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社内で取り組む【SDGs委員会】とは?社会貢献と事業成長が両立した世界を目指すスパイスファクトリー

今回は、2021年にスパイスファクトリー(以後スパイス)で発足されたSDGs委員会について、その概要をご紹介していきます。

スパイスSDGs委員会発足の経緯

スパイスSDGs委員会は、2021年の8月に新たに発足しました。

もともとスパイスには「社会貢献と事業成長の両立を実現する」という1つの目標があります。SDGsなどの社会貢献につながることとお金を稼ぐことが「or」ではなく「equal(=)」になる世界観を体現することを目指しているのです。

そんな中「まず私たちが取り掛かれることは、企業としての倫理観や組織の価値観を変えていくことだ」という意見からSDGs委員会が発足しました。

SDGs委員会の役割

SDGs委員会では、SDGsに対して永続性のある取り組みを行っていくことを目標としています。

そのためにも、代表取締役など経営層の意向を鑑みるのではなく、「会社が今行っているSDGsへの取り組みは永続性のあるものなのか」を監査する役割が必要なのです。その役割を担うのがSDGs委員会であり、SDGs委員会がやるべきことの1つになります。

SDGs委員会のメンバー

SDGs委員会メンバーは、各部署から1,2名、立候補形式で選ばれました。

役職に捉われることなく、多種多様なメンバーで運営しています。新たな視点を入れることも大切であるため、将来的にはメンバーを入れ替えながら実施していくことも検討しています。

立候補制ということもあり、メンバーには特にSDGsに興味を持った人が多いです。一方で、正直あまり知識はないけれど、この機会に学んでみたいと思って参加した人もいます。

【当社SDGs委員会メンバーの委員会参加理由(一部)】
・大学時代から国際協力に興味があり、MDGsやSDGsを学んでいた
・社会貢献性に惹かれてスパイスに入社した
・スパイスに入って社会課題に興味が出てきた
・障がい者関連/ 気候変動や食事関連に興味がある
・ゴミの処理、社内の備品関係に関わっている
・SDGsの知識も経験もまだあまりないが、この機会に学んでいきたい
・前職はサステナブルのど真ん中の会社にいたのでいろいろ携わってきた

SDGs委員会を通して今後やっていくこと

まず第一歩として、SDGsを掲げている会社であるのにSDGsウォッシュになっていることはないかを社内でしっかり確認していきます。
※SDGsウォッシュについてはこちらの記事をご覧ください。

例えば、社内でセクハラ・パワハラが横行していないか、調達する備品はSDGsに考慮したものであるかなど、マイナスがないか確認する、マイナスを埋めるということです。

来年以降は、プラスの行動に移っていくことを予定しており、具体的には予算をかけて社会活動に取り組む予定です。特に取り組もうとしているのが「貧困問題」であり、将来的には教育を通した社会貢献に携わることを考えています。

スパイスが既に行っているSDGsの取組み

初回のSDGs委員会では、スパイスが既に行っているSDGsへの取り組みが再度整理されました。

スパイスのSDGsの取り組みについてはこちらもご覧ください。

【貧困をなくそう】
スパイスでは、チャイルドスポンサーを通じた寄付活動を毎年行っています。具体的にはカンボジアへの寄付を行っており、毎年カンボジアの子供たちから手紙が来ます💌

【飢餓をゼロに】
食事を通じて寄付ができる「CSR支援プログラム supported by TABLE FOR TWO」に参加しています。

【すべての人に保健と福祉を】
薬剤師向けシステム、介護士向けの求人ポータルサイトなど、スパイスでは医療領域の案件を複数いただいています。
また、特定非営利活動法人 ワールド・ビジョン・ジャパンの「チャイルドスポンサー」を通じた寄付活動も行っています。

【質の高い教育をみんなに】
日本初の世界標準モデルのWEB入試コンソーシアム「The Admission Officeの開発を行っています。また、他にも教育系の案件に携わっており、実事業での貢献を目指しています。
また、認定NPO法人カタリバに寄付を通じて日本全国の勉強する機会を奪われた子どもたちを支援しています。

