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本気のSDGsの話#3

 学校という所は、未来の大人が集う場であるにも拘わらず、最近何かと話題のブラック校則を始め、最も変化しない保守的な場所、社会の中で最後に変化する場所です。
 一方で、頑強にプロテクトしているからこそ流行に流されず本質を見失わないという良さもあります。
 ただ、そこにあぐらをかいて本質を見極めようとする学究心を持たない学校は、ガラパゴス校、超閉鎖的な思考停止の王国へとならざるを得ず、淘汰されていきます。
 国際社会からみなさんが通っている学校に至るまで、SDGsへのシフトチェンジは、それがただの流行なのか、社会を根幹から変えるパラダイムシフトなのか考える間もなく、加速度的に行われました。
 今後、各国政府や企業を始めとしたあらゆる組織は、SDGsすら常識として扱わなければならなくなり、さらに独自の魅力を創り出さなければ競合他社と差別化できなくなると思います。それが今までにないまったく新しいアイディアであろうと、原点回帰的なアイディアであろうと。実績さえ出しておけばよかった高低度成長期(近代化)は終わり、実績はもちろん、社会貢献や企業倫理を明確に持ち、外部に発信しなければ社会を構成する組織の資格が与えられない時代へと移行しました。

つづく

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