ニューノーマル時代の顧客との関係構築方法とは? 〜Elasticのオンライン座談会施策の裏側〜
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ニューノーマル時代の顧客との関係構築方法とは? 〜Elasticのオンライン座談会施策の裏側〜

昨年までは、SaaS企業やB2B企業における見込み顧客とのリレーション構築や既存顧客のエンゲージメント向上施策として、リアルイベントは非常に有効な手段でした。

しかし、今年は状況が違います。リアルイベントの開催が難しくなっている今、顧客との関係構築にも変革が求められています。

全文検索エンジンを提供するElasticの日本法人Elasticsearch社は、そんな状況を打破するための一手として、「企業のCIO/CTO限定のオンライン座談会」を開催。

・オンライン座談会を開催した理由は?
・従来のウェビナーの課題と解決策は?
・オンラインでインタラクティブな座談会を開催するには?

今回は、2020年10月に開催された「Elastic CIO/CTO roundtable」の事例に焦点を当てながら、Elasticsearchのカントリーマネージャー 川崎 友和様にお話を伺いました。

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(上:Elasticsearch カントリーマネージャー 川崎 友和様 左:スペースマーケット 堀田 右:スペースマーケット 岩崎)

普通のウェビナーだと、もう物足りない

----Elasiticはどのような会社ですか?

全文検索エンジンを提供する企業ElasticはElastic Stack(Elasticsearch、Kibana、Beats、 Logstashの製品群)の開発元として2012年に設立され、2018年10月にニューヨークで上場しました。

検索、ログ、セキュリティ、分析などのユースケースで大規模データをリアルタイムに処理するサービスを、オンプレミスとSaaSで提供しています。
Elastic StackはCisco、eBay、Goldman Sachs、 Microsoft、The Mayo Clinic、NASA、The New York Times、Wikipedia、Verizonを含む世界中の企 業や組織で採用され、ミッションクリティカルなシステムを支えています。

Elasticはユーザーコミュニティーの育成と交流を重視しており、定期的にユーザー向けの勉強会を開催しています。現在、日本のElastic コミュニティーは登録人数が1,300人を越え、世界規模ではコミュニティは10万人規模に成長しています。


----川崎さんの担当されている業務範囲を教えていただけますか?

私のミッションは、「日本におけるElasticに対する認知度を高めて需要を創造・増幅し、売上を増やすこと」です。そのためのことは何でもやる、というのが正直なところです。

営業活動の一環として、イベントやウェビナーの開催も私の担当として推進しています。


----今回、一緒に実施させていただいたオンライン座談会の施策について、まずは実施した背景を教えていただけますか?

今回のオンライン座談会の目的は、お客様とのリレーション構築です。これまでは、リアルイベントやセミナーを実施していました。

コロナ禍で、あらゆるイベントがバーチャル化・オンライン化されていきました。我々が対峙するようなITセクターも例外ではなく、これまで頻繁に行っていたリアルイベントが一気に行えなくなってしまいました。

会社として実施するイベントであれば、「体験としての楽しさ」がすごく重要だと思うんです。

私自身、参加者としてオンラインイベントやウェビナーに参加するなかで、正直なところ、「普通のウェビナーだと物足りないな...」と感じ始めていました。

いろいろな形を模索する中で、スペースマーケットさんとの出会いからオンライン座談会という形式にたどり着きました。


----スペースマーケットにご依頼いただいたきっかけは?

岩崎さんとランチをした際に、「ウェビナーを考えるウェビナー」の様子を教えていただいて、「これならこれまでとは違う、『オモロいウェビナー』が実現できるのでは」と思ったのがきっかけです。

(スペースマーケット主催「ウェビナーを考えるウェビナー」の様子)

「オモロい」をもう少し具体的に言うと、「参加型」「体験型」で視聴者の方々に楽しんでいただく、ということです。これまでのスライドショーを見せるだけの一方通行のウェビナーだと、どうしても"ながら見"や"BGM代わり"になってしまう。離脱率も高いです。

リアルイベントであれば、同じ場所と時間と体験を共有することができる。それが、普通のウェビナーだとどうしても難しい。

「番組型ウェビナー」の形式であれば、参加者の方々にエンゲージメント高く前のめりに入り込んでもらうような体験、「オモロイ体験」を実現できるのではないかな、と感じました。


オンラインでインタラクティブなコミュニケーションを実現するには?

----実際に開催された、「CIO/CTO Roundtable Japan」の概要を教えていただけますか?

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(イベント企画書より抜粋)

川崎:「CIO/CTO Roundtable Japan」は、先進的な取り組みを行われている国内企業のCIO/CTOの方々をお呼びして、率直に自社の課題と対策を議論するフォーラムです。これまでにも何度か開催していて、今回はそのオンライン版でした。テレワークをきっかけに自社の課題を議論する場が減った経営者やIT部門のトップの方々に場を提供することが今回の大きなテーマです。

そのため、「オンラインでいかにインタラクティブなラウンドテーブルを実現するか」が重要なポイントでした。

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(オンライン座談会の様子)

内容としては、通常のウェビナーにありがちな一方通行の情報発信ではなく、5~6名程度の少人数グループでのディスカッションをメインコンテンツとしました。

ディスカッションは「ニューノーマル時代の『真!』DX戦略」をテーマに、コロナ禍でのDXの課題感や、ボトルネックとなる要因、解決案を深堀りし、共感し、議論することを目的としました。


----今回のオンライン座談会でのポイントをいくつか教えていただけますか?

