読書記録〈4-6月〉

なぜか7-9月の読書記録を先に投稿してた。まあいいや。

4月


ダンス・ダンス・ダンス 上/村上春樹
ダンス・ダンス・ダンス 下/村上春樹
砂の女/阿部公房
安達としまむら/入間人間
図書室の海/恩田陸
ビブリア古書堂の事件手帖5/三上延

安部公房は初。恩田陸は『蜜蜂と遠雷』しか読んだことなかったので、短編集で作品の雰囲気つかみのために読んでみた。
ビブリアは気がついたらかなり進んでたので(第2部始まってて驚いた)追いつくために再履修。

5月


アンドロイドは電気羊の夢を見るか?/フィリップ・K・ディック 朝倉久志:訳
ビブリア古書堂の事件手帖6/三上延
ビブリア古書堂の事件手帖7/三上延
安達としまむら2/入間人間
安達としまむら3/入間人間

海外作品かSF読みたくなって悩んでいたところ「海外のSF読めばいいや」ってことで、長年気になってた電気羊を読む。文章だけに集中するとつかれるけど、相関図書いたらスラスラ読めた。
映像で見ればもっと理解深まりそう。

6月


シドニー!2 ワラビー熱血編/村上春樹
娼年/石田衣良
ふわふわ/村上春樹
女のいない男たち-イエスタデイ/村上春樹
夜行/森見登美彦


少し癖の強い恋愛小説読みたくなってたんだと思う。村上春樹の女のいない男たちは女性たちが知ることのない男性の本質的な弱さを教えてくれる作品。
夜行は今までの森見ワールドの概念を覆す文体で、あれ、本当に乙女と四畳半の人?ってくらいギャップに戸惑った。
森見登美彦的要素もあるけど、いつものカワイイ奇天烈な要素は気配でそこにいるかもしれないってくらい薄められていて、そこにいるのは文豪としての『森見登美彦』の姿だったー。
これだから読書はやめられない。

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