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アルビレックス新潟

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#王者

アルビ、J1折返し 〜風と共に去りぬ〜

アルビ、J1折返し 〜風と共に去りぬ〜

J1昇格したアルビレックス新潟。
久しぶりのトップリーグは以前戦っていた時代とはうって変わり、インテンシティバリバリの目まぐるしく攻守が入れ替わるサッカーだらけの環境に変貌していた。

そんな環境にJ2で磨いた攻守がどれくらい通用するか楽しみでチャレンジした17試合。

楽しい試合もあれば、正直言ってただただ不甲斐ないプロ失格の試合も幾つかあった。

そして、圧倒的な個の力を発揮してチームを引っ張

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アルビレックス新潟1-0川崎フロンターレ 〜真価を見出した左SB〜 

アルビレックス新潟1-0川崎フロンターレ 〜真価を見出した左SB〜 

暖かい日差しが降り注ぐビッグスワンで行われたJ2王者新潟対ここ数年のJ1王者と言って差し支えない川崎の一戦。

新潟は高木と堀米、千葉の主力3名が怪我で出れず。
川崎も怪我人続出でスタメンに苦労。
お互いけが人がいるなかで、結果的には新潟の方が影響を見せずに戦うことができた。

新潟は昨シーズンから「誰が出ても問題ないチーム作り」をしており、メンバーが変わる危機を乗り越えて昇格してきた。
しかし、

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広島1-2新潟 〜ただのメモの雑感〜

広島1-2新潟 〜ただのメモの雑感〜

https://www.football-lab.jp/niig/report/?year=2023&month=02&date=26

後半タイムラインが広島の攻撃だけ。広島がフォーメーション変えてマンツーマン気味にハメられたのはあるが、ピッチでは何が起こってたのか。
次節の札幌もマンツーマンで来るタイプ。
広島戦でめちゃくちゃ押し込まれた原因を考えてみる。

新潟のツートップ脇、広島のCBのワ

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セレッソ大阪2-2アルビレックス新潟 ただのメモの雑感

セレッソ大阪2-2アルビレックス新潟 ただのメモの雑感

前半

開始1分でわかる去年から地続きのサッカー

これを表現してくれたのはシンプルに嬉しいし、自分たちの準備していたことが感じてめちゃくちゃ嬉しかった

カメラの台数多いしカメラワークも良いし、これがJ1か

カウンターの時のスプリントで、選手のコンディションの良さを感じる

昨年の途中から目立ってきたダブルボランチもペナまで侵入する形が何回か見られる。昨年は島田のほうが上がってた印象だけど、今

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アルビらしさとは?新潟をフレームワークしてみた 2023

アルビらしさとは?新潟をフレームワークしてみた 2023

まずは、2019年。J2時代の新潟が目指していた方向性を振り返ってみよう。
片渕監督就任時、スローガンは「走れ!」
その名の通り、ボールをダイレクトに動かして、いわゆる縦ポン、THE J2的な走るサッカーを志向していた。

よく考えてほしい。これはたった3シーズン前。
でも、よく思い返してほしい。3シーズン前からさらに何年か前、J1の時代から新潟は泥臭く走るスタイルだった。

パラダイム・シフト

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名将松橋力蔵はアルビレックス新潟に何をしたのか?

名将松橋力蔵はアルビレックス新潟に何をしたのか?

監督一年目、J1昇格&J2優勝。
この実績で名将と呼ばずしてなんと呼ぶのか。

この名将が2022年のアルビレックス新潟で何をしたのか、備忘録として残しておきたい。

選手を信じた戦術まず、基本的に松橋監督は自分たちのサッカーの意図や核心をつくようなことはインタビューなどでは話さない。
前任のアルベルトは戦略戦術を言っていたし、選手たちも狙いを公言してただけに、やってるサッカーの意図は掴みやすかっ

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