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「若くありたいと人」「若く見られたい人」60歳からの生き方の課題!

60歳を前にして、素敵に歳を重ねていくことが理想の生きかたなのかな!なんて思うことがあります。

若くありたいという思いはありますが、"若く見られたい"という生き方はちょっと違う。

それは他人評価の中で生きることであり、息苦しいですよね。他人の目を気にして若さを保つことにとらわれると、自分自身を見うしない、内面的な充実感や幸福感を得ることがむつかしくなるのではないでしょうか。

久々のジュリーがカッコよかった話

先日ある銭湯のBGMに沢田研二さんの「ストリッパー」という曲が流れていました。割と多くの銭湯で、有線放送で昭和歌謡的な曲を流している施設が多いですよね。

沢田研二さんといえば、昭和を代表するスーパースター、僕にとっては小学生の頃の人気番組「ザ・ベストテン」の常連で、大ヒットした曲がたくさんあったのをおぼえています。

久々に聴いた「ストリッパー」がすごくカッコよくて、テンポの良いリズムに独特の艶のある声、全然古くない。昭和歌謡という懐メロといったカテゴリーではなく、今の時代でも十分通用する音楽です。

思わず家に帰ってYouTubeで沢田研二を検索して見ていると、ほんとにいい曲がたくさんあったなだと再認識しました。

そして、なんともまあ!沢田研二さんの男の色気が半端ない。歌謡界の男性アイドルは、こののちジャニーズが席巻するようになりましたが、往年の沢田研二の魅力には束になってもとても太刀打ちできないなと思わせるスター性とオーラです。

その沢田研二さんは現在75歳。調べてみると今もバリバリに毎年公演をされておられます。それも、ホテルのディナーショーとかではなく結構大きな会場での全国ツアーです。

今年行われているチケットの販売状況はどの会場もソールドアウト。追加公演のお知らせなんて情報が掲載されております。

YouTubeで、現在のコンサート模様も流れているのですが驚くことが2つ。

1つ目は、見た目が往年の姿とあまりにも違うこと。白髪に白い髭に覆われ、かなりふくよかな体型です。どう見てもカーネルサンダースのようにしか見えません。

えっ!これがジュリーなのか!といった驚きです。

そして、もう一つはその歌声。カーネルサンダースとは思えない歌唱力に特徴のあるあの声は、まるでジュリーです。

カーネルサンダースではなく、沢田研二なので当然ジュリーの声なのですが、その容姿とのギャップに反して少しも衰えを感じない声に驚くと共に、75歳という年齢に逆らわず、隠そうともしないいさぎよさにむしろ感服の念をもちました。

今ある姿であれば良い、禅の教え

毎月通っている禅寺では、和尚から今ある姿をただ感じなさいと教わります。マインドフルネスの関連書を読むと、自分の内面と向き合い、現在この瞬間を大切にすることに集中することが大事なこととだと書かれています。

庭に咲く花は、華麗に咲き誇る時期もあるが、やがて枯れて行く姿も含めて花の一生です。ドライフラワーとして飾られる道もあるのでしょうが、それは生きた花としての姿ではありません。

姿勢を正し、呼吸を整え、湯船につかりながら、かすかに聞こえてきた「ストリッパー」は相変わらずカッコよかった。

ジュリーでも、カーネルサンダースでもなく、沢田研二は沢田研二であればそれで良い、そんな年のとりかたは素敵だと思うのです。

お願い

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