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曲作りがサイクルになった日 Day2

こんにちは。今日はこちらの続きです。

『もっと沢山の人に聴いてもらいたかった』という気づきは、私の音楽人生にバラバラと点在していた諸々を、ひとつの環で繋げました。
今日は、これまでの作曲工程と圧倒的に足りなかった部分を洗い出すメモ的なものになります。

これまでの作曲3ステップ

手始めにこれまで作曲工程を振り返ってみます。概ねインプット、クリエイト、アウトプット、の3ステップに分けられます。

1.インプット

音楽を聴いたりDTMの知識を仕入れたり音楽理論を勉強したりといった事は勿論だけど、ギターの練習とか本を読むとかドラマを見るとか、友達と飲みに行くとか、仕事も遊びも全て含めてインプット。日常の何もかもが作曲の糧になります。
時々、強く印象に残った出来事や言葉や音を、紙やスマホにメモしてます。

インプットを積み重ねているうち、何かの拍子に書きたいと思う題材と対象が生まれ、曲を作る初期衝動になるって感じです。

動機が自然発生なので作った曲は両手で余る程度。この受身な動機能動的に変えたいところです。

2.クリエイト

動機が出来たら作曲です。先ずは鼻歌。
メロディの時もあればリフやリズムだけの時もあります。
ただし、鼻歌の段階で、テンポやコード感、使いたい音色も含め、何かしら揺るがない旋律が一節出来るまで詰めます。

一節出来たところで初めてギターでコードとリズムをあて、歌ものは足りない歌詞をインプットから取り出して肉付けします。

通して弾き語り出来たら曲の完成。ギター以外の音が欲しい時とインストはDAWで編曲、ってのが一連の流れです。

少し話がしがそれますが、鼻歌で一節出来るまで詰めてるのは、すぐに楽器(ギター)を手にしてしまうと、響きに引っ張られて、初めに描いたイメージとかけ離れてしまう事が多々あったからです。書きたかったのはこれじゃないと気づくとモチベーションはダダ下がり。これで何曲ボツにしたかわかりません。

ただ、こうなる原因は知識と経験が少ないからだと、音楽理論を勉強しはじめたおかげでわかりました。ダイアトニックコードやテンションがわかりだすと次の展開に幅をもたせられます。もしくは理論に相応する経験があれば、ボツにするほどかけ離れることも減らせたでしょう。
逆に弾けるコードや手癖だけよく作ってこれたものです。

音楽理論の勉強は並行して続けますが、経験値を増やすには、たくさん曲を書く、しかも効率良くというのがクリエイトの課題だと感じてます。

3.アウトプット

出来た曲は、CDかUSBに落としたものを贈るか、仲間内の集まりで弾き語るくらい。ライブハウスや路上で披露した事もありますが数えるほど。それも自ら進んで、ではなく誘われてです。

贈りたい人にだけ届けば良かったので、広く聴いてもらう機会を全く作ってこなかったというのが現状です。
また、歌が下手という自覚もあるのであえて恥を晒す必要もない、という思いもあって、YoutubeやSoundCloudなどに積極的に上げてませんでした。

今は、歌の上手な方や、絵師さん、動画エンジニアさんなどの専門家に依頼することが比較的容易なので、曲を含めどのようなコンテンツどのプラットホームにあげるかがポイントだと思います。

圧倒的に足りないモノ

もっと沢山の人に聴いてもらうには、アプトプットが足りないことは明白です。ネット常時接続時代にネットを利用しない手はありません。
ただ、プラットホームに上げるだけでは機会が増えただけで聴いてもらえるかは運任せ。少ない経験からでも聴いてもらえる可能性は極めて低いとわかります。
また、上げて終わりでは、これまでと変わりません。

4.リサーチ

そこで沢山の人に聴いてもらうにはリサーチが必要という結論にたどり着きました。足りないどころかまったく手も着けてなかった部分。
単純に言えば、レスポンスを得て分析し作曲に活かす、ってことになります。

先日参加したイベントで得られたものを。
魅力的な動画があることで最後まで聴く耳を持ってもらえる(まさに見る音楽)。ジャンルやスタイルに関係なく聴きやすい音量感と雰囲気がある。自分一人で全てやる必要はない
もちろんコメントから得たものも。
「みんなのうたで流れてそう」とか「やさしい」といったご感想は自分の感覚を補正する言葉になりました。これだけでも改善点が見えてきます。

同様のイベントに積極的に参加しようと思ったのも、改善に繋げやすいレスポンスを得られるからです。そして改善が新たなインプットに繋がります。

タイトル回収の兆しが少し見えてきたところですが、長くなったので続きは次回にさせて頂きます。まだ考え始めたばかりで具体的なことは少ないのですが、新しく取り組むことを具体的に書ければと考えてます。

2000文字くらいが読みやすい、これもリサーチから得た改善のひとつです。

ではまた、enjoy♪

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