無題

楽しいですよ、接客ってお仕事


昨夜に言われた一言がきっかけで綴った、日々沢山のお客様と接している僕の接客論。

・接客業は誰でも出来る資質がある

・お客様の側面を拾えば可愛く思える

・マイルールに沿って「個で近づく」


接客業は誰でも出来る資質がある



昨夜言われたお客様からの一言。



「さすが接客業だなと思いました!」って。



どういうことかと言いますとですね、ま、他のお客様から見たらやや?いや、だいぶ変わってるように見える(実際に変わってる人も中にはいますが笑)お客様と笑顔で話している僕の姿を見ての一言



接客業じゃない方から見て、接客業の人にたいして、「これ、私には出来ないなー」とか「凄い能力だと思います」みたいに感じる箇所ってありますか?



丁寧な言葉で話しているところ?笑顔でいるところ?楽しそうに過ごしているところ?



僕は接客業は誰でも出来る、いたってシンプルな仕事だと思っています。そりゃ、すぐに誰とでも気軽に話せるようになったりは出来ませんよ?多少のメンタル術や小手先の技術はあった方がスムーズではあります。



でも、もともと僕たち人間は父と母との関係があって生まれてきています。つまり、誰かと誰かのコミュニケーションの上で人類は誕生しているんです



コミュニケーションの上で誕生しているってことは、その血を持っています。全く血を継いでいないなんてありえないんですよ。故に、潜在的に誰しもが接客業に向いている資質を兼ね備えていると僕は思います。



お客様の側面を拾えば可愛く思える



昨夜、深夜1時を回った頃、初来店のお客様がいらっしゃいました。笑顔が素敵で、とても好意的にお話をしてくださいました、当店の新人アルバイトにも「つくってみてよ」って練習台にまでなってくださって大変ありがたい、そんな方でした。



徐々にお酒が回ってきたのか、話のテンションが上がり始めて、隣の方に絡み始めたりしたのですが、(あ、隣の方は僕たちの仲良しの方なので問題なかったです。ちなみに、冒頭の発言をされたのは彼笑)僕はその光景さえも「面白っ!」ってなってしまうんですよね

(もちろん、迷惑そうにしている人にはしっかり対応しますよ)



それはなぜかって?



ホントに手間のかかる酔っ払いはですね、人の話を聞かずに自らの欲求を満たすべく猪突猛進の姿勢できます。このタイプ、要注意です笑。言えば言うほど争う姿勢を強めてくるので。



昨夜の方は、かなり飲んだ後でもしっかりと会話のキャッチボールが出来ました。隣の男性に絡んだ時も、「絡んじゃダメでしょー!」って言ったら大人しく引くんです。(初見でタメ口すいませんでした笑)



そして、何より、金曜の夜を心から楽しんでいらっしゃったように見えました。「金曜と土曜くらい飲ませてよねって感じーハハハ」って言ったそのあとの一瞬の素の顔を僕は見てしまいました。日頃、一生懸命に働かれて、そのご褒美に飲んでいるんだろうなと。



お酒の飲み方としてはとても素敵な理由であるとバーテンダー的には思います。こういった側面を持っている人はだいたい良い人です。少しくらい乱れても可愛いなって思えます。むしろ、うちで息抜きが出来ているのなら嬉しいです



マイルールに沿って「個で近づく」



「人から好かれたければまずは好きになりなさい」



とかよく言いますよね?これ、すごくいい言葉ではあるんですけど、ちょっとだけ補足を加えるともっとわかりやすい気がするんですよね。



「好きになりなさい」



ぶっちゃけですよ、誰しもを好きになんてなれない、なれるわけないじゃないですか?笑当たり前ですよね?



なので、僕は第一印象が良い人は好きになるようにしようとしています



単純に「仲良くなりたい」って気持ち、沸きますよね?印象が良い人と絡みたくないなんて思わないですよね?なので、そういった人には積極的にアプローチを重ねていきたいという気持ちを持っています。



逆に、第一印象が良くなかった人、こういう人はそうですねー、ま、普通に対応しますね、とりあえず。もしかしたら第一印象が悪いだけで実はめちゃくちゃ良い人ってパターンもあるので。(ちなみにそういった方、僕は今まで沢山出会ってきました。その時はこの手法を取ったときの自分、ホントすいませんでした!って気持ちになります笑



お店の雰囲気もそうですし、商品、使いやすさは来店の動機にもちろんあっています。その中で、一番注力していくべき点は「個で近づく」っていうところにあると常々語ってきました




色々な方が来てくださいます。ホントに多種多様な価値観、性格、ビジュアルの方々。全員と仲良くなることは不可能なので、その中で自分の意識一つで道が開けるのであればそれは「個で近づく」を実践した結果です。



パッと見、「変わってるなー」ってお客様も、実はただの良い人だったりするものです。自分の中に簡単なルールを設けて(さっきの僕のやり方でも構いません)接してみたら、面白いことが起こるかもしれませんよ。



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