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シトラスリボンプロジェクト #5 〜SDGs・探究への招待 #127 ~

 昨日、朝8時ごろから、有志のみなさんが、正門で登校するみなさんにシトラスリボンを配布しました。

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 受け取ってくれたみなさん、どうもありがとう。受け取ったシトラスリボンはぜひ身につけたりカバンにぶら下げてください。これを機会に自分でも作ってみることをおすすめします。

 それから有志のみなさん、お疲れさまでした。最後の仕上げにやることがあります。

 リボンを作って配るという、たったそれだけの活動でも、きっとみなさんはたくさんのことを思い、感じたと思います。

 シトラスリボンを作る大変さ、楽しさ、作りながらあらためて医療従事者の方々に馳せた想い、自分のキャリアを見つめる時間、リボンを配るちょっとした誇らしさと恥ずかしさ、リボンを受け取ってもらえる喜び、断られてしまった残念さ。。。。

 それはお金では買えない、目に見えないレアなアイテムを手に入れたことと同じです。みなさんは、とても貴重なものを手に入れました。そこに気づいてほしいです。

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 そしてそのレアアイテムを形にしましょう。それが仕上げとして、このプロジェクトの最後にやることです。

 今回の経験を言葉にして書いていってください。日にちが経てば経つほど熱量も、思いも、記憶も薄れていきます。ですから期末テストの勉強の合間に書きましょう。勉強以外にやることがある方が、かえって勉強ははかどります。
 そして、期末テストが終わったら、今度は「差別」や「偏見」、そして「医療現場の現状」をできるだけ詳しく調べてください。

①「個人的な実感と思い」、そして
②「客観的な事実とデータ」

 この2種類のファクターがそろえば、ポートフォリオが書けます。
 しかもみなさんは、実際にアクションし、経験しました。みなさんの「個人的な実感と思い」は、「アクションに裏打ちされた実感と思い」です。それだけで説得力が増します。ポートフォリオのクォリティが上がります。もちろんグラフや表、イラスト、図解、チャート、写真など、たくさん載せてください。みなさんが配っているときの写真はたくさん私が持っていますのでいくらも差し上げます。

 最後の仕上げに、ポートフォリオを作成してみなさんがこの10日間ぐらい取り組んだアクションを言語化し可視化すると、そのまま受験(特に総合型選抜)や、もっと言うと就活でも使えます。みなさんのキャリアにダイレクトに関係することですからとても大切なことです。そして、ひと通り書いたらぜひ読ませてください。一緒にさらに良いポートフォリオにしていきましょう。

 もちろんみなさんもご存知の通り、医療看護系は、総合型選抜でもほぼ例外なく厳しい学科試験があります。ですから期末テストや英検、実力テストのための勉強をがっつりやって力をつけていくことが前提です。そこのところを抜かしてしまうと、今回のアクションも、ポートフォリオも、台無しになります。Early Bird's Nestをうまく活用して力をつけていってください。

 今回のプロジェクトの参加の有無にかかわらず、生徒のみなさん、たった今、この瞬間から、学力と、プロジェクト参加による人間力の両方を、意識してビシバシ伸ばしていきましょう。それは、1年後、または2年後に、きっと大きな結果となって自身に還(かえ)ってきます。

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