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超効果的!リラックスするための入浴5つの規則

お風呂に入るとなぜ疲れがとれ、リラックスできるのか?それは以下の2つの要素に集約できます。

・ 温熱効果により、血流が良くなることで、
 新陳代謝がすすみ、細胞を綺麗にする

・適温のお湯で副交感神経を優位にさせることで、
 リラックス効果が生まれる。

今回はこの二つの効果を最大限にさせるな入浴法についてお話しします


1.お湯の温度は40度が理想です


お湯の温度は好みがあります。温度は1度変われば体感温度は.随分と変わるからです。

銭湯やスーパー銭湯を運営する上で、お湯の温度を何度に設定するのかは施設の経営ポリシーの根幹で、それによってターゲットとなる客層が変わってくるからです。

一般的には42度を境に熱めのお湯、40度を境にぬるめのお湯というふうにわけています。
私が以前運営をしていた施設では高温風呂45度、中温風呂41度、低温風呂38度に設定していました。

リラックスすることが目的であれば、少々ぬるめに感じますが40度から41度くらいが体への負担が少なくて良いでしょう。

42度を超えるお湯は人によっては熱く感じ、交感神経が優位になります。緊張状態となるためにリラックス状態を得にくいからです。

銭湯のお湯は熱交換器を使い温度が一定に保たれる仕組みになっています、ここがご家庭のお風呂と違うところです。

家風呂では、一旦張ったお湯の温度は保てません。特に、冬場は時間の経過とともに温度が下がるのが早いので、循環式のお風呂では41度設定でお湯を沸かし、給水式のお風呂では給水温度を42度設定でお湯を貯めると良いでしょう。

そうすると、程よい温度でリラックスできると思います。

追い焚きなどを利用して温度調整を行う際は、
”茹でガエル”の法則には注意してください。

茹でガエルの法則は、カエルは最初から熱いお湯には警戒して入りませんが、水を徐々に沸かした水の中では、心地よく感じて、温度が上がっているに気づかずに、茹でガエルになるという例えです・・茹であがらないようにね!

2. 湯船には肩まで浸かりましょう


お湯にはしっかりと肩まで浸かる方が効果は高いです。

以前記事にしましたが、湯船の中は、静水圧作用と浮力によって血流を体の隅々まで行き渡らせる効果があるのですが、肩まで浸かって全身を温めた方がその効果は高くなります。

昨今の家庭のお風呂は、欧米型の水深が浅く寝そべるようにして入る、細長い形が主流です。この形の浴槽は、意識をしないと胸から上は湯船に浸かりにくいので、意識してしっかりと肩まで浸かってみてくダサい。

宣伝ばかりで申し訳ないのですが、疲れがひどい時は銭湯で首まで湯船に浸かり、ゆっくりと肩を回す動作を繰り返すと良いですよ。

ゴリゴリになった肩.がすっきりし、翌朝の目覚めが快適です。

3.入浴時間は10〜15分が理想です


時間は、40度くらいのややぬるめのお湯だと体の負荷もかかりませんので10分から15分じっくり浸かるのが理想です。

体が温まり、血管が拡張して、血流がよくなるには5分以上時間がかかります。

血流が良くなり全身を巡る血液が緩やかにお湯の温度と熱交換を行います、この作用によって体温は上昇してゆくのです。血流を温める感じを意識してください。額に汗を感じたら、体がしっかりと温まった証拠です。

ここで無理をすると湯あたりの原因となりますのでお湯から上がってください。

お湯に浸かることで体温は上がりますが、当然お湯から出ると体温は下がります、しかし毎日湯船にしっかりと浸かること、体を冷やさない日常を心がけること、意識をすれば普段の体温は上がります。

4. アロマ効果を利用しましょう


ご家庭で入浴される場合、入浴剤が疲れを癒す効果が期待できます。

入浴剤には様々な温泉効果のあるものがありますが、私が注目するのは香りです、アロマ効果が期待が目的なら、アロマオイルを数滴いれるだけでも効果は得られます。

アロマテラピーは「香り」によって、自律神経やホルモン、感情を司る機能に直接働きかけ、不調を調整するリラックス法です。

五感の中で、嗅覚のみが大脳を介さず直接脳の中枢部に届きます。これは、臭いによって、咄嗟に判断を行うための機能です。嗅覚の作用はこのため、腐ったものを口にしない、危害のある臭いを避ける、脊髄反射のように無条件に行動をとることができるのです。

アロマ効果はそれだけにレスポンスも早く作用します。

また鼻から肺に吸収された成分は、血液によって毛細血管に運ばれるため、有効成分は全身に浸透します。これらの作用が、副交感神経を優位にして、リラックスすることができます。

5 . 湯上りに体を冷やさない


入浴でしっかりと体を温めて体温を上げたら、その体温はゆっくり覚ましましょう。

入浴後はしっかりと体を拭位tください、体が濡れたままだと気化熱によって体をどんどん冷やしてしまいます。湯上りに風邪を引きやすいのはこれが原因になっています。

湯あがりのビールはたまりませんが冷たいものもできれば控えて欲しいところです・・・

せっかく温めた体を湯冷めさせないこと、ぽかぽかを維持するこてリラックスした時間をしっかりと保ちましょう。

まとめ
1.   お湯の温度は40度が理想です
2.   湯船には肩まで浸かりましょう
3.     入浴時間は10〜15分が理想です
4. アロマ効果を利用しましょう
5 . 湯上りに体を冷やさない

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