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男の一人旅 ニューヨーク編④
ニューヨーク2日目
セントラルパークまで散歩→メトロポリタン美術館→昼寝→ブロードウェイ→タイムズスクエアという順で過ごした。
冷蔵庫がないため、朝食は前日に Whole Foods Market で購入したバナナと卵チーズパンみたいなものを食べた。バナナは1本 0.6ドルくらいで買えるので、おすすめ。
この時、初めて海外のセルフレジに挑戦してみたのだが、英語が読めれば結構簡単だった。ただし、バーコードが付いていない果物類は、直接打ち込む必要があったので、近くのスタッフさんに聞くと親切に教えてくれた。
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アメリカのテレビは、やたら車のCMが多かった。それだけ車が重要なんだろう。また、名物司会者みたいな人もかなりいて、みんな顔の表情筋がめちゃくちゃ動く。英語は顔芸なのかもしれない笑
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セントラルパーク
セントラルパークは、本当に大きくて自然豊かな公園だった。調べたところ、東京ドーム72個分あるらしい。
ずっと歩き続けても、一向に出口が見えない大きな公園なので、自転車でサイクリングしたり、マラソンランナーが走ったりもしている。また、野球やソフトボールができるコートが幾つもあり、地元の地域チームや友達同士で試合をしていたりとニューヨーカーたちの休日の充実ぶりが感じられた。
また、快晴の日が多い最高な場所なので、レジャーシートを広げてピクニックしたり、昼寝、日焼けなどをしたりして過ごす人も多かった。
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メトロポリタン美術館
通称 The MET(The Metropolitan Museum of Art)と呼ばれるメトロポリタン美術館は超巨大で歩き回るだけでも疲労感が尋常じゃなかった笑
また、学芸員の人がほぼヤル気なさそうにしていて、スマホをいじっているか、あくびをしているか、虚ろな目をしている人が多かった。
僕は普段ちゃんとするのが当然と思っていたので、「あっ、ここではこういう態度でも全然大丈夫なんだ。」と環境によって当たり前は変わることを学んだ。
その割に、めちゃくちゃ貴重なものが平然とそこにあり触れそうなので、僕はそのギャップに驚きを隠せなかったが笑
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日光が差し込んで綺麗
好きでよく美術館には行く方なのだが、洋服の好みと絵画の好みが似ていることに気づく。四角形であったり、幾何学模様であったり、カラフルであったりと抽象的な特徴は言えるのだが、それが具体的にどういう要素で僕の心に響いているのか未だ理解は乏しい。
そして、額装というものがとても重要な役割をしている。絵の外郭を縁取る行為が絵画たらしめている。窓も絵画なのかもしれない。内と外の境界、区別。シーガルの額自体も絵画にしてしまう発想は興味深かった。
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また、風景画や人物画もかなり好きである。
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そして、ナバホラグやキルトに関心がある僕としては、布・繊維関連の展示品は面白かった。年代ものにも関わらず、状態が信じられないくらい良いのが衝撃だった。
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昼寝のすすめ
ニューヨークとの時差が13時間あるせいか、やはり時差ボケ気味で頭がぼんやりとする。その際は思い切って昼寝をしてみることをおすすめする。20〜30分寝るだけでも、少々回復するし体力が何より大切である。
と言いいながら、僕は全然起きる気になれず、数時間昼寝してしまった笑 そのせいで、夜が眠れず...
ブロードウェイ
ニューヨークといえばという体験をしてみたく、本場のブロードウェイを観てみたかった。色々と探していると、どうもマイケルジャクソンの半生を描いた MJ が面白そうだったので早速チケットを購入した。
詳細は下記参照。
チケットに関しては、日本からでも購入でき、Ticketmasterを経由して購入した。
価格は2階の一番遠い席でも100ドルはしたと思うが、僕はせっかくなので1階の後方中央の席をを確保した。価格は200ドルくらいだったと思う。
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Neil Simon Theatre で観賞できる
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僕は入場列には公演開始30分前くらいに並んだのだが、どうやらそれくらいから入場しているようだった。
中に入ると、スタッフさんに席はどこかと聞けば丁寧に教えてくれる。
空港での「Next!!!」みたいに扱われないし、優しい。
座席からの眺めの通り、あまり大きくないシアターなので、後方でもかなり近い。そして、中央席はかなり見えやすく正解だった。ちなみに、客席は空席なしの超満員だった。
公演について
公演開始10分前になると、ぞろぞろと役者が出てきた。
果たして何をするのかな?と思っていると、腕立て伏せをしたり、前後開脚ストレッチをしたりと準備運動のようだった。後から気づいたが、すでにこれも演出の中に含まれているようだった。
まず最初に嬉しかったのが、生バンドによる演奏だった。
ドラム、ベース、ギターが後方で演奏者役として出演しているため、音質音量の迫力があり、心臓に響くくらい臨場感が最高だった。
次に、照明と舞台セットの切り替わりがめちゃくちゃ多いにも関わらず、どうやってサイドに納めたりしているんだろう?と思うくらい手際がスムーズだったことに驚いた。加えて、セットのクオリティもかなり高く、相当お金がかけられているちゃんとしたものだった。この環境がとんでもなく整えられていることに感心した。
そして、全役者の個々のダンスレベルが高く、チームワークもとても良かったように見えた。また、セリフが飛ぶようなことはもちろんないが、あんなに早い英語を誰一人として一切噛まないのはプロだなと聴き入ってしまった。
衣装についてもかなり用意されていて、着替える頻度もめちゃくちゃ多かったのだが、早着替えとその段取り力が完璧だった。
やはり、主役のマイルズ・フロストさんに目が行ってしまうのだが、時折ユーモアを交えて観客を笑わせる演出があり、それがより舞台に引き込まれる要素となっているように見えた。しかし、英語が2〜3割しか分からない僕にとっては、笑いどころが掴めなかったので、英語が理解できればより楽しめるに違いなかった。
舞台は1部と2部に分かれており、1部が終わった後にトイレ休憩の時間が設けられている。僕は1部が終了した後に周りが座ったままの人を確認すると、それで何となく察した笑
マイケル・ジャクソンがスーツケースから手袋と帽子を取り出すシーンは有名だが、改めてブロードウェイで観てみて、額装の話と似て容れ物の重要性について考えた。仮に、手袋と帽子を付けたまま登場したら?あるいは、手袋と帽子が裸のままで置かれていたら?と想像すると、容れ物に納まったものを取り出すという行為自体に意味があり、演出があり、特別なものにしているのではないかと感じた。
金曜日だったこともあって、仕事終わりにオシャレな服装に着飾って、夫婦、カップル、子ども連れで観に来ている人がほとんどだった。おそらく、アメリカの中でも余裕がある人たちだとは思うのだが、ニューヨークの文化として芸術を楽しむのが生活に密着しているようだった。
この時、なぜか大谷翔平さんがWBCで「憧れるのはやめましょう。」と言っていたセリフを思い出した。それは、多分僕の中で英語もろくに話せないのに、一人でブロードウェイを観に来ていて、すごい芸術を見せられたというある種の劣等感を抱いていたからだと思う。
自分がした活動によって、お客さんを興奮の渦に巻き込んでしまう仕事というのには、確かに憧れはある。ただ、それは目の前の誰かを喜ばせられれば良い訳で、凄いものに対して憧れを抱くような優劣の話ではないと大谷さんは言いたかったのではないだろうか?と思った。自分が誇れればそれでいいような気がした。その結果、海外の人にも喜んでもらえるなら、なお嬉しいくらいのスタンスでいいのではないかと感じた。
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