【お料理】 焼き芋のお味噌汁 （調理時間：5分）

・余ったおやつのアレンジでさらに美味しく。
・調理した食材を具材にするので調理時間の短縮に。
・普段のお味噌汁が少し楽しく。

タイトルを見て「え？焼き芋？」と思われた方、「焼き芋はそのままが一番よ」と思われた方、そんな方に特に試して頂きたいです。
おじいちゃん・おばあちゃんっ子だった私が、子どもの頃によく食べさせてもらっていたおやつが焼き芋でした。

オーブンがあればお家でも出来ますし、今では家庭用のオーブンレンジも進化していて、オーブンがなくても十分美味しい焼き芋が焼けます。
さらに某量販店やスーパーでも普通に売られていて（安いのにけっこう美味しいんですよね）、昔のように「いーしやーきいもー」のラッパを待たずとも、買いやすい時代になりました。

今回は、お家でまとめて焼いたけど余ってしまった焼き芋、買ってきたけど全部食べきれずに残ってしまった焼き芋を大変身させたお料理です。

☆材料はこちら

・焼き芋
・出汁
・お味噌

めちゃくちゃシンプル。
もちろん、普段のお味噌汁に追加で焼き芋を入れても全く問題はありません。
焼き芋が入ることで、他の具材との味のコントラストも活きてくるでしょう。

「出汁をとってないよ」という方は、煮干しを数匹入れるか、鰹節のパックを散らすなどすれば簡易的な出汁が取れますよ。
もちろん出汁の効いたお味噌汁は美味しいですが、そこまできっちりしていたら料理は楽しめないので、あるもので美味しくしてくださいね。

出汁を火にかけて沸騰してきたら、火を止めてお味噌を溶きます。

お味噌を溶いたときにこの「もわもわ」ができるのは、美味しいお味噌の証拠なんだとか。土井善晴さんがtwitterでたまに書いておられます。

もわもわ

みそしるは安心 pic.twitter.com/k6fDUjZqLg

— 土井善晴 (@doiyoshiharu) March 9, 2020

焼き芋はあつあつ焼きたてを入れてもいいのですが、基本的に焼きたては「焼き芋」として召し上がっておられることでしょう。
冷めた焼き芋は、レンジやオーブントースターなどで、少し温めておいてください。

出来たお味噌汁をお碗についで、焼き芋を少しほぐして入れたら完成です。

焼き芋をお箸で崩しながら食べると、焼き芋独特の甘い風味とお味噌汁のしょっぱさが絶妙にマッチするんです。
サツマイモの入ったお味噌汁とは、また違った美味しさが楽しめます。

作って頂ける前提で書いていますが、これって何でこんなに美味しいのでしょう。
それはお味噌汁自体がもう美味しいからです。美味しいお味噌を使ったお味噌汁は、美味しくないはずがない。
焼き芋というそれだけでも美味しいおやつを、さらに美味しく包み込んでくれるお味噌汁の偉大さに、ただただ感動です。

ちょっと変化球を加えたお味噌汁、ぜひ試してみてくださいね。