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【初夏の北アルプス】 コスパ最高‼ 大日岳 〜中編〜 【登山】

立山ほどの知名度はないものの、比較的お手軽・オトクに北アルプスを堪能できる名峰・大日岳をご紹介します。

■ 標高1,700mに広がる台地・大日平

さて、牛ノ首を抜けた後は次第に樹木が減っていき、熊笹が生い茂る台地・大日平が眼前に現れます。

大日平は、標高1,700m前後に広がる広大な台地のうち、北側の一角です。とても見晴らしが良く、歩いてきた方向へ振り返ると、富山平野を一望できます。

大日平から富山平野を望む

牛ノ首から木道を歩くこと40分。コースの中間地点・大日平山荘に到着です。コースはここで北へと直角に折れ、再び勾配があがっていきます。

■ 雪渓を登る

大日平から山頂を臨む

上の写真は、何年か前の6月30日に、大日平から山頂方向を撮影したものです。斜面は南向きなのですが、まだ雪が残っていることがわかると思います。この時期は、結構な距離の雪渓を登ることになるので、必ずアイゼンを持っていってくださいね。

大日小屋の赤い屋根

また、雪渓の上では登山道から外れないよう注意してください。
場所によっては、雪渓の下に雪解け水が流れており(つまり、沢に雪のアーチが架かっている状態)、踏み抜いて沢に落下してしまう危険があります。
雪渓を見るとテンションが上がりますが、大怪我をしないよう慎重に行動しましょう。

次回は大日小屋と帰りのお楽しみについてご紹介します!


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