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教師は世間知らずだから、一度民間企業で勉強して来い というとてもありがちなご意見

よくあるタイプの教師批判だけど、この記事ほんとなのかな?とまず思う。マグノリアさんって実在する人なのかな? だって、1人の女性の意見だけで記事を作るって、そもそも変じゃない?

教師に問題があったり、問題がある人が少なくないのは事実だけど、それを「世間知らず」だけで語ろうとする議論は雑すぎる。よくある「民間を見習え」の公務員バッシングと同類じゃないかな?

ということで、私の考えに近いコメントがあったので、引用する。

「一般社会でもまれた経験がない」というフレーズで教師をディスるパターンは、昔からあるが、他の職業って、すべて「一般社会でもまれてる」職業なのか?
ある特定の職業に就くってことは、その仕事に特化した内容をこなすわけだ。その専門性が必要にはなるが、それ以外の「一般社会」とか言ってるものが、はたして何を指すのか、どこのことを言ってるのか、それを指摘してほしい。多かれ少なかれ、どんな職業であろうが人々が生活する中での「社会」の中で、もまれながら、あがきながら、給料をいただいている。教師もまた然り。
そう考えれば、どんな人々も社会人としてスタートする時は、いわゆる「一般社会でもまれた経験がない」わけだ。そこから教師を排除しても、まったく意味がない。
昔から教師ってあることないこと、ディスられやすい職業がゆえに、こういう記事を書く時に、使いやすいフレーズなんだと思うが、記事の書き手は気をつけてほしい。

まあ、考えてみると、教師というのは誰もが関係する、関係してきた職業で、その点特殊なんだよねぇ。生徒としての関わり、自分の子供を預ける関わり。その点で、各人が各人なりの「教師像」「教師観」を持っていて、多かれ少なかれ、疑問や恨みを抱えている。「ひと言言いたい」「バッシングしたい」標的なのだ。
かく言う私だって、生徒時代の教師に対する不満や恨みはあるからねぇ。(自分が教師をやっているにも関わらず)
因果な商売だよねぇ。

ひと言言わせてもらうと、教師であれ、公務員であれ、会社員であれ、視野を広げる努力をしない人、想像力を持たない人は、「世間知らず」なんだと思いますよ。

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