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大手エージェントの実力

お金を払って人を採る

私が入社してからは、総務の欠員はほぼずっとリファラル採用でした。かくいうもう一人の総務も、私が独身時代に勤めていた職場の先輩ですし、その前にいたパートさんも私がPTAの活動で知り合った人たちでした。私の後任に採用する人のイメージは、がっつり正社員として働いてくれる若い女性(といっても30代か40代ぐらい)の想定なので、さすがにもう私の知り合いでは賄えません。

4月から無料サイトに求人広告を出していましたが、さっぱり人が集まらないので、いよいよ人材紹介会社にお願いすることにしました。人材紹介というのは、企業に人材を紹介して面接するところまでは無料で、採用が決まったら想定年収の35%を紹介手数料として支払うという契約が一般的です。(専門職だと40%とかそれ以上ということもあります。)

数打ちゃ当たるとでも

専門職の採用の場合にはその分野に特化した紹介会社が断然強いのですが、今回は事務職。ここは知名度のある大手の会社に頼むのがいいだろうということで、ひとつ前の投稿にも書いた通りRクルートとP-ソルキャリアの2社に依頼しました。専門職の募集時には1ヶ月に1人の紹介があればいい方だったR社とP社ですが、さすが母数の多い大手です。すぐさま10人20人という人材の履歴書が送られてきました。

職務経歴と学歴と転職の回数や頻度などをひとりひとりチェックしていくのは、まあまあの労力がいります。でも今どきの採用はスピード重視なので、応募が来たらすぐ対応しなければなりません。こちらの回答が遅れたら良い人材はすぐ他社に取られてしまう、という強迫観念がありますから最優先です。が、しかし、10人来た中で面接に進めてもいいかなというのはせいぜい1人ぐらい。例えばFラン大卒で歯科受付1年半…みたいなタイプの人とか、割となんでもかんでも紹介してきます。

コピー取りのアシスタントを募集している訳ではないんですけど?と、若干の憤りを感じながら、良い人が応募してくるのを待ちました。

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