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流されるか流されないかを決める

私は流行に乗るのがわりと好きなほうです。今は何が流行ってるんだろう? と気にすることも多いです。それに実際に合わせるかどうかはそのときによりますが、興味があることについては積極的に乗っかっていきます。

例えばそれは服装の流行のことが多いです。そのためにあえて普段ベーシックな服を選んでおき、ワンポイントなど部分使いで取り入れたりするのがささやかなおしゃれといった感じの楽しみ方で好きだったりします。

最近はドラマやアニメ、漫画に対してのアンテナもまた伸ばすようにもなっています。いろんなジャンルを少しだけ覗き見ては次に向かう私を「にわか」と呼ぶ人もいるでしょう。



仕掛ける

「にわか」はいろんなものに興味を持ちます。「ミーハー」と揶揄する言葉がかつてありましたが、現在それは同じような意味といっていいと思います。けれども、そういった好奇心の強い人たちによって流行が作られるのではないかと思います。

例えば、服の流行とは実は国際的に会議で決まったものだそうです。実際に取り入れる人がどれくらいいるかは別として、ファッションブランドというのはショーでその決められた流行を取り入れた服を作っています。

そしてそのショーを特集した雑誌を参考にする雑誌があり、同じように参考にするファッションブランドが連なっていきます。

もちろん、流行をどれくらい取り入れるかどうかはそのブランドの采配によります。そういった、仕掛けるという行為があるからこそ成立している流行もあります。


見つける

最近はネットの人気から火が付くことも多いです。多くの芸能人がこういったSNSから発掘されています。tiktokやインスタ、Twitterでも。それに乗っかる人がいるからこそ、このブームは成立します。

私は自分が「にわか」寄りの人間であるからこそ、そちら側を否定しませんし、その一時的にでも燃え上がるという性質のおかげで経済が回っている面もあるのではないかと思っているところがあります。

けれども一方で、ずっと同じものが好きだという人に対してものすごく憧れがあります。実は私は恋愛に関しては同じ人をずっと好きだという面があるため、全てにおいて流されるわけではないからです。

きっと私とは逆で、恋愛関係でいろんな人を好きになることができ、他のものは愛着のあることを続けるという人もいるんだろうと思います。もちろんずっと同じ人が好きで同じものが好きという統一した価値観の人もいることでしょう。


選択する

価値観というのは人それぞれで、そのどれもが個性でもあります。流行という言葉に置き換えたものの、世の中には不変なものもあり流動的なものもあると思います。その中で変わりやすいもののひとつが人の心になるのかもしれないと私は考えています。

例えば好感度の高かった芸能人がひとつの発言で炎上し、一気に世間を敵に回して何をしても一挙手一投足を批判されるようになるこのご時世です。普段から不用意な発言は控えるべきものかもしれません。けれども、人は不完全な生き物でもあります。

少し前まで好きだったのに急に叩くようになったりするという人たちもいると聞きます。そんな中で、私は2・6・2の法則(または3・4・3の法則)というものを最近目にしました。

自分を好きな人は2割、どちらでもない人が6割、嫌いな人が2割といった人間関係の考え方で、つまりは自分のことを好きな人が必ずいる一方で嫌いになる人も必ずいるということでした。

この場合中間層であるどちらでもない人たちがどちらにつくかで、どうなるかが変わってきます。それがきっと「にわか」とは違い、流行に流されるかそうでないかを自分で決めることのできる人たちなんだと思うのです。


心を掴む

人気が出るかどうかはどちらでもないとされる人たちの心をつかめるかどうかがポイントであるのではないかと考えています。私も実際に流行と知っていても、取り入れるアイテムとそうでないアイテムがあります。

私もまたどちらでもないという立場だからこそ、何かを選択しているのです。ひとりひとりの決断が、いろんな流れを生み出します。そして人が集まったりいなくなったりということだけで誰かの運命が変わってしまったりします。

人が集まる場所というのは人が流れた結果であり、いなくなった場所もそうだと言えます。興味を惹きつけ続けることは容易ではありません。固定ファンを作ることもまた容易ではありません。

流行とは絶えず生まれていきます。人々の興味は移ろっていきます。変わらず人のいる場所もあれば、徐々に忘れ去られて朽ち果てていってしまうところもあるでしょう。その中には私たちにとって過去にしたくないものも含まれているかもしれません。


何かいいと思うことがあったら応援するのがおすすめです。推しは推せるときに推せとよく言われますが、流行とはたくさんの人たちのひとつひとつの決断の結果なのでしょう。

まずはたったひとりの動きがないと、この流れを生み出していくことは難しいと言えます。私も引き続き好きなゲームなどについて呟いたりして、少しでも人気に貢献するつもりです。


ここまで読んで下さってありがとうございました。




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