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2/1 合併号【Project KGSDGs Vol.106 】& 【童夢 Arts沼 #30 】 コロナ × 部活動 バンド × 文藝部#13

〈1〉コロナ禍 × 文化部部活動#1〜3
〈2〉日本の強みはやっぱりこれ#1〜9
〈3〉新しい仕事のスタイルと社会構造について
  ①パートナーシップ型・プロジェクト解決型が意味するものは?#1〜4
  ②ボリュームゾーンの崩壊
  ③未来の学校はたぶんこうなるから今から準備しておかないとたぶん生き残れない要件
〈4〉未来人たちについて(たぶんこんな社会になるのかな)

〈3〉新しい仕事のスタイルと社会構造について
①パートナーシップ型・プロジェクト解決型が意味するものは?#1

 まず、この動画を観てください。

 時間がない人は冒頭から3分25秒までのところを観てください。まずそこまでの話をさせてください。

https://youtu.be/xnbvsK-MnKg
 
 Adoという人について調べていたとき、見つけた動画です。報道ステーションのインタビューで、yamaという人と、くじらという人の「春を告げる」という楽曲にちなんだインタビューです。先日のMステでも一瞬だけ紹介されました。
 その動画で驚いたのは、この累計再生回数が1億回突破という化け物コンテンツ(かつては「商品」とも呼んでいました)を創ったyamaとくじらは、一度も会わないまま、住んでいるところも顔も知らないまま、SNS上でつながり、協働し、創ったということです。ふたりは今でもお互いを知らないままの関係だということです。

 どうしても昭和、というか20世紀人の感覚だと
「仕事っていうのはな、まずお互いによく知りあってだな、人となりをわかりあってやるもんなんだよ。
 ほら、『同じ釜の飯を食った仲』『裸のつきあい』っていうじゃないのよ、ああいうところまでお互いの人間性というのをだなあ、とことん知った上で初めて、な?、いい仕事ってぇもんが、や〜っとできるってもんよ。
 だからな、ぺぺっと済ませたらだめ。電話やメールだけで仕事ができると思うな。直接先方さんに行って会ってこい。夜は、ほら、あっちの方が好きっていうことだからあっちの方にな、うまくあっちの方のお店に連れて行くの忘れんな。最後にタクシーつかまえてあげて、そんときタクシー代渡すようにな。何? タクシー代? 馬鹿言ってんじゃねえよ、領収取っといてくださいなんて先方さんに言えるかよ。自腹だよ自腹。あたり前田のクラッカーだろ。常識で考えろ。
 終電過ぎたら、あそこの、サウナかカプセルホテルに泊まればいいだろ? 始発で家に戻って服着替えて来い。明日も大きな取引先と会うんだから。
 足使え、足。
 やっぱ仕事は人なんだよ、人!」
となります。
 
 こうした価値観の対極に彼らの「仕事の流儀」はあります。どちらが良い悪いという是非論は不毛なのでしません(と言いながら、ひと言だけ個人的見解を述べさせてもらうならば、「仕事は結局、人と人とのつきあい」という部分に関してだけは昭和の労働観に禿同です)。

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