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映画の話330 大いなる陰謀

 アフガニスタンでの作戦について応酬する上院議員とテレビ局のリポーターとの会話、保身に走るテレビ局の上司、大学の先生と学生の会話、そしてそこから志願して兵士になり敵に囲まれる2人の兵士。
 ひとつの戦争、軍事作戦を軸に、それぞれのあり方が描かれます。また、貧困と教育と軍隊が関係している様子もうまく描かれていると思いました。
 硬派で考えさせられる作品でした。そのどれもが会話によってなされていく、ほぼセリフだけで紡いでいく構成もすごいと思います。
 誰かのため、何かのための正義ではなく、平和そのものが正義だということを考えさせられしました。

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