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せんせいあのね

僕が、小学校1年生の時。

毎週末に作文を書いてくるという宿題が出されていた。

その作文帳の名前が「おたよりあのね」といって、(株)キョクトウ・アソシエイツ(=現在の日本ノート株式会社)が出版する学習教材だった。

表紙にはイソップ物語の「きつねとひょう」のイラストが描かれていて、その裏に物語文が書かれている。

そんな作文帳を先日見つけた。

僕が14年前に書いた作文。

書き出しは毎回同じで「せんせいあのね、」である。「せんせいあのね、きのう、○○にいったよ」みたいに綴られている。つまりは、担任の先生との交換日記に近いもので、日常生活で起こったこと、感じたことなどを文章にして書くという練習になっていたのだと思う。

せんせいあのね、きのうぼくのくつ下をかったよ。トトロの絵がついたくつ下だよ。よるおふろに入ったあとくつ下をはいてみたよ。おふとんに入るまで、ずっとはいていたよ。

どんな靴下だったのか、記憶にないけれど、当時の心情が文章から伝わってきたのでここに共有したいと思う。

少しずつ秋らしくなってきた……。

体調管理。特に気を配っていきましょう!

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