られるのではないかと思っています。
ー 平山さんの経験も踏まえた上で、スパイスにはどのような人が向いていると思いますか?
自分なりに課題を見つけて、それをどうしたいか、どうすれば良いかなど具体的に考えられる人かなと思います。
また技術を突き詰めたり、最適解を求めるようなエンジニアが多い印象なので、世の中に求められている技術を追及するのが好きな人は向いていると思います。
ー それでは最後に、エンジニアに限らず未経験からの転職でスパイスに興味がある方に向けてメッセージをお願いします。
職種や経験にとらわれず、チームの中でどう振る舞うかなど自分のやり方を模索できれば、未経験からでも十分活躍できる環境があると思います。
こうしたい!と思うメンバーが集まればより良い会社になると思うので、そういった気持ちがある方には是非興味を持っていただきたいです。
ー ありがとうございます。自分の興味にまっすぐ向き合い、変化にも前向きに挑んでいく姿勢が魅力的でした。
スパイスファクトリーでは、革新の触媒の一員として、世の中を良くしていきたいとお考えの方からのご応募をお待ちしております。