全体を通じて、「オンラインでも共有体験を創ること」を重視しました。

まず、当日はお弁当やノベルティを事前にお配りしました。リアルイベントだとランチタイムや懇親会があるのは当たり前ですが、オンラインだとどうしても難しい。「食事」の共有体験をリモート環境でも創ることで、一体感を醸成することに挑戦しました。

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(座談会当日、配信でお弁当をご紹介する様子)

また、座談会中はディスカッションした内容をグラフィックレコーディングでリアルタイムに共有できるようにしました。自分たちの話した内容がきれいにまとまっていくことで、参加者の頭の中をお互いに共有する役割になったかなと思います。

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(実際のグラフィックレコーディング)

当日のイベントについては、以下の記事で詳細をレポートしていただいているので、ぜひご覧ください。


----今回は川崎さんご自身ファシリテーターとして参加されていたと思いますが、当日の感想を教えてください。

まず、スタジオに入って、プロフェッショナルな機材と配信環境に驚きましたね。実際の映像もいち企業がPC一台で行うウェビナーとは比較にならないレベルでした。

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(座談会当日の配信スタジオの様子)

良かったのは、これまで自分が参加したオンラインイベントの中でも最も参加者からの発言が多かったことです。最初は少し発言が出づらい部分もありましたが、一度お話いただければ、その後気軽に発言できるような空気になってきたかなと思います。

また、参加者の方々にElasticとして洗練されている印象を与えることができました。今回はエグゼクティブの方々向けのイベントだったので、オンラインでも上質な体験を提供できた部分はすごく良かったです。

これからのエグゼクティブ向けのオンラインイベントには演出と体験が非常に重要になりますね。今回はスペースマーケットさんのプロデュースだからこそ、「体験型のオンラインイベント」の形を実現できたなと感じています。


----リアルイベントとの違いは?

一番は、オンラインだと参加者の反応が見えないことです。自分のなかでフォーカスしたい部分と、参加者の方々の関心のギャップがあったときに、リアルイベントだとそのギャップを察知して修正しやすいんですよね。オンラインだとそれがどうしても難しい。

ただ、今回のイベントは、全員の顔を見ることができて双方向のコミュニケーションがあったので、リアルにすごく近い部分はありました。

とはいえグループディスカッション形式でみなさんのお話をちゃんと聞いてインタラクティブなコミュニケーションをするためには、5~6名が上限かなと感じました。それ以上だとどうしても発言できない方が出てきてしまいます。次回は、ファシリテーターと参加者の間でのやりとりだけでなく、参加者間でのコミュニケーションももっと活性化させたいですね。


オンライン座談会という新しい取り組みへの共感と波及

----開催後の効果や参加者の方々の反応はいかがでしたか?

参加後のアンケートでは、評価いただいた部分としては会社として新しいかたちのウェビナーに模索・挑戦していること自体に共感していただくことができました。

ディスカッションの内容としても、先進的なCIO/CTOの方々に集まっていただけたこともあって、今後のDX戦略について各企業の事例をベースに具体的な議論ができたことに対して評価が高かったです。


----今後の展望を教えてください。

今回は、参加者がお互いに現時点での課題を認識することが一番の目的でした。次回は、解決策のディスカッションや、実際の取り組み事例を共有する会を開催したいと思っています。

また、今回の取り組みの内容をElasticのグローバルのチームに展開したところ、「グローバルのマーケティングチームでもこのレベルでのオンラインイベントはできていない。日本ではこんなに進んだ取り組みをしていてすごい!ぜひ参考にしたい」と非常に評価が高かったんです。なので、今レポート記事の翻訳を進めています。

今後も日本で良い事例を作って、海外に向けて発信していけるような取り組みをしていきたいと思っています。


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オンラインイベントだとどうしても情報発信が一方通行になっていて参加者のエンゲージメントが下がりがち...という課題を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回のElastic様のオンライン座談会のように、オンライン配信のテクノロジーと食事やグラレコといったアナログでの体験を掛け合わせることがひとつの解決策に繋がるでしょう。

スペースマーケットでは、今回Elastic様と実施したような「番組型ウェビナー」の開催支援サービスを提供しております。これまでスペースマーケットで実施してきた数十のオンラインイベントのナレッジを活用して、成果に繋がるオンラインイベントを実現します。

2020年内限定の特別プランもご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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他の会社さんがどのように進められているかなどご興味がある方もいらっしゃると思います。(大人の事情でここには載せることの出来ない)サポート事例も多々ございますので、お気軽にお問い合わせください。

ピンチをチャンスに。オンラインイベント・ライブ配信にチャレンジしたいと考えている方を全力でサポートします。ご相談お待ちしております。


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