ASDの彼と出逢うまでの私 馴れ初め編【第1話】
出会いは今どきの○○○!?
そう、簡潔もしくは完結に言うならば、
私達の出会いはマッチングアプリである。
まさか自分がマッチングアプリを使って
彼氏ができるなんて…。
人生何があるか分からない。
ベンチャー修行中、バチェラーが唯一の楽しみ
当時の私はというと、
看護師から起業するための修行の場として
ベンチャー企業に転職したばかり。
看護師から慣れない環境で、
日々鍛えられながら過ごしていました。
アラサーも中盤に差し掛かる年齢。
一応結婚はまだ諦めていない。
そんな時に始まった、某有名番組バチェラー4。
開始から常に見逃さずに見ているバチェラー、
当然今回も見逃す訳にはいかない。
仕事が終わって、都度リアルタイムで見る。
私の至福の時。
そんな頃、バチェラーを通じて、
同僚のAちゃんと仲良くなった。
恋愛女子力満点のAちゃんの存在
Aちゃんの女子力は信じられないほど高い。
おまけに美人。
街中を歩いていたら驚く程目立つ。
隣に並んで下さることが誇らしい。笑
彼女は、週末はネイルに美容院にマツエクに通い、
自分なりの美しさの定義を持っている。
美において抜かりない努力の結果を体現している。
もちろん、恋愛においても抜かりない。
彼氏は「常にいないとダメタイプ」と堂々と公言し、
女そのものを、恋愛そのものを楽しんでいる感じ。
かといって男に依存しない 。
そして、とにかくモテる。
仕事の休憩中のコンビニに行く時でさえナンパされている。
そんな美と恋愛の暴力を併せ持ったAちゃんに
敵わなずとも、どんどん影響されていく私。
美容を楽しむようになり、次第に恋愛までも…
「みぃちゃんもマッチングアプリやったらええやん!」
その当時、珍しくAちゃんには彼氏がいなかった。
(今は結婚前提で同棲だってしているのに…。)
Aちゃんはマッチングアプリを駆使して見事なスキルで
マッチングはおろか、デートも告白もされていく。
そんなAちゃんを横目で見る、
バチェラーを楽しむだけの恋愛非リア充の私。
「みぃちゃんもマッチングアプリやったらええやん!」
Aちゃんから本心から楽しむ笑顔で言われた一言。
美女にそんな可愛い笑顔で言われたら断る理由もなかった。笑
Aちゃんにプロフィールやアイコン写真のアドバイスを受けた私は
こうして、マッチングアプリデビューするのでした。
8年ぶりの彼氏なるか?!
そう。何を言おうと
私には8年間彼氏がいない。
「仕事が忙しかった」とか
「リア充し過ぎた」とか
表向きは良いが、
裏を返せば、
単に現実から目を背けた、
非モテ女子になった、だけである。
8年ぶりの恋愛、
成就なるか?!?!
続く…。
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今回も拙い記事をお読みいただきありがとうございました!