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一つの良い習慣から、他の良い習慣が連鎖的に身についてゆく

最近こちらの本を読みました。
kindle unlimitedの対象になっていたので試しに読んでみたんですが、
何かを習慣化する場合の進め方が分かりやすく書かれていました。

今日はこちらの本から気になった内容を書いていきたいと思います。

自分への"スイッチ"となる習慣を見つけ、習慣化する

たった1つの良い習慣を身に付けることによって、あなたの生活を向上させるための他の良い習慣が連鎖するように身に付いていく。
三浦将. 自分を変える習慣力 (Business Life) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.172-174). Kindle 版.

自分を大きく変えるような習慣を、
本書では"スイッチとなる習慣"としていました。

何か一つ良い習慣が身に付くことで自分への"スイッチ"が入ると、
その習慣から波及した別の習慣も自然と身に付いていくよ!ということです。

自分にとってのスイッチは?

例えば僕の場合、スイッチとなっている習慣は”早起き"だと思います。
早起き自体は時間を作り出すための手段であって、
早起きすることで楽器を練習したり、
noteを書いたりする"習慣"が生まれています。

もうちょっと深掘りすると、例えば"noteを書く"習慣は、
 - 毎朝自分の考えを整理する習慣
 - アウトプットとして文書化する習慣
 - 文章の書き方を考える(学ぶ)習慣
のように、関連していくつもの習慣が生まれているように思います。

無意識にやっているレベルを目指す

習熟段階は、無意識レベル(知らない)から始まって、それが意識レベル(知っている、できる)に変わり、習熟が進んだ段階では、また無意識レベル(やっている)になっていくという流れがあります。
三浦将. 自分を変える習慣力 (Business Life) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.260-261). Kindle 版.

無意識にできる、考えることなく進めることができる、そんなレベルに到達したことで、その習慣が身に付いたと言えるようです。

現在のレベルは?

僕の朝の習慣として上で書いた例だと、
 - 楽器の練習:やるべきことはルーティン化され無意識に進められる
 →無意識レベル
 - noteを書く:書き始めることはできるけど、書き方は試行錯誤中
 →意識レベル
ということになりますね。

毎日noteを書くようになって習慣化されつつあるものの、
自分なりの書き方、表現の仕方が自然と出てくるようになったら、
そこで初めて習慣化できたと言えそうです。

習慣化の賢い始め方とは

「まずは1つのことに集中する」こと。つまり、一度にあれもこれも習慣化しようとしないこと。
三浦将. 自分を変える習慣力 (Business Life) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.534). Kindle 版.
習慣化しようとする項目の絞り込みを行い、それでも複数ある場合は、その優先順位を決めます。そして、最初に取り組む習慣を決め、それに取り掛かります。1つ目の習慣を3週間から3ヶ月続けたあたりで、どれだけ定着したかを確認します。
三浦将. 自分を変える習慣力 (Business Life) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.538-540). Kindle 版.

何かを始めると、あれもこれも始めたくなるんですよね。
でもちょっとした習慣でも何かを始めるにはけっこうな労力がかかりますし、確かに複数同時は難しいなと感覚的に思います。

本書ではこの辺りの話を「意志の力で頑張りすぎるとうまくいかない」、
そして「意志の力は消耗するので、初期段階ではなるべく意志の力を多く使わないようにする」と説明していました。

何事も気合だけでどうにかするのは続かないよ!ということですね。

いくつも習慣を作りたい場合、スイッチの話とも重なりますが、
まずは一つ習慣を決めて、それが定着するまでは無理はしない。
一つの習慣が定着したのを確認してから、その習慣から派生する取り組みを習慣化してゆく、というのが進め方として無理がないようです。

終わりに

何かを習慣化するというのはとにかく続けることだ!と思いがちですが、
 - 自分にとってスイッチとなる良い習慣から始める
 - 習慣化するのは一つずつ、欲張らない
というのを意識して進めていくのが大事なんですね。

何かを始めたけど長続きしなかったことって今までに数え切れないぐらいあります。
思い返すと確かにちょっと頑張りすぎて挫折したり、あれこれ欲張って取り組もうとしてどれも身につかない、なんてことが多い気がします。

これから何かを習慣化する場合、どうやったら無理なく習慣化できるのかを考えながら進められるようにしたいと思いました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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