【ジェンダー平等を実現しよう】
スパイスでは、女性社員比率と女性管理職比率がほぼ一致しています。直近では、Woman's Value Award で準優秀賞を受賞いたしました。
また、女性のいのちと健康を守るために活動している国際協力NGO「ジョイセフ」へ寄付しています。

【安全な水とトイレを世界中に】
特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパンへの寄付を通じて途上国に清潔な水と衛生環境を届けています。

【エネルギーをみんなに、そしてクリーンに】
東京オフィスで100%自然エネルギー(再生可能エネルギー)、CO2排出量ゼロの「GREENa」でんきを使用しています。また、従業員向けに自然エネルギーを利用した電力供給利用への手当も構想しています。

【産業と技術革新の基盤をつくろう】
本業として企業のデジタルトランスフォーメーションを推進し、技術革新を産み出していきます。

【働きがいも経済成長も】
会社のあらゆる人事制度を通じて人間らしい雇用 (ディーセント・ワーク)を促進していきます。
Great Place to Workが運営する「働きがいのある企業調査(2022年版)」にて、2021年初参加にして働きがい認定企業に選出されました。

【人や国の不平等をなくそう】
国籍にかかわらず、公平な採用選考基準とフェアな人事評価制度の実施しています。前述の働きがいのある企業調査では、「年齢に関係なく正当に扱われている」「人種に関係なく正当に扱われている」「性別に関係なく正当に扱われている」の項目に置いて「そう思う」と回答した従業員が99.3%という数値になりました。(3項目の平均)

【住み続けられるまちづくりを】
北海道の知床斜里町にて、ICTを通じた地域活性化のPoC活動を定期的に実施しています。

【つくる責任つかう責任】
社内で購入する備品は環境負荷の低いものを使用しています。また、東京本社ででたゴミは、自治体のごみ収集ではなくリサイクル専門の業者に依頼をし、プラスチック100%リサイクルをお願いしております。社内の取り組みについては社内のSDGs活動紹介のブログもご覧ください。

また、Shopifyのプロジェクト等でSDGsに配慮したものづくりにいくつか関わらせていただいています。
次世代型サステナブルD2CプロジェクトECサイト

【気候変動に具体的な対策を】
環境問題について取り組む公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)へ寄付しています。

【海の豊かさを守ろう】
漁業に関する案件に携わらせていただいております。
また、海のプラごみ汚染問題など、海洋汚染 について取り組む日本自然保護協会会社へ寄付しています。

【陸の豊かさも守ろう】
知床半島の原生林保護に対する寄付をしています。

【平和と公平をすべての人に】
内戦や紛争などの被害を受けた子供たちへの支援を行う国連UNHCR協会へ寄付しています。

【パートナーシップで目標を達成しよう】
SDGsに関連するデジタルサービスを開発する当社クライアント企業に対し、一律のディスカウントもしくはディスカウント相当額を弊社が関連団体に寄付活動をしています。

今後のSDGs委員会

SDGs委員会は月次でミーティングが開かれており、社員がSDGsについての知見を深め、意見交換できる場となっています。

今後は四半期に一度、SDGs委員会の提言をまとめ、スパイスの経営層に提出する予定です。その提言を受けて、スパイスは「より良い」会社に向けて改善を行っていきます。

「世界に驚きと感動を」与えるためにも、今後も引き続き会社全体でSDGsについての知見を高め、社会貢献性の高い事業を手助けできる体制を整えてまいります。

スパイスファクトリー株式会社
世界がより良い方向に向かう"触媒"であることをビジョンとし、他の先進国に比べてデジタル化が遅れていると叫ばれる日本において、より社会貢献性・公共性の高い領域でのDXを促進し、デジタルの力を使っての社会課題解決を目指しています。代表を含めエンジニアが4名で立ち上げ、創業以来5年間、売上高は継続して150%成長。人数も直近1年間で2倍の60名規模になっています。